<< 先週の振り返り >> 

先週の日経平均は前週末比1,600円強上昇。8−10月の大幅高の反動、FRBの利下げ期待低下、中国政府の高市政権への言いがかりなどを重石とする月初からの利確賛成ムードを引き継ぎ、連休明けは48,659円で取引を終了。

しかし、FRBの利下げ期待の回復を転機に売り方の買い戻し・自立反発狙いの買い機運が盛り上がり、週末にかけては3日続伸にて50,200円台まで浮上。

□ テクニカル : 日経平均は連日の10日線超え、ゴールデンクロスが視野に入る5日・10日線とMACDが上昇トレンド回帰を示唆。上値は節目の51,000円から11月半ば高値の51,300円水準が、下値は5日線が控える49,000円台半ばがともに強めの抵抗帯として意識されます。

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■ 今週の展望 : 買い優勢も波乱含み、プライム系銘柄はしっかりと!

日経平均は8−10月の大幅高に対するテクニカル調整一巡、市場マインドの良化や中間配当の再投資需要などを背景とする(押し目)買い優勢の展開をベースに、来週のFOMC(12/8,9)やメジャーSQ(12/12)に絡めた先物需給を加減した推移へ。想定レンジは49,500−50,900円。

週内のイベントでは植田日銀総裁の講演(12/1)に注目。10月以降のドル円はFRBの利下げによる米経済の復調を期待したドル買いと円キャリーによる円売りを背景に騰勢を強めていますが、高市下げに必死なオールドメディアや経済に疎い政治家さん達が円安リスクを過度に騒ぎ立てているだけに、利上げに含みを持たせる発言 → ドル円安・日本株安に警戒したいところ。※ その場合も49,000円台半ばでは底堅い推移が予想されます。楽観シナリオとしては、直近のドル円の落ち着きを背景とする「植田氏の利上げへの言及回避」 → 51,000円超えをケア。

中国政府の言いがかりに端を発する更なる日中関係の悪化への油断は禁物ですが、トランプ大統領の介入により短期的にはフェードアウト ≒ マーケットでの注目度が低下する流れが本線。

個別株動向 : 東証プライム銘柄に関しては(不安残しの日経平均に反して)最高値更新を視野に入れているTOPIXなりのしっかりとした推移へ。

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中小型株に関しては、東証グロース指数のテクニカル良化に伴う年末にかけての巻き返しに期待。ただし、極一部の銘柄が買われる“物色の二極化”は不可避と見ていますので、薄商い銘柄や弱テクニカル銘柄にとっての厳しい展開は続きそうです。

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