2009年07月15日

金は堅調、銀は続伸、予想を上回るPPIを好感

 ニューヨーク金は堅調、銀は続伸。終値の前日比は、金の期近2限月が0.3ドル高、その他の限月は0.2〜5.2ドル高、銀の期近2限月は7.0セント高、9月限限は7.0セント高、その他の限月は7.0〜9.6セント高。
金8月限は、原油・株価の上昇で前日の高値を抜いたあと、PPIが事前予想を上回ったことから上値を伸ばしたが、ドル高加速や原油の反落で一時マイナスに転落した。
銀9月限は、前日の高値を抜いたあと、原油・金・銅の上昇をはやして上値を伸ばしたが、13ドルにとどかずに買いが途切れ、ドル反発や原油の反落で上げ幅を削った。

 ニューヨーク金8月限は堅調。時間外取引は、925.4〜917.8ドルのレンジで推移し、前日比0.5ドル高の923.0ドルで引けた。対ユーロのドル高で戻り売りが先行したが、原油や株価の上昇を好感した押し目買いで前日の高値(923.4ドル)を突破した。

 立会いは、6月の米生産者物価指数(PPI)が前月比1.8%の上昇、コアレートが0.5%上昇と、ともに事前予想を上回ったことを好感し、時間外取引の高値を抜いて927.8ドル(5.3ドル高:0.6%)まで上値を伸ばした。米小売売上高が前月比0.6%増加し、事前予想を上回ったことも支援材料。戻り売りで922.0ドルまで下押されたあとは、ドル高加速や原油の反落が圧迫する一方、米株価指数先物が強地合いを維持したことからもみ合いとなり、プラスサイドで引けた。非鉄相場の急伸など商品指数が上昇したことや、南アの鉱山スト懸念も支援材料。

 欧州中央銀行(ECB)は、7月10日までの週のユーロシステムの金準備を前週比200万ユーロ減少の2321億2600万ユーロと発表した。外貨準備は前週比25億ユーロ増加の2087億ユーロ。

 金生産では世界第3位の南ア・アングロゴールド・アシャンティ社は、第2四半期の金生産を35.05トンと発表した。前期の34.30トンを上回ったが、昨年同期の38.97トン、生産目標の35.45トンを下回った。産金コストは、目標の465〜485ドルの範囲に収まった。同社の決算報告は7月31日に予定されている。ダウ・ジョーンズ・ニューズワイヤーによると、南アの鉱山労働者組合は、アングロゴールド・アシャンティ社およびゴールド・フィールズ社の賃上げ提案を拒否し、次の交渉で賃上げが二桁に達しない場合はストも辞さないと警告した。組合側は15%の賃上げを要求しているが、2社を代表する鉱山会議所は7%から8.5%に引き上げたものの、組合側の同意を得られなかった。次の交渉は7月21日が予定されている。

 ニューヨーク銀9月限は続伸。時間外取引は、1297.5〜1278.5セントのレンジで推移し、前日比10.5セント高の1289.0セントで引けた。テクニカル買いが先行したものの、前日の高値(1284.5セント:立会い終了後の電子取引)が抜けずに地合いを後退したが、金の上昇をはやして抵抗を突破した。原油や株価、非鉄相場の上昇も支援材料。

 立会いは、戻り売りが優勢になって1285.5セントまで押されたが、原油・金・銅の上昇をはやして時間外取引の高値を上回り、1299.5セント(21.0セント高:1.6%)まで上値を伸ばした。ただ、節目の13ドルにとどかずに上昇が一服、ドル反発や原油反落が手じまい売りを誘い、上げ幅を削った。
 引け後発表された7月13日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前週末比8637オンス増加の889万2202オンス、銀は25万2509オンス減少の1億1821万3938オンス。

ブログ村


sa6969 at 07:52コメント(0)トラックバック(0) 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
ランキング
1

先物

先物取引

ブログ村

楽天市場