<< 先週の振り返り >>

先週の日経平均は、中東停戦協議が遅々として進展を見ない中、先物需給の買い傾斜(に伴う値がさハイテク株への機械的な資金流入)を主要因に堅調に推移。週末は終値ベースの最高値更新となる59,716円で取引を終了。

□ テクニカル + アルファ : 日経平均は4月序盤からの上昇トレンドを維持。高水準でのデッドクロスが視野に入っているMACD、13日連続で20倍超えのPER、18倍超えのPBRなどが示す過熱感などを踏まえれば、目先の上値追い一巡後のテクニカル調整局面入り → 59,000円台をコアレンジとする持ち合い(日柄調整)、4月上昇幅のフィボナッチ押し(0.382)となる56,000円台半ばまでの下落(値幅調整)をケア。

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先物需給や値がさハイテク株動向に左右されやすい日経平均に比べ、個別株全般の推移を表しやすいTOPIXは6連陰線、5日・10日線のデッドクロス、パラボリック売り転換などが、(個別株全般の)調整トレンド入り を示唆。東証グロース指数も戻り売り優位の形状に変化中。

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<< 主な決算発表予定 >>
4/27(月) 3778 さくらインターネット、6501 日立、3635 コーエーテクモ
4/28(火) 6902 デンソー、7259 アイシン、9412 スカパー、6701 NEC、4063 信越化学、6702 富士通
4/30(木) 4626 太陽HD、9104 商船三井、6135 牧野スライス、6961 エンプラス、5214 日本電気硝子、4373 シンプレクス、9501 東京電力、6920 レーザーテック、8035 東京エレク
5/1(金) 8002 丸紅、8473 SBI、8031 三井物産、2768 双日、8053 住友商事、8058 三菱商事、2413 エムスリー、6632 ケンウッド、4107 伊勢化学

■ 今週の展望 : 高値持ち合い ± 中東情勢・GW需給

先物需給での買い方優位の堅調地合いをベースとしながら、中東情勢、日米中銀会合や日米主要企業決算などの内容に加えて、大型連休前の特殊需給を加減した推移へ。想定コアレンジは58,600−60,500円。

中東情勢に関しては、昨日のトランプ大統領による「イランとの停戦工業のためのテク師団のパキスタン訪問を中止」発言によって不確実性が再燃。中東情勢のマーケットに対する影響度は低下していますが、軍事紛争の本格再開に際しては投機筋の利確ラッシュ → 仕掛け売りによる58,000円割れもリスクシナリオとして警戒したいところ。

日米中銀会合に関しては、政策据え置きによる無風通過が本線。リスクシナリオとしては先々の利上げに対して踏み込んだ言及があった場合の下振れ( → 下値調整局面入り)に留意。なお、市場の注目度は相対的に低いECB理事会(4/29,30)は小波乱要因としてケア。

米ハイテク大手の決算に関しては、概ね良好な内容で着地 → 引き続き、指数高を牽引する展開が本命視されますが、いわゆる好材料出尽くしによる利確ラッシュの起点となるケースには要注意。

〜(略)〜

※ 個別株については、好材料・好決算銘柄が局所的に買われる一方、全般としてはTOPIXおよび東証グロース市場指数のテクニカル悪化、カレンダー要因(大型連休前のポジション整理需要)などを背景とする「日経平均対比でのアンダーパフォーム(日経−アルファ)」、連鎖的投げ売りリスクに警戒。

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