■ NY株展望 : 上昇トレンド継続 ± ハイテク株動向

米6月雇用統計を受けたFRBの早期利上げ懸念の後退、上半期末のリバランス売り(年金基金や機関投資家による利益確定売り)の一巡、右肩上がりの5日・10日線をサポートラインとする良好なテクニカルなどを追い風とする買い方優位の展開が本線。想定レンジは52,200〜53,600ドル。

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乱高下要因としては以下の2点をケア。

(1)マクロ指標・イベント : 7/8(水)のIMF(国際通貨基金)の世界経済見通し、6月FOMC議事録に注目。

前者は前回(4月)時点での悪影響が懸念されていた中東情勢の沈静化を織り込む内容となれば、株価にとってポジティブ材料化が見込まれます。一方、後者は年内利上げ示唆によって6月後半の株安要因となった経緯から、改めて売り材料視される可能性を内包。ともに現在の上昇トレンドを陰転させるほどのインパクトはないとみていますが、4.5%水準で安定して推移している米10年債利回り(長期金利)が4.6%台後半まで上振れるようなら、株価圧迫要因として警戒。

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(2)ハイテク株動向 : 米ハイテク株全般の強弱を映すナスダックのテクニカルは、25,000〜27,000レンジでの持ち合いによる日柄調整優位の形状。低水準でのMACD陽転、(リバランス売りのピークアウトによる)マグニフィセントセブンの持ち直し気配などを背景とする騰勢復活 → 世界的な株価押し上げ効果に期待。

ただし、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が月初から軟勢を強めているように、「半導体バブル崩壊思惑の高まり → 全体需給の急激な悪化」リスクへの油断は禁物。7/10発表予定の台湾TSMCの月次売上や、半導体メモリーを巡るトランプ政権の政策動向などをきっかけとした乱高下にも備えておきたいところ。

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(補足)金市況は、ゴールデンクロス間近の5日・10日線、低水準でのMACD陽転などの短期テクニカルは良化サインが増加中。6月上旬から相関性を高めていたマグニフィセントセブンが騰勢を強めるようなら、4,400ドル超えによる中長期トレンド陽転も視野に。

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※ 来週の日本株展望・Sラボ戦略(抄)は明日午前中の更新予定です。