おはようございます。

昨日のNY株式市場は小幅反発。朝方発表された1月消費者物価(CPI)が市場予想の前月比+2.5%を下回る+2.4%で着地し、インフレ鈍化思惑・FRBの利下げ継続期待を高めた他、前日の大幅安による自律反発機運の高まり、翌日からの3連休を意識した売り方の買い戻しなどを追い風に、昼過ぎに49,743ドル(+292)まで上昇。しかし、引けにかけてはリスク回避トレード(債券買い・ハイテク株売り)が再燃して株価を圧迫。

ナスダックは続落。好決算のAMATを中心に半導体セクターが指数を下支え。

NYダウ 49,500ドル +48
ナスダック 22,546 −50
S&P500 6,836 +3
米10年債利回り 4.056% −0.048
為替 152.75円/ドル
日経先物 57,610円 +620

□ テクニカル : NYダウは節目の50,000ドルに上値抵抗を示した後の下押し、パラボリック売り転換などが持ち合いによるテクニカル調整局面入りを示唆。上値は1月天井圏の49,600ドル付近が軽め、50,000円台序盤が強め、下値は節目の49,000ドル付近、1月半ばの安値48,500ドル付近がそれぞれ抵抗帯として意識されます。

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ナスダックは一目均衡表の雲下限割れにより軟勢を更に強める格好。上値は右肩下がりの5日・10日線がそれぞれ強めの抵抗帯。22,200−22,000レンジでは相応のリバウンド圧力が想定されますが、ここを割り込むようなら更に悲観色を増す不安定な形状。

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米10年債利回り(長期金利)は4.3%水準を天井圏とする戻り売り優位の形勢。もっとも、現在の米物価・景気動向を考慮すれば4.0%割れは下方オーバーシュートと捉えるのがスマート。すなわち、セットで下落している米ハイテク株とともに下落余地は限定的と予想されますが、底打ち後も低位持ち合いに留まる展開に要注意。

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金市況は1月後半のバブル気味な上昇に対する良識的な調整(値幅調整)完了 → 右肩上がりの20日線をサポートラインとする戻り歩調の継続優位。

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【主な政治・経済イベント】
2/16(月) NY休場
2/17(火) 米2月NY連銀製造業景気指数
2/18(水) 米1月景気先行指数、1月FOMC議事録
2/19(木) 米2月FF連銀製造業景気指数
2/20(金) 米12月個人消費支出(PCE)、2月ミシガン大学消費者信頼感指数

■ NY株展望 : 続・需給不安 ± 利下げ思惑

ドルインデックスの軟化傾向、債券買い(金利低下)ハイテク株売りの同時進行などが示す市場マインドの悪化、リスク回避志向を重石とする弱気優位の展開をベースとしながら、FRBの利下げ継続思惑を加減した推移へ。想定レンジは48,500−50,100ドル。

週末の12月個人消費支出インフレ指標(PCEデフレータ)をはじめ、物価指標はマイルドなインフレ動向を示す可能性が高く、低水準で推移しているフェドウォッチの利下げ見込み(3月FOMCが10%、4月は30%、6月は70%)、米長期金利の下げ余地縮小に伴うハイテク株のリバウンド余地の高まりなどを踏まえれば、リスクオン相場に転換した場合の50,500ドルトライも現実味の少なくない楽観シナリオとしてケア。

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