おはようございます。

昨日のNY株式市場は大幅続伸。トランプ大統領による「週末にイランとの停戦協議を開催する可能性がある、合意は近い」発言、イランのアラグチ外相によるSNSでの「レバノンの停戦に沿って、ホルムズ海峡における全ての商船の航行は停戦の期間中、完全に開放される」投稿を受けた中東リスクの低下を背景に、原油売り・債券買い(金利は低下)・株式買い買いが加速。昼過ぎに49,717ドル(+1,139)まで上値を切り上げると、引けにかけても49,000ドル台半ばで堅調に推移。

ナスダックは1992年1月以来となる13連騰を記録。S&P500とともに3日連続ので最高値を更新。

NYダウ 49,447ドル +868
ナスダック 24,468 +365
NY原油 84.74ドル −9.95
NY金 4,868ドル +60 
米10年債利回り 4.246% −0.063
為替 158.60円/ドル
日経先物 59,690円 +890

□ テクニカル + アルファ : NYダウは48,000ドル付近に収れんしていた13週・26週線からの上放れが中長期上昇トレンド回帰を示唆。短期的にも、48,500ドル台に控えていた一目均衡表の雲上限ブレイクにより上値模索色と強める形状。目先の上値は節目の50,000ドルから過去最高値(2/10 50,188ドル)にかけてのエリアが、下値は5日線が軽め、10日線が強めの抵抗帯として意識されます。

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米10年債利回り(長期金利)は分厚い下値抵抗帯としている4.25%水準までの軟化により、下値余地は限定的に → 「金利安の株価押し上げ効果」はピークアウトが近いと捉えるのがスマート。

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NY原油は3月から4月序盤にかけての投機筋主体のマネーゲーム相場が終了。原油生産設備のダメージも大きいため、70〜90ドルのボックス相場入りを本命視。
 
NY金は3月後半の投機筋の資金流出による下押し局面を卒業。中東戦争を契機に世界的なドル離れ加速が見込まれるため、4月上旬から継続中のテクニカル調整を経た後、上値模索トレンドに回帰する流れが本線。テクニカル上のポイントとしては、一目均衡表の雲下限(4,862)、13週線(4,890)、均衡表の雲上限(5,122)などに注目。

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【主な政治経済イベント】
4/21(火) 米3月小売売上高
4/22(水) 米決算:ボーイング、テキサスインスツルメンツ
4/23(木) 米4月PMI
4/24(金) 米4月ミシガン大学消費者信頼感指数

■ NY株展望 : 上値模索基調 ± 中東情勢

米イランの停戦協議の進展に伴う需給良化(原油買い・株式売りの巻き戻し)、ファンダメンタルズ(インフレ加速懸念)の改善を追い風とする上昇トレンド継続が本線。世界的半導体大手ASML・TSMCの好決算もハイテクを中心に株価をサポート。想定レンジは48,800−50,300ドル。

米イランの停戦協議が合意に至るようなら51,000ドルトライも視野に。

ただし、トランプ側が最重要事案としている「イラン側の核兵器開発放棄」に関する双方の主張に隔たりは大きく、ホルムズ海峡の開放を巡っても不透明感が根強いだけに、本格戦争状態に回帰する場合の48,000ドル台前半までの軟化もケア。

※ 直近では市場の注目度が低下しているものの、数か月スパンの相場付きを展望した場合、引き続きFRBの金融政策(利下げ継続・利上げの有無)が最重要ポイント。

フェドウォッチの利下げ予想は、1週間前には年内利下げ見送りが主流(75%)だったものの、現在は年内1,2回の利下げ予想が50%台まで回復。マクロ指標やトランプ発言にて更に利下げ期待が上昇するようなら、株価の追い風効果は必至 → 日本株においても26年後半の強気スタンス継続が正攻法に。

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