~精巣腫瘍~ 2年ぶり再発!

2017年1月23日、ステージⅠのセミノーマ型の精巣腫瘍と診断される。 その2年間は定期検診(血液検査やCT検査)を欠かさず受け、寛解間近と思われる2019年5月18日のCT検査にて、リンパ節に再発している疑いが強く、PET検査を急遽実施し、6月8日の診断をもって、正式に再発と診断される。 2017年で終わりを迎えていたはずのこのブログですが、再び闘病記として、記録していきます!

カテゴリ: 読書

こんばんは!昨日今日とそれぞれ3時間くらいラウンジで読書とか勉強できました!体調は万全ではないものの、食欲も上向いてきたし、味覚障害も少しずつ和らいでおり、食事も前みたいに苦痛ではなくなっています。いい感じです!



さて、本日主治医のK先生より、予定通り3クールで行く!と言われました!BEP3クールが王道と前のブログでも書きました。K先生の治療方針を聞いて、よっしゃ来週月曜よりまた恐怖のブレオやらシスプラやら入れなきゃいけないですが、より根治のために頑張るぞと改めて気合を入れた次第です。3クール、いよいよラスト!最初の5日間の投与、投与後も襲われる副作用との闘いになりますが、ここは耐えて耐えて耐え抜いていこう。



一気に話しを元に戻しますが、ラウンジでノートとペンを片手になかなかに手ごわく堅い本を四苦八苦して攻略しておりました。
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ちょっと気になる社会保障(知識補給増強)権丈善一さん著(←Amazonリンク先)なぜにこの本かというと、京都府立医科大学で開催された精巣腫瘍友の会でお会いし、我が家の家計やらライフプランニングについて相談させていただいた、FPのIさんが彼のブログにて絶賛していた本だったのですね。そしてちょうど今、僕も奥さんもきっちりと社会保障のお世話になっています!僕は健康保険における「高額療養制度」「傷病手当」、奥さんは健康保険における「出産手当金」「出産一時金」と、雇用保険における「育児休業給付金」、ついでに麦ちゃんが生まれましたので、公的扶助における「児童手当」のお世話になっています。まさに一家で公的な保障を超絶フル活用させてもらっています。働いてもないのにある程度の収入が保障されているのは本当にありがたい。



一番印象に残っているのは「年金は保険である」という一文です。ああ、こういわれると、払った分だけ返ってこないのは損とか、年金は破綻するなんて議論はバカバカしいなぁと感じます。まさに目から鱗!公的年金は「長生きリスク」に幾分か備えるため、と割り切れば、どのように老後のライフプランニングをするのかを考えればいいですし、世の中にはびこっている年金崩壊論やら不安に掻き立てられることもなく、冷静に構えることができるでしょう。




と詳しく書いちゃうと書評ブログになってしまうのでここまで!ただただ今超絶お世話になっている社会保障について確かに「通」になれるのは間違いないですね!!知っているのと知らないのでは人生において大きな差になりますし、またどこかの機会でアウトプット発信できたらよいなと考えています♪


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こんばんは!体調が少しずつ上向いてきました。先ほどまでラウンジで読書、勉強ができるほどまでになりましたので、インプットしたことをアウトプットしたいと思い、今日は自分の病気のことを発信していきたいと思います。あまり興味がなければスルーでお願いしますm(__)m


※著作権的にマズイということがあればご指摘ください。すぐに削除します。


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精巣腫瘍診療ガイドライン2015年版(←Amazonリンク先)



僕の患っている精巣腫瘍についてこれ以上の詳しく書かれている本はないでしょう。いわゆる医療本ですが、素人にもちゃんと読めるようになっています。精巣腫瘍の治療方針がかなり詳しく載っていて、僕の担当医であるK先生も必ずや目を通していることでしょう!すべては読んでいませんが、自分の病状と深く該当しているところのみしっかり読み込み、アウトプットをしてみたいと思います。

<アウトプット>
①クールの2週目と3週目に行う週1回のブレオマイシン投与の省略は有意に治療成績が不良になる
→1クール3週目のブレオは数値的に問題があって省略しました!主治医としても苦渋の決断だったのでしょう。2クール目はしっかり2回打つと言っているのでこれは望むところです。


②セミノーマ再発における最良の治療方針はやはり化学療法(BEP3コース)である。欧米では放射線治療が主流だが日本は化学療法がまず推奨されている。98~99%は再発しても根治する。また放射線治療よりも化学療法の方が治療成績がよい。

③ただしBEPコースは3週間のサイクルをきっちりと守ることが肝要。よほどのことがない限りサイクルを遅らせたり、投薬量を落としてはならない。それもまた有意に治療成績を遅らせることが世界各国で報告されている。


④化学療法後のRPLND(後腹膜リンパ節残存腫瘍手術)はセミノーマにおいては合併症などのリスクも高く、逆行性射精など男性のQOLを下げる恐れもあり、経過観察が推奨される

⑤化学療法を終えても、2年を超えて再発することを晩期再発という。精巣腫瘍全体で2.6%、セミノーマで1.4%、12年経っての再発もまれだが見つかっている。半数は奇形種であり、化学療法に抵抗がある。晩期再発に対する確固たる治療法は確立されていないが、全身化学療法や切除による完解は報告されている。

→よってこの治療が終わっても、半永久的に僕は血液検査やらCTなどの定期検診をしていかなければならないでしょう。がんサバイバーとして生きていくためにも仕方がないことですね。


ということでやはりBEP3コース!サイクルをしっかり守って投薬量を落とさないでやることが大事ですね。D病院はこの精巣腫瘍ガイドラインに沿って忠実に原則的に治療をしてくださっているのがやはりよくわかります。10万人に1人というレアな病気、症例が少なく、それがゆえに治療方針を間違えると一気に予後が悪くなってしまう危険性もこのガイドラインに書いてありましたから、とにかく根治を目指して、まだまだ辛い治療が続きますが、引き続き頑張りたいと思います!


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今のところ、抗がん剤による副作用はありません。ということで暇です(笑)こんなこと言うのは会社で今まさに働いている同僚に悪いですが(-_-;)今日は読書ネタで、入院中にとりあえず1冊読めたので、そのレビューを綴りたいと思います。闘病記に興味のない方はスルーでお願いしますm(__)m



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「97.7%の人が儲けている投資の成功法則」 伊井哲朗さん著 コモンズ投信株式会社代表取締役社長
(←AMAZONに著作物情報リンク)


<我が家と著者伊井さんの接点について>
私たち夫婦は楽天証券さんで積み立てNISAやiDeCo口座を開設しており、奥さんの証券口座の方で伊井さんが代表を務めておられるコモンズさんのコモンズ30ファンド(←詳しいリンク先)を積み立て投資をしています。通常運用益の20%を課税されるところ、運用利益は両制度とも非課税、iDeCoにいたっては所得税や住民税も税負担が軽くなるから、長期でまとまった資金をつくるときにはかなりお得な制度です。目的は主に娘の学費と僕たちの老後資金を貯めるためです♪



<僕と伊井さんの出会い>
去年コモンズさんのセミナーに行き、そこで伊井社長とお会いしました。誠実な人柄で真摯に参加者の質問に答え、とても対話を重視し顧客と「見える関係」を構築しようと日々奮闘していることがよくわかるセミナーでした。その伊井さんが最近上梓されたこの本は、伊井さんたちが消費者や社会貢献に一生懸命な企業を応援し、その企業と私たち顧客をつなげ、その仲立ちに立ってWin-Winな関係を構築し、長期投資を通じて日本全体の経済をよくいこう、社会をより暮らしやすくしていこうという熱い思いが伝わってきました。そのあとはFacebookで光栄にも繋がっていただき、私の闘病生活も応援してくださっており、とてもありがたく思います。



<本の簡単なレビュー>
この本で伊井さんが主張するのは端的に、日本全体でより長期に積み立て投資をする人を増やしていきましょうということだと思います。そして長期で積み立てを強く推奨する理由は以下の4つ。



① 超低金利である銀行に預けてもインフレに負ける。インフレに勝つため
② 時間分散による長期にわたる積み立て投資で資産をつくるため
③ 好きな企業のオーナーになり、長期にわたってその企業をサポートするため
④ 子供と一緒にお金について勉強するため



これら①~④をだれでも簡単にできるように、コモンズさんは常日頃から努力して様々なサービスを展開しているのだと思います。例えば④に関しては、親子で投資している企業の工場見学会や企業担当者と会って一緒にお金のこと、経済のしくみを勉強するセミナーを定期的に設けています。また子供向けの口座を親がつくって、親子で一緒に貯蓄に励むことのできる環境を整えています。



②と③は諸外国に比べて、日本人は預貯金を貯めることにかなり執着し、なかなか投資をしていないことへの危惧も言われていました。コモンズさんに投資している顧客の実に97.7%(金融庁のしらべで)が資産を増やしているそうです。それは長期に積み立てができる環境を整え、日々顧客や企業と対話をして見える関係を意識して作っておられるためです。タイミングを見てここで買い時!と買ったはいいけれど実は暴落し続けてすごい損失になっちゃったというのが株の世界。たぶん僕もそのタイプになっちゃいますね(笑)



そうではなくて、「時間」という最強の資源を大いに活用し、長期的に積み立てを行い、企業の成長を長期的な投資を通じてサポートし、結果自分たちも資産をつくっていきましょうと呼びかけています。ドルコスト平均法についても触れており、相場が下落してもその分基準価格が下がるために一定の額でたくさんの口数を購入することができて、それがリターンを増やすことにつながります。今の世界情勢は全く先行きが不透明であり、ダウやS&Pも日経平均も乱高下が激しいからこそ、ドルコスト平均法が大いに効果を発揮する時間分散による積み立て投資が推奨されているのでしょう。10年や20年といった単位で長期に積み立てをすれば、どんな年から投資をスタートしても必ずリターンがあり、マイナスにはならないというデータもあるそうです。




また個人的に、インデックスファンドに重きを置きすぎて、アクティブファンドの魅力や良さをあまり考えてこなかったなという発見はありました。基本は時間分散で世界経済の恩恵が享受できる世界インデックスファンドに重きを置き、どんなに苦しい時代でも着実に持続的に成長している企業を応援できるアクティブ投資というのも、少しずつ比重を大きく出来たらよいなと思いました。




<最後に>
伊井さんの人柄がよく表れた本だったと個人的に思っています。とても勉強になり、今後の投資方針を考えるうえでも大いに参考にします。コモンズさんの投信を購入するかどうかは別にして、この本を読めば、長期投資の重要性、ライフプランとしていかに資産を形成していくのか、そのヒントが多くあって一読の価値があると思います。



そして病気が治って娘がちょっと大きくなったら、ぜひに子供トラスト、工場見学など、コモンズさんが企画するセミナーに親子で参加したいなと思いました!伊井さん、ありがとうございました!


今回は2年ぶりにこの漫画を読んでみたので、その感想を綴りたいと思います!2年前に読んだ時の感想が2年前のこの記事です。さよならタマちゃん(←リンク)



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当時は抗がん剤治療を免れており、リアルに抗がん剤治療の闘病記を記したこの漫画を疑似体験までいたらなかったように思います!しかし今は事情が違う。リアルです。まさにリアル。




ああ、やはりBEP療法は大変なんだと。この漫画に書かれているような医師と私の担当医の治療方針はかなり似ていて、結構同じことを言われました。「徹底的にガンを叩きたいので、辛い抗がん剤ですがフルドーズで行います」と。この漫画の著者の武田さんはかなり抗がん剤の副作用に悩まされているようでした。この漫画が書かれたのは2013年ですから、2012年に治療をしたと考えても、7年ほど今は経っていますので、進化した吐き気止めが「OH GOD 効いてくれよ~」と切に願うばかりです。



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そしてずっと抗がん剤投与のスケジュールや実際の治療についてもかなりリアルに分かりました。一部抜粋ですが、なるほどずっと投与しているわけでもないのだと。このページはかなり参考になりました!



2年ぶりに読んで今回も涙が出てしまいました。一気に読了して様々な感情が沸き起こりました。改めてガンというのは大変な病気だし、僕はこの病気と一生付き合っていかなければならないのだと思ったものです。そして家族の、周りの友人たちの、医療チームの皆様の支えなくして、決して乗り越えることはできないだろうと。




この本は僕にとってのバイブルとなるでしょう。きっと入院中も読みます。さあ入院まであと12日!




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こんばんはいつもブログを読んでいただきありがとうございます



今日はずいぶん遅れましたが、週刊文春の医療ジャーナリスト、鳥集徹氏著の「がん検診を信じるな」の書評第3弾ですがん検診を信じるな①がん検診を信じるな② (詳しくは左リンク)まずは5章の内容を以下に簡単に列挙します



5章 がん検診廃止論
・がん検診からがんリスク検診へ(がんのリスクが高い人に絞り、定期検診をする)
(例1)胃がんのABC検診
胃がんの主因であるピロリ菌感染、胃粘膜萎縮の有無によって胃がんのリスク評価をする。

(例2)乳がんのリスク検診
①遺伝
②初潮が早かった人
③閉経が遅かった人
④出産経験のない人
⑤肥満の人
⑥ホルモン補充療法を5年以上受けた人

・ランダム化比較試験の重要性
⇒ リスク検診でがん死亡率と総死亡率が減るかどうかを検証する必要がある。
・がん予防にもっとお金を使うべき(医療費削減につながる)
⇒ 病気の人を見つけるよりも病気にならないことにお金を使うべき


 
<所見>
著者は世界のがん検診の潮流もよく調べ、またジャーナリストらしくたくさんの現役の医者を取材し、Drが書いた本もたくさん読んだ上で、世界と比べた時の日本のがん検診における問題を指摘しています。ランダム化比較試験など、エビデンス(根拠ある治療法)を重視している姿勢も評価できます。


無闇やたらに検診を受けるべきではない、よりリスクの高い人が積極的に受けるべきであると、がん検診のやり方を変えるということ、またがんにならないように、がん予防にもっと費用を掛けるべきだというところも共感できましたがん検診による権益、がん検診によって生じる過剰診断問題、SNSで影響力のある芸能人に「無闇にがん検診を受けることをすすめないように」と警鐘を鳴らしているところは新しい視点で新鮮でした。



僕は精巣腫瘍を患いましたが、こればかりは検診で防げることではないでしょうまた進行が恐ろしく速いがんに対する予防も難しいですね一方で過剰診断も多く、不必要な治療で害を受ける人たちもたくさんいる。がん検診の限界が知れたような気がします。この本を読んで少なくとも、安易に周りの人にがん検診を受けよう!とは言えなくなりました



ではがんをどう予防するのか?検診を回避するなら運動習慣を付けるとか、喫煙をやめるとか、生活習慣を見直すことである程度は予防ができるでしょう。でも防ぎようがない場合もあるから、なってしまったら運命を受け入れるしかないのか?受けた方がよい場合でもあるのではないか?今のところ、リスクが高い人が優先的に受けた方がよいとしか言えないような気がします。リスク検診など、がん検診を受けることで死亡率が下がるという科学的根拠が揃い、精度が上がることを期待します。新しい視点が得られてとても勉強になりました。引き続き、検診のことは考えていきたいと思います



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