※長すぎるんだよ(#゚Д゚)ゴルァ!! とライブドアさんに怒られたので2分割してます。申し訳


一応さくらVPSにカスタムOSをインストールする方法の続きとなります。
 


今回はさくらVPSに FreeBSD 9.1 amd64 を新規インストールする手順を紹介します。
インストール方法自体は amd64 でも i386 でも同じです。



さて、何はともあれ、まずはインストールです。
インストールからすべては始まります。


早速やってみましょう。
 


※ bootonly のインストールはこれを同じ手順となります。


VPS-3

確認画面で実行を押すと、別ウィンドウが立ち上がります。

立ち上がらない場合は、Java がインストールされていない(Java のインストールは http://www.java.com/ja/)、
もしくはブラウザの問題の可能性があります。
ブラウザを最新のものにアップデートするか、別のブラウザをインストールするかしてください。



さて、インストールが始まり、しばらくするとこのような画面が出てきます。

WS000000

これが FreeBSD の顔と呼べる画面になります。
インストールに限らず、FreeBSD を起動するとまずこの画面が表示されます。

この画面は FreeBSD 9 からリニューアルされまして、
左メニューや、右の絵が前バージョンとは変わっています。
これから述べるインストールの方法なんかも大きく変わりました。


カウントダウンが 0 になると、次に進みます。
0 になるまで待てない!という方は、数字キーの [1] もしくは [Enter] で先に進みます。


だーっと何かが画面に流れます。
これはイメージとしてはこれと同じです。

DSC_0381

OS(この場合はインストーラー)を起動してる最中です。



しばらくするとこの画面で止まります。


WS000001

「インストールはじめましょう!」と言っています。
これはそのまま <Install> にカーソルが載っている状態で [Enter] を押します。

その他のメニューは今は気にしなくてよいですが、
カーソルの移動は [Tab] もしくは [←] or [→] で行えます。

※インストール中にカーソルの操作で使用するキー

  • カーソルの移動:[Tab] [↑] [↓] [→] [←] [Page Up] [Page Down]
  • 選択:[Space] 
  • 決定:[Enter] 


WS000002

「英字キーボードが嫌ならキーボードの種類を指定してくれ」と言っています。
<Yes>にカーソルが乗った状態で [Enter]。

英字キーボードが好きな人は <No> でよいですが、
ここで適当に <No> を選ぶと後々困ります(あとから変更できますが)。


WS000003

キーボードの種類を指定します。
[↓] もしくは [Page Down] でカーソルを移動させていくと、
Japanese 106 というのがありますので、カーソルを合わせて <OK> を押します。


こういう縦に長い画面では [Page Up] [Page Down] を使うと早く移動できるので便利です。

WS000004

「サーバの名前(ホスト名)を決めてくれろ」と言っています。

ブラウザの方に目をやってみましょう。

WS000012

ホスト名(標準)の項目に www○○.sakura.ne.jp と書いてあります。
とりあえずこれを入力すればよいでしょう。


今回は図のように test としました。

WS000005

「入れたいコンポーネントを選択してくれ」と言っています。
デフォルトで games、lib32、ports にチェックが入っています。


とりあえず src にチェックをいれときましょう。
さっきの書きましたが、選択は [Space] です。チェック(*)を入れることが出来ます。
(もう一度 [Space] を押すと、チェック解除できます)
src は、今はわからなくていいですが、カーネルをいじいじしたい場合に必要になります。


doc はドキュメントですが、これは必要ないです。

games はいらないので、チェックを外しました。
もちろんゲームをやってみたいという方は、そのままでOKです。


lib32は、32bit互換のためのライブラリです。
入れておいた方がよいでしょう。

ports により FreeBSD ではソフトウェア・アプリケーションのインストールを簡単に行うことができます。
この ports という言葉はよく出てくるので覚えておいてください。

選択したら <OK> です。


WS000007

「ネットワークの設定を始めます」と言っています。

WS000008

「使用するネットワークインターフェイスを選んでくれ」と言っています。
マシンに接続されている利用可能なネットワークインターフェイス(よく略して nic と表現されます)一覧が表示されます。
ここでは一つしかないので、気にしなくてOKです。


WS000010

「IPv4の設定をしますか」と言っています。
<Yes> です。
IPv4 というのは 123.456.789.000 というような数字で表されるいわゆるIPアドレスのことです。


WS000011

「DHCPで設定すんの?」と言っています。
DHCP というのは、物凄く簡単にいうと、自分で IP の設定をしなくて済む機能です。
自動的に IP の設定を行ってくれます。
便利じゃん!と思いますが、ここでは <No> です。
<Yes> を押すと後でつまずきます。

WS000013

「nic の設定をしてくれ」と言っています。


ブラウザを見ましょう。

WS000012

IP Address : IPアドレス
Subnet Mask : サブネットマスク
Default Router : ゲートウェイ


WS000014

「IPv6 の設定する?」と言っていますが、
さくらからそんなものはもらっていないので盛大に <No> です。

IPv6 とは、IPv4 に代わるIPアドレスのことですが、そんなもんもあるんだくらいでおkです。

WS000015

「DNSの設定しろや」と言っています。


WS000012

これもさくらの支持どおりに。

IPv4 DNS #1 : ネームサーバ1
IPv4 DNS #2 : ネームサーバ2


→    さくらのVPSに FreeBSD 9.1 amd64 をインストールする方法 (2)