■ 2023年のSラボ戦略:突っ込み買い・上昇時の買い増し!
昨年は、2020年のコロナバブルの余韻により楽観的な相場見通しが多い中、“トップダウン戦略”の観点から、FRBの利上げスタンスによる「リスクマネーの委縮」に警戒した慎重度高めスタンスで対応。銘柄選別においても、東証主力株、特にハイテクを中心とする設備投資関連や金融株とは距離を空け、中小型株に軸足をおいた取り組みを重視。
1-2月、8-9月には全体需給の底打ち時期の見誤りにより、ご提案銘柄の手仕舞い戦略で後手を踏む場面もありましたが、「2022年は一本調子の上下トレンド形成には至らない、振れ幅の大きいレンジ相場」を信条とした取り組みにより、例年に比べればリカバー率も高かったかと思います。
2023年もリスク要因に囲まれた相場環境に変わりはありませんが、昨年同様に下方オーバーシュートを見極めながらの突っ込み買いにて好機を逃さないスタンスで臨む予定です。
2022年との違いとしては「上昇時の対応」を意識。すなわち、上昇時にブレーキが掛かりやすかった2022年のレンジ相場とは異なり、2023年は米利上げ打ち止めによるリスクマネーの活性化を背景に、意外高が頻出する相場つきが予想されます。よって、相場の上昇局面においては、2022年の「上昇時の売りすぎ注意」による控えめな強気表現のみにとどまらず、2023年は要所での「上昇時の買い増し!」が正攻法になると判断しています。
※ 詳細は日々の会員サークルコメントをご確認ください。
『マクロ環境に合わせ戦略をアップデート!』