帰って来ました。

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前回手に入れた初のセガハードドリームキャストと北へ。White Illuminationで北海道へ行って来ました。
高校2年生の男の子(俺)が、二週間という短い夏の北海道を旅し、そこで出会った女の子と大晦日の札幌・大通り公園のホワイトイルミネーションの下で再会するために戻ってくるというような話です。こういうゲームにしては、1ルート数時間とわりと短い時間で終わるので、忙しいサラリーマンや、僕のようにテキスト量の多さを魅力に感じない人間に非常にオススメです。
こう聞くと、なんだ普通の恋愛シミュレーションゲームか。と思うかもしれないが違う。

基本的にこういうゲームは、選択肢が出てきたらそこでちょちょいと選んでさくさくっと攻略できるわけですが、このゲームはC.B.S.(コミュニケーション・ブレイク・システム)といって、相手が喋っている途中でこちらから発言して自分で選択肢を作るシステムが存在します。勿論実際に喋るわけではなくワンボタンなのですが、ここでボタンを押せよというプロンプトのようなものは全く存在せず、各々がここだ!と思ったタイミングでボタンを押さなくてはならず、しかも時間制限付きなので気づいた時には平気で2,3回CBSタイミングが過ぎ去ってます。
この手のアドベンチャーゲームにしてはなかなか難しい。しかし、時々お、これは会話しているぞという気にもなれたりして結構楽しいシステムです。
ちなみに、片っ端からボタンを押してりゃいいんだろ?という発想で押しまくってると「え、なに?」などと聞かれて「なんでもない」「もう一度初めから話して」などの選択肢を選ばされまくることになります。そりゃそうです。だってこのボタンは自分が発言するボタンなんだもん。

次に、このゲームは北へ。というタイトルの通り、北へ。北海道へ行くゲームです。あなたは(俺は)北海道を旅できるのです。北海道の様々な施設、団体とタイアップしたこのゲームでは北海道に実在する(99年当時実在していた)お店や観光地を自分の意志で廻ることができます。
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ゲーム中ではガイドブックをもらうことができ、北海道の様々なお店を地図つき、場所によっては電話番号やサイトのURLつきで紹介してくれています。上の画像のように。


そろそろ本編へ入りましょう。
北へ。を起動するとまず出会う例のオープニングムービー。かつてタイトルとパッケ絵でなんかシリアスなゲームなんだろうな…と思っていた僕のイメージを完膚無きまでに打ち砕いてくれました。タイトルで探せば一瞬で見つかるので見てみてください。一聴の価値ありです。

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DCのコントローラは、PSで言うところのポケットステーションのようなものを挿すスロットがついていて、そこにポケステ兼メモリーカードであるビジュアルメモリを挿し、データをセーブしますが、プレイ中には液晶に情報が表示され目を楽しませてくれるらしいです。ただ、これが何の絵なのかプレイ中もずっと考えていたのですが今やっとわかりました。

ゲームを初めてまず感じるのはNOCCHI(大槍葦人)絵の良さ。淡い絵が北国の雪を思わせます。これに関してはゲーム中の絵よりも説明書のキービジュアルのほうが出てますが。
このゲームの8人のヒロインたちは主人公(俺)に北海道のいろいろなことを大きなことから小さなことまで教えてくれます。まず北海道に着いてすぐ、下宿先としてお世話になる親戚の女の子から北海道の地下鉄には網棚が無いことを教えられます。これはちょっと実際に行って確かめてきますが、こういった小さなことから、方方の観光地へ連れて行ってくれたりとさながら観光ガイドのように。
また、北海道の魅力といえば味覚は捨てられない。OPでも蟹がいっぱいホタテいっぱいと歌ってるくらいだし。グルメの解説は上のようなガイドブックに留まることなく、実写素材を使って実在のお店の実在のメニューについてグルメ漫画の如く解説してくれます。さらに、下宿先の料理が得意な女の子、琴梨ちゃんの作った家庭料理にまで解説がつきます。お家で作ったイタリア料理やドイツ料理にも詳細な解説(調理法を含む)がついてきます。個人的にはそこまで要るのかとおもいますが、製作者の狙い通りお腹が減ります。北海道へ行きたくなります。

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(お腹が減るゲームである。)







こうして北海道を楽しんでいる間に東京より北は寒くて住めねぇな…と常々思っている僕も北海道に染まり、むしろ北海道に住みたいという所までいきます。実際、美瑛にある愛田めぐみちゃんの実家の牧場でアルバイトをしている際の搾乳ゲームでパーフェクトを出した時には「これ!住める!俺北海道住めるわ!」というテンションでした。
ちなみに、搾乳ゲームと聞いた時のテンションは「うおお!搾乳!!!」という感じでしたが、実際の搾乳作業は全てめぐみちゃんが行い、自分(さば)は牛にエサをやり、排泄物を片づけ、エサをやり、排泄物を片づけ、エサをやり…ひたすら乳牛のご機嫌取りをさせられる詐欺ゲームでした。
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(決して搾乳はさせてくれない)







また、北へ。はデートゲームとして今まで経験したことのないほど優れていて、冬編では札幌と函館で一日デートができるのですが、様々な店から幾つかを選んで行き、自分でデートを組み立てることができます。プレイヤー次第でひたすら飯をかっ食らうことも出来れば温水プールで水着デートをすることもできます。シナリオの都合で決められたルートを見せられることも無いわけです。

最後に1ヒロインだけ取り上げると、今回の最大のお目当てである榊原良子声のキャラクター椎名薫。聞いたところによると、榊原良子さんの声のキャラとデートできるのは北へ。White Illuminationだけ!らしいですよ。買いましょうよ。ハマーンカーンかわいい派の自分としては声だけで既にかわいいしかっこいいのですが、ビジュアル、正確までかっこいい。お医者さんだしイタリアのオープンカーに乗ってるし。ずるいだろ。ネタバレになるのでこれ以上言えないのですが、99年当時の艶と可愛らしさを併せ持った声で琴線をこうゴリゴリとね。

完全にまとめに失敗したが、これはいいゲームだ。みんなドリキャスとセットで買おう!俺は北へ行ってくる!