おはようございます。

昨日のNY株式市場は続伸。米イラン停戦協議に関する両国からの決定的なアナウンスがないまま、合意期待の高まりを背景に原油売り・債券買い(金利低下)・株式買いが進展。51,000ドルを挟んだ持ち合いを経て、連日で最高値を更新。マイクロソフト、セールスフォース、IBMなどのソフトウェア関連が指数高を牽引。

ナスダックは7日続伸、主要銘柄は高安マチマチで推移する中、ソフトウェア関連の他、マイクロン、ブロードコムが堅調に推移。S&P500も続伸にて、23年12月以来の9週連続の上昇に。

NYダウ 51,032ドル +363
ナスダック 26,972 +55
NY原油 87.87ドル −1.03
NY金 4,573ドル +40 
米10年債利回り 4.443% −0.012
為替 159.25円/ドル
日経先物 66,200円 −270

□ テクニカル + アルファ : NYダウは4/20から約1か月の持ち合いによる日柄調整にて4月前半の急騰に対する過熱感が緩和しているため、右肩上がりの10日線をサポートラインとする上昇トレンド継続...優位の形状。

ナスダックも押し目買い優位の形勢。明確な調整局面のないままバブル気味に上値を模索している経緯から、トレンド陰転に際しては短期的な下値の見えにくさに要注意。

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米10年債利回り(長期金利)は4.6%台後半での頭打ち後、節目の4.5%水準を強めの上値抵抗帯とする調整トレンド継続が本線。よって、引き続き株価のサポート材料化が見込まれますが、4.55%を上抜けてくる場合は逆回転(金利高・株安トレンド進展)に警戒。

金利同様に株式市場への逆相関性が高い原油市況も110ドル台を天井圏とする調整優位の形状。ホルムズ海峡封鎖問題が解決するなら瞬間的に70ドル台まで下振れるシーンも想定されますが、原油生産施設のダメージを踏まえれば80ドル水準は厚めの下値抵抗帯とみておくのがスマート。

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<< 主な政治経済イベント >>
6/1(月) 米5月ISM製造業景気指数
6/2(火) 米4月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
6/3(水) 米5月ADP雇用報告、5月PMI
6/4(木) 米週間新規失業保険申請者件数
6/5(金) 米雇用統計

■ NY株展望 : 買い優勢 ± AI半導体需給

買い方優位のテクニカルに順じた堅調地合いをベースとしながら、バブル気味に上昇しているAI半導体セクターの動向の他、中東停戦協議や月初の重要マクロ指標に絡めた景況感・インフレ思惑・金利情勢などを加減した推移へ。想定レンジは50,200〜52,200ドル。

AI半導体セクターに関しては、生成AI普及に伴う需要拡大を囃した継続的な投機マネー流入が本線。ただし、テクニカル軟化中のエヌビディア・アルファベットを震源地とする突発的かつ連鎖的な利確ラッシュへの油断は禁物。

中東停戦協議に関しては、マーケット全体が近々にも何らかの合意がみられる前提で推移中。ホルムズ海峡問題が解決に向かえば更なる原油安・金利安・株高の進展が期待されるものの、イランの核兵器開発問題も含めて両国の意見の相違は顕著なだけに、売買戦略の前提とするのはハイリスク。

米重要マクロ指標に関しては、5月中に見受けられた「中東リスクの米経済やインフレへの悪影響は限定的」傾向を引き継いだ株価のサポート要因としての作用を本命視。もっとも、FOMC(6/16,17)を意識して利確・売り抜けタイミングを計っているマネー群も多いため、マクロ指標(に絡めた政府・FRB要人発言)を建て前とする下押しも要警戒。

〜(略)〜
 
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