初心者向け新定石!

2024年版・初心者向けマーケットの新定石(4)

(4)悩んだ時の対処法案

2024年に想定されるシーンと対応策の例を挙げました。

、現在はシステム(アルゴ)売買が主流となっていますので、「下げ材料そのものの精査は二の次」としていただくのが賢明。

A)日経平均が突然暴落 : 日経平均が高値圏にある場合の対処法は2ステップ。機械的に3割程度の余力を確保 → 個別の手仕舞い条件の徹底でリスク管理。

日経平均の安値圏からの一段安に際しては、不用意な投げ売りに注意しつつ、日経レバ(1570)を中心とする日経連動タイプに資金を集約 → 日経平均のテクニカル底打ちを確認しながら、東証主力・準主力、時価総額の大きい中小型株に派生良化 → 上昇トレンド移行なら値幅狙いにシフト。※ 昨年11月のイメージ。

※ 日経平均の高値圏・安値圏の判断はMACDの高低を基準に。緊急時にPERやPBRなどの概念を持ち出すと対応が遅れます。

※ 実戦では・・・、日経暴落が世界的金融資本の弱気スタンス傾斜の可能性に注意すべく、米長期金利やドルインデックスの異変の有無の確認が最優先(トップダウン戦略)となりますが、初心者向けではないためにここでの説明は割愛します。

B)日経はそろそろ底打ち? : 日経暴落後の底打ち判断としては、日経平均のテクニカル分析がおススメ。Sラボ流としては、今年も「安値から3日程度の騰勢維持、終値10日線超え」を軸に対応していく予定です。

C)今日の日経高は本物? : 値がさハイテク株、特にソフトバンク(9984)、ファストリ(9983)、ファナック(6954)が日経プラス寄与度上位に並んだ際は、「先物での短期筋による仕掛け買いの可能性が高い」ため、一過性のフェイク高・反動安に注意。※ 逆パターンもしかり。

その他のSラボ流判断としては、「重要イベント後のトレンドは、その直前に現れる」、「メジャーSQ週水曜午後の乱高下は、SQ後も続く可能性」なども日々のコメントで頻出するので 是非念頭にとどめ置いてください。

C)利確するか否かが悩ましい・・・ : 悩んだら持ち株の一部を利確。ただし、3章ロスカットのセオリーでもお伝えしたように、売却の優先順位は含み損銘柄が先であることは是非とも念頭に。また、「いつも100株しか買ってないから、売り場で悩む」方は、これからは全銘柄に関して最低でも200株買うようにしてください。

また、過熱気味に相場が上昇している場合には、「利益確定後にどうするか」のイメージをしっかりと持ってから売却するのが正攻法。「とりあえず利確 → 気になった銘柄に飛び乗り」...の繰り返しは利益のぶつ切りリスクと最終的な高値掴みリスクを高めます。

D)米長期金利が上がると株は下がる? : 世界的金融資本は主にドルを使用して多方面への投資を行っています。ドルの金利の上下は市場全体のリスクマネーの総量を変化させるため。低金利の方が株価も上がりやすいというのは事実です。実際に2023年11月以降の「米金利低下 → NY株高・日本株の高位安定」を踏まえれば、目先の米金利反発局面では相応の株価下落が懸念されます。

ただし、教科書通りの流れでは「景気良化 → 金利高・株高」が自然。よって、先々を見据えれば「金利高=株安」の決めつけはナンセンス。

E)国内政治の泥沼化で日本株は上がらない? : 当然ですが、海外投資家は日本国内の政治情勢に注視しており、不穏な空気に際しては一気に日本株のウェイトを落としてくるでしょう。しかし、年初から日経平均が8,000円近く上昇し、直近の自民党内の裏金問題によっても高値圏を維持しているように、マスコミが演出している岸田政権の絶対評価の低さに反して、海外から見た岸田政権への相対的評価は高い環境です。非経済・反民主主義の立憲共産党が議席数を大幅に伸ばすようケースを除けば、国内政治事情による日本株の暴落は想定しにくいといえます。

むしろ・・・、小泉政権発足後の日経8,000円時の竹中大臣による「今株を買えばみんな儲かる」発言や大相場となったアベノミクスを総バッシングし、国民の資産拡大チャンスを潰して置きながら「投資家しか儲かっていない」と言い逃れするマスコミやコメンテータの口車に乗らないように気を付けたいところ。※ 安倍政権発足時に「アベは能力はないが、株は買っておいた方が良い」と主張したマスコミや政治家はいたでしょうか?

とりとめのない話となってきましたので、ここまでとします。

上記概念は2024年中も折に触れてお伝えしつつ、相場展開を確認しながら適宜修正をかけていく予定です。

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2024年版・初心者向けマーケットの新定石(3)

(3)ロスカットのセオリー!

A、株式投資における最重要課題は「大損回避」

2024年の日経平均は、東証の低PBR修正指針、バフェット買い、ドル円の騰勢などをが複合的に絡み合った23年4月からの長期上昇トレンドの継続が本線。ただし、以下の4点を考慮すれば、「ピンチの際のロスカット」を習慣づけておきたいところ。

(1)昨年6月以降の東証グロース指数の軟化が示す「日経高下での下値模索リスク」、 (2)システム(アルゴ)取引特有の短期暴落リスクに加えて、(3)日米ともに景気回復を伴わない株高 ≒ プチバブル崩壊リスク、(4)米中軍事紛争をMaxとする地政学的リスクの高まり...などに起因する長期下落トレンド入りリスク。

結論1 : 個別株の売買戦略においては、手仕舞い条件の設定と徹底を最優先。売買手数料がほぼ無料なだけに、「手仕舞い条件抵触 → 売却 → テクニカル改善を待ってリベンジ狙い or 乗り換え」を基本スタンスとして対応。

なお、ロスカット条件は値動きがマイルドなものであれば買い平均値から5%程度、値動きが荒いものは7,8%程度下値をメドとするのが一般的。

★☆Sラボ銘柄のご提案例
9166 GENDA : 10/2参戦も直後にロスカット条件に抵触 → 10/5には買い値4,5%でロスカットを提案。テクニカル改善を確認した後の11/8に再戦 → 11/21までに26%上昇。

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B、ロスカット手法は前もって決断

ロスカットの際に悩ましいのは、売却のタイミング(リバウンド待ち・現値)、売却手法(成り行き・指値)、売却数量(全玉・半数・3分の1)などの決断と実行。

結論2: 手仕舞い条件抵触後は、成り行き売りが基本作法。昨年11月にご提案したように、複数銘柄が地合いとともに形成が悪化する場合では、持ち株内で手仕舞い条件の強弱と売買手法を分散し、「横並びの安値叩き売りリスク」を回避する方針がおススメ。例:A株は売却条件を厳しめに設定し、抵触時は成り行き売り。B株も手仕舞い条件は厳しめに設定し、抵触時は半数を成り行き、残りは●%反発で売る。C株は手仕舞い条件を緩めに設定、抵触時は半数を成り行き売り、上下のブレを待って買い直し etc

C、売却の優先順位は1に含み損銘柄、2に含み益銘柄

好地合いに乗って気分良く売り買いしていたはずが、気が付いたら持ち株が含み損銘柄だらけとなり、精神的に後手に回る...経験をされた方も少なくないかと思います。

結論3、「売りたい」含み益銘柄よりも前に、「売るべき」含み損銘柄のポジション縮小を優先。当方のコメントでも常に「ストレス玉の売却を優先」とお伝えしているように、ポートフォリオをワクワクで満たすイメージで。同様のロジックにて、保有銘柄数が多い方は「何を買うかの前に何を売るかを決断」が正攻法。

(補足)株式投資は買った瞬間に損が確定するケースよりも、売らない事で損が拡大するケースの方が圧倒的に多数。長期上昇トレンドならいずれが上がるはず…ではなく、長期上昇トレンドなら乗り換え  or テクニカル改善を待ってからの買い直しでの挽回が可能!イメージで臨んでください。

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2024年版・初心者向けマーケットの新定石(2)

(2)銘柄選別は奇策を避けた正攻法で!

前章(銘柄選びよりも売買タイミングが重要!)でお伝えしたように、世界的金融資本の強気ムードを確認した後に銘柄選別にシフトするのがトップダウン戦略。

平成までと異なり情報共有率と大口資金のイニシアチブの高まりを背景に、出遅れ銘柄での穴狙いは難易度が高いため、流動性の高い(≒ 出来高の多い)好テクニカル銘柄から、ご自身のリスク許容度に合うボラティリティのものを選択・攻撃するのが令和のセオリー。

(A)好テクニカル : 右肩上がりの5日 or 10日線に下値抵抗感を示した推移...が基本パターン。※ 詳細は割愛します。週足のテクニカル分析の信頼性は平成までに比べて激減。

(B)流動性高め : 日々の売買代金が6億円以上のものから選別していただくのが得策。

(C)ボラティリティ : 個人間で最も差異の生じる項目ですが、日々の上下率、高値安値までの変化率などを念頭に、肌に合うか否かを判断するのがおススメ。
  ↓
例、ソニーとGENDA:似通ったチャートに映りますが、ボラティリティ・潜在的な変化率は全く異なります。

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※ 年末に大手海運株が仕手化したように「東証グロースは怖い、東証プライムは安心」に固執しすぎるのもリスキー。基本は個々のテクニカルで判断。

※ 「上がりそうな銘柄と儲かりそうな銘柄は似て非なるもの」です。

※ 近似テクニカル、近似テーマの複数保有にリスク分散効果は乏しく、むしろ、資金を分散してしまうことで利確タイミングを逃すなど売買難易度が上がってしまいます。大まかに、投資枠1,000万円のかたであれば5銘柄程度に集約するのがおススメ。

明日は(3)ロスカットのセオリーをアップする予定です。

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2024年版・初心者向けマーケットの新定石(1)

(1)銘柄選びよりもタイミング選びが重要!

昭和後期から平成にかけては個別銘柄の分析が有効に機能しましたが、令和に入り情報ツールの急速な発展により投資家間の情報の差異は縮小しています。「自分だけが知っている」情報が急減したため、マニュアル通りのスクリーニングによる銘柄選別が機能しにくくなりました。

「人の行く裏に道あり花の山」という有名な相場格言がありますが、令和の株式投資に裏道はなく、「王道を周囲の半歩先に行く!」が勝利の方程式。

すなわち、買いに適した環境を見極め、市場の注目度の高い銘柄をシンプルに攻めるスタンスこそが令和の正攻法です。

‘買いに適した環境’については一概にはお伝えしにくいために日々のブログコメントを参照いただきたいものの、23年11月序盤の米長期金利の5.0%を上方オーバーシュートと判断し、同時進行で下値を切り下げていた日米株への強気度アップをご提案...のように、24年も「需給環境の歪みが拡大する局面を狙う」意識が有効になると判断。

そして、当時の☆★Sラボ銘柄にて 日経レバ(1570)での土台固めの後、東証主力・準主力・時価総額の大きい中小型株などの王道銘柄へと派生し、それらが結果を残したように、大局的な買いポイントを掌握できれば、一見するとリターン期待値が大きいハイボラ銘柄や薄商い銘柄、割安銘柄などの裏道銘柄は不要となります。

※ 裏道銘柄は、地合いの閉塞感が強い環境にて出し抜け感・爽快感を探求するためのものと捉えるのがスマート。そもそも、閉塞感が強い環境で無理をする必要はありませんが。

10月下旬から11月後半までの全★☆Sラボ銘柄。
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別角度から・・・、日本市場全体における外資勢やファンド系資金の割合増加に伴い、個人投資家のイニシアチブは減少の一途。外資勢やファンド系の多くは短期間での実績で評価される雇われディーラーのために、トレンドに逆らう売買は避ける傾向にあります。

平成までと異なり、個人投資家の好みだけで株価が上昇し続ける銘柄は激減しているため、分析ツールを凝視する“ボトムアップ戦略”の有効性も低下。世界的なマネーの流れを把握し、タイミングを見極めた後に銘柄選別に移行する“トップダウン戦略”が令和の正攻法!

新定石(2)銘柄選びの定石は18時ごろの更新予定です。

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2023年版・初心者向けマーケットの新定石!(7)

昨年末にお伝えしたものを一部加筆して再アップ。

(7)ロスカットの考え方、作法

株式投資における最重要課題は「大損回避」です。
 
含み損の大きい銘柄を「底値で売ってしまうかも、売った後に上昇してしまうかも、損失額が大きい・・・」とお感じになって、ロスカットできないままホールドしている方も少なくないかもしれません。買った当初は「10%くらい上がったらすぐに売ろう」と考えていながらも、下落とともに四季報や情報サイトを眺めては好意的なコメント、配当を心の頼りとしてホールドした結果、塩漬け玉が完成する・・・。

『何を買うかではなく、何を売るかが戦略の第一歩!』

(1)ロスカットの意義・目的 
株安局面で「買い増し意欲が持てない、売るに売れない・・・」と感じている銘柄 ≒ ストレス玉は(大半の場合)既に勝負に負けています。また、塩漬けは、将来の暴落局面での大損に繋がる危険思考とお考え下さい。※ 株で大損する原因は、買った銘柄そのものよりも、売らなかった事(人災)が大半。

ロスカットによる損失額(過去)よりも、売却後の“逆襲+アルファ”戦略(未来)に焦点を当てる事で、楽しみで始めた株式投資が苦痛だらけとなることを避ける、日柄ロスリスクや周辺銘柄の上昇 ≒ 機会損失リスクを回避するイメージで臨んでください。なお、9章で触れますが、ロスカットを「純粋な期待が持てる銘柄のみでポートフォリオを構築するための手段」とお考えいただくと今後の投資への取り組み方が劇的に変わってくるはずです。

(2)ロスカットの作法
一般的にはボラティリティが低めな東証主力株の場合は買値マイナス4〜6%、ボラティリティが高めの中小型株の場合は買値マイナス6〜8%がロスカットラインとして推奨されており、当方も概ねそれに準拠しています。また、ロスカット時の売却は、成り行き売り or 逆指値の成り行き売り注文(●●●円まで下がったら、自動的に売る)が基本作法。

※ 塩漬け玉を大量にお持ちの方の共通点として、現値よりも高すぎる売却価格をイメージ → 売れずに長期保有・・・傾向にありますのでご注意ください。

※ ベテランの方は、現在のような地合い悪化局面と、今年の4−6月期のような上昇トレンド過程ではロスカット条件を微調整するのもおススメ。

(A)好地合い中 : 上昇トレンド中の短期調整にて売らされるリスクを軽減すべく、ロスカット条件を広めに設定。直近高値からの下落率で設定するのも得策。

(B)下値不安が燻る環境 : 値崩れに警戒すべく、ロスカット条件は厳しめに設定。

なお、持ち株内での売却タイミングの分散による“タレレバ回避”も有効。例:A株はザラ場中の5%安で、B株は終値5%安で売却。C株は5%安の次の日に売却、D株は買いたい銘柄が出てきたら即売却 etc

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過去の「 2023年版・初心者向けマーケットの新定石!」は、カテゴリー『初心者向けアドバイス』でご確認ください。

                     

2023年版・初心者向けマーケットの定石!(一覧)

株式投資の初心者・初級者向けに、2023年に意識していただきたいことをまとめました。日々のブログコメントでも絡んでくるエッセンスが多いので、よかったらご一読ください。

第一部 2023年は大局強気スタンスが正攻法!




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第二部 売買戦略におけるセオリーの確認





(8)やってはいけない事リスト!


お帰り前にこちらも是非!☆
        
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2023年版 Sラボスタイル : 上昇時の買い増し!

■ 2023年のSラボ戦略:突っ込み買い・上昇時の買い増し!

昨年は、2020年のコロナバブルの余韻により楽観的な相場見通しが多い中、“トップダウン戦略”の観点から、FRBの利上げスタンスによる「リスクマネーの委縮」に警戒した慎重度高めスタンスで対応。銘柄選別においても、東証主力株、特にハイテクを中心とする設備投資関連や金融株とは距離を空け、中小型株に軸足をおいた取り組みを重視。

1-2月、8-9月には全体需給の底打ち時期の見誤りにより、ご提案銘柄の手仕舞い戦略で後手を踏む場面もありましたが、「2022年は一本調子の上下トレンド形成には至らない、振れ幅の大きいレンジ相場」を信条とした取り組みにより、例年に比べればリカバー率も高かったかと思います。

2023年もリスク要因に囲まれた相場環境に変わりはありませんが、昨年同様に下方オーバーシュートを見極めながらの突っ込み買いにて好機を逃さないスタンスで臨む予定です。

2022年との違いとしては「上昇時の対応」を意識。すなわち、上昇時にブレーキが掛かりやすかった2022年のレンジ相場とは異なり、2023年は米利上げ打ち止めによるリスクマネーの活性化を背景に、意外高が頻出する相場つきが予想されます。よって、相場の上昇局面においては、2022年の「上昇時の売りすぎ注意」による控えめな強気表現のみにとどまらず、2023年は要所での「上昇時の買い増し!」が正攻法になると判断しています。

※ 詳細は日々の会員サークルコメントをご確認ください。

『マクロ環境に合わせ戦略をアップデート!』

        (会員サークルより >>Sラボ参加案内

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2023年マーケット見通し(抄)

マーケットにおけるシステム売買(アルゴ取引)全盛期の現在は、短期間の株価の振幅幅が拡大しやすい多面い、長期展望に縛られた売買はNG ≒ 柔軟性が大切になります。すなわち、思い込みはリスク―となりますので、以下のイメージでマーケット動向を大まかに緩く捉えるのがおススメ。

A 全体需給 : 景気後退下の株高トレンド!

2023年の世界経済は、前年同様にインフレ、米金利高(ドル高)、新型コロナ感染などが景気の足を引っ張る停滞モードが本線。中国やロシアに対する西側諸国の制裁長期化は不可避なため、民主主義経済圏(世界的金融資本による専制)と共産主義経済圏(独裁者による専制)との分断加速も双方に市場規模の縮小をもたらすために、世界的に景気の先行きは暗いとみるのがスマート。

ただし、「マーケット≠景気動向」。株価動向としては、初心者向け新定石(1)でお伝えしたように、2023年はFRBの利上げピークアウト → 世界的リスクマネーの再活性化 → (2021,22年とは異なる)株高基調が本線。日経平均の想定レンジは24,000〜30,000円。

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B 個別株需給 : 物色の二極化が進展!

世界的金融資本がアニマルスピリットを回復する一方、コロナバブルが終了した2021年9月以降の相場停滞により個人投資家さんの投資マインド急改善は見込み薄。初心者向け新定石(5)でお伝えしている背景からも、好地合い下では流動性が高くディーラー筋の資金流入が見込める銘柄が見せ場を作る一方、薄商い・弱テクニカル銘柄にとっては受難の一年となりそうです。

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2023年版・初心者向けマーケットの新定石!(最終章)

(9)わくわくする銘柄のみでポートフォリオを形成!

8章:やってはいけない事リストでお伝えしたように、長期資産運用においては禁止事項の内容の向上と順守がとても大切だと考えていますが・・・、「説教じみていて何か嫌」とお感じの方向けにポジティブな売買指針を。※ 内容はほぼ同じです。

(A)そもそも今が買い場か否かを判断する : NYダウや日経平均のチャートが下り坂の時には、積極的な買いは控え、テクニカルが上昇基調の時にこそ強気(順張り)で臨むのがおススメ。※ 全体相場が暴落した後の安値圏での強気に際しては、底打ちサイン(安値から3日程度の騰勢継続、終値10日線超え)を基準としていただくのがおススメ。

4章5章でお伝えしたように、令和の投資戦略は、何よりも銘柄選びを優先するボトムアップ戦略ではなく、全体的な需給動向を確認しながら銘柄選別・戦略検討へシフトするのトップダウン戦略こそ正攻法。

(B)持ち株数は多くても5銘柄 : チャート形状、セクター・テーマ性、上場市場や売買代金などが極力重複しないように注意しながら、保有銘柄は絞り込むのが正攻法。保有銘柄が多い方は、何を買うかの前に、何を売るかを算段。大まかに、運用資金が1,000万円以下の場合、最大5銘柄にとどめるのがおススメ。

(C)必ず200株以上買う : 100株単位の売買は難易度が高い、特に売りそびれ、売った後の後悔に繋がりやすいため、「まずは100株買う → 上下にブレたら100株を追加」スタンスで。

(D)買いは繊細に・売りは大胆に!: 勢いでドンと買って、 売り時は委縮・・・ではなく、買いは指値を分散しながら丁寧に、売ると決めたら株価に固執しすぎず大胆に行動するのがおススメ。※ 利確時は利益額を気にしすぎない事も重要。

(E)わくわくする銘柄のみでポートフォリオを形成する!: 含み益銘柄を残し、含み損銘柄を売る癖が確立すれば、皆さんの投資ライフは確実にランクアップし、希望に満ちたものとなります。

2023年相場まであと5日!  
        
  

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□ 損切りの決断がどうしても遅くなる・・・

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2023年版・初心者向けマーケットの新定石!(8)

(8)やってはいけない事リスト!

「同じ失敗を繰り返している・・・」方は、希望的目標に照準を当てるのではなく、やらない事を重視するのがおススメ。ここでは1−7章にてお伝えした流れを踏まえ、おススメのやらない事リストについて触れます。

(A)「何を買うか」ばかりを考える :何を買うかよりも、いつ売り買いするかが重要であることは2,3,4章で触れました。2カ月程度の上昇相場の経過、日米株価指数の弱テクニカル過程、米リスクイベント目前など「買いに適さないタイミング」において、銘柄選別に精魂を込めるのはナンセンス。「余力が空いた時が買い時!」ももちろんNG。

私見ですが、儲かっている人からは売買タイミングや大まかなターゲットについて、そうでない方からは具体的な銘柄の相談をされることが多いように感じます。

(B)100株単位での売り買い : 複数銘柄を最低単位だけ買う手法は、日経平均とともに個別株の横並びの上昇が見込まれた“昭和”または“アベノミクス序盤” でこそ通用しましたが、景気後退が不可避な2023年相場では通用しません。また、100株のみの売買はタイミングに慎重になりすぎて機を逃しやすいために、「全ての取り組みにおいて200株以上は売り買いする」が正攻法。

(C)保有銘柄数を増やして分散投資! :Bに近似しますが、個別全般が日経(先物)動向に追随しやすい現代において、日本株内での不用意に銘柄数を増やしたところでリスク分散効果は限定的。むしろ、1銘柄当たりの利幅が小さくなるために、売りそびれリスクを高めてしまいます。※ 大まかに運用資金1,000万円以下の場合、保有数は最大5銘柄までとするのがおススメ。

(D)利益額ベースで利確の有無を判断 : 重複しますが、「今の利益が45万円だから、50万円になったら売ろう」という習慣がついている方はいませんか?利益確定売りに際しては、利益の金額ではなく、テクニカル判断・買値 or 底値からの上昇率を基準としてください。※ そのためにも保有銘柄の絞り込みが重要になります。

(E)暴落銘柄のリバウンド狙い : 資金の2,3割程度を楽しみ範囲でリバウンド狙いに取り組むのも面白いですが、「すぐに儲けたい、急落した銘柄ならすぐに上がりそう」と安易に対応するのはNG。市場環境にもよりますが、急落銘柄の裏にはたくさんの売りそびれた投資家さんがいる事、投資家さん全般の穴狙い機運は10年前から劇的に低下している事をお忘れなく。

(F)薄商い銘柄への積極投資 : こちらも穴党の方に根強い人気がありますが、平成までのように、個人投資家さん人気のみで大相場に至るケースは極々稀少。相応の資金を動かしているディーラー筋に見向きもされない ≒ 日々の売買代金が3億円以下の銘柄では、リターン期待値を下値リスクが上回っていると考えるのが賢明。※ 有名な相場格言である「人の行く裏に道あり花の山、利食い千人力」に依拠した銘柄選びは邪道。

(G)損はしたくない、でもすぐ儲けたい! : 希望と売買手法がミスマッチな方は意外と多いものです。日中お忙しい方にとって値動きの荒いIPOやボラティリティの高い銘柄、利益探求重視の若者にとって東京ガスなどディフェンシブ株や日立・トヨタなど将来的伸びしろの乏しい銘柄は不適切。

また、「損はしたくない」に焦点を当てた戦略であれば、相対的な上昇率の低さ、投資スパンの中長期化は不可避であり、「すぐに儲けたい」ならば相応の下落リスクを覚悟するのが賢明。また、「大きく儲けたい」のであれば保有銘柄は極端に絞り込みは必須。これらを中途半端にしてしまうと、思惑に反した際に不要なストレスを感じてしまう事でしょう。

※ これらを軸に、ご自身のリスク許容度と目的、経験などを踏まえ、“やらない事リスト”の充実を計ってください。

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S教授

1972年11月生まれ(51歳) 趣味:行動心理経済学、テニス、プランターのガーデニング

信条:重要なのは‘情報’よりも‘作法’。リスクマネーとマインドの動きを重視するトップダウン戦略で周囲に差をつける!

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