yogurting ヨーグルティング

2007年08月

2007年08月13日

萌え系ラノベのなぞ


竹宮ゆゆこ×倉藤倖「わたしたちの田村くん」1・2巻を読む。

具体的に何がどう、という話ではないが、
現代萌え系ラノベの基本パターンの解析の糸口を掴んだ気がする。
これは面白い、オススメだ!という類のものではないが、
というより恐らく駄目な人は駄目だろう、つまらないに違いない。
オチまで読んでいないので断言は出来ないが、
まあ要は基本に忠実でミスが少ない、自分がパターンを考える時に好きなタイプだ。

例えばある作品がセオリー通りで無難かどうかというのは実際には判断が難しい。
見落としがあるかも知れないし、予想外の展開が待っている可能性もゼロではない。

が逆に、基本に照らして違和感を感じる場合の判断は案外容易い。
普通はこういう手順のはずなのに何故ここでこんなイベントを…みたいな感じで。
ただこの場合も問題点はあって、それが単なる作者の力不足によるミスなのか、
凡人の想像を超える鬼才の才覚の発露なのかがわからない。


ということで、最近の萌え系ラノベはほとんど全く読んでいないが
「乃木坂春香の秘密」「半分の月がのぼる空」「わたしたちの田村くん」「イリヤの空、UFOの夏」
もっと広げて「ゼロのルイズ」「涼宮ハルヒの憂鬱」あたりもそうかも知れないな、
基本的なパターンはそう大差ないということかも知れない。
今後またアニメ化されたりするような作品が出てきたら、
そういう視点でチェックしてみることにしよう。

第三者には何の話だかよくわからない日記だが、具体的に書けるほどのものでもないので。

sabamiso_es at 22:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 漫画 

2007年08月03日

魔法先生ネギま!の話

相方が引っ越したとか、仕事が忙しくなって時間が無いというのもあるんだけど、
何より自分が毎週詳細を書くことにもう飽きたというか、
パターンの構築を機械的に予測する思考体系の運用試験は現時点では十分、みたいな?
後はこれを自分の頭の中だけじゃなくて、例えば詳細なデータを入力すれば
誰でもパソコンで展開予測が出来る、みたいな事になるか(不可能だろうけど)
赤松健論みたいな作者のパーソナルデータが無くても
ネギま!で毎週やっていた当時と同等の精度を保つ方法を思いつくか、まで保留ということで。


発売日を忘れていましたが、「魔法先生ネギま!」19巻は一応買いました。
連載も一応ちゃんと追いかけてます。アーニャ大活躍。
幼馴染に関しては一家言のある友人が居て彼には敵わないので置いておいて、
明石裕奈に関してでもメモしておこうかというところ。

大雑把に174時間目あたりからわかるデータを並べてみると

・父親は現役の魔法先生っぽい
・ファザコンらしい
・母親との回想シーンで練習用の魔法の杖を持っていること、
 金髪美女と母親が知り合いであることなどから母親も魔法使いと思われる
・魔法使いは世襲制というか魔力等は遺伝に拠る部分が大きい様子なので、
 明石裕奈も実はこのか同様に魔法が使えるのではないか

んで、これを明石裕奈が主人公としてもっと抽象的なパターンで考えると、手順は以下の通り

1.主人公には出生の秘密っぽいものがあり、そのせいで特殊な潜在能力がある

2.ひょんなことからそのことが明らかになる

3.何かを探す旅が始まったり、大活躍したりする

まず2について
確か連載当時に赤松健日記にアンケートで今後の展開に影響が…とか書いてあった気がするが、
夏祭りのバッジ争奪戦の時のところでゆえっちが裕奈たちの前で魔法を使うシーンがある。
で、練習用の魔法の杖を使用していた訳だけれど、
前述したように裕奈も幼少期には使っていた可能性が高い。
が、2の発動パターンとして練習用の魔法の杖が過去の記憶を蘇らせるという展開はなかった。
発展させないのに起点となるイベントを先に使う、というのは単なる失敗なことも多いが
赤松健は少なくともそんなミスはしないだろうと考えられる。
となると、2に関して断言はできないが
「魔法関連の事象との遭遇をキッカケに過去を思い出す」系の線は消える。

次に2で一番多いパターン、「空から女の子が降ってくる」いわゆる落ちもの系。
異世界から助けを求めてやってきたりするヤツだ。
カップリングのフラグも兼ねていることを考えると、
男キャラの少ないネギまではそもそも相手が厳しい。てことでこの線もほぼ消える。
専用の新キャラ(男)が出るかも知れないじゃないか!と思う人もいるかも知れないが
これ以上男を増やして後々どう捌くか見当もつかない。そんな無理はしないだろう。
出すだけ出して用がすんだら殺せばいい、という案もあるだろうが、
これは赤松健のパーソナルデータからそういうことはしないだろうと言える。


ネギまは、恐らく状況に応じて(主にアンケート?)展開を変えられるようにだろうが、
オチが特定の展開に決まってしまうキーイベントは極力後ろに入れるようになっている。
全体の組み立てを考えるとキーイベントは先に入れちゃうほうが楽で(準備がしやすいから)
逆に後に回すほど下手をすると展開が唐突になってしまうので難しいことが多い。
(例えば今まで何の伏線もなかったのに終盤で突然主人公に特別な力があることがわかって、
 その直後にラスボスを倒してしまうみたいなことになる)
だからそうならないように、後々どっちとも取れるようなイベントをこまめに組み込んでいくわけだ。
ということで、そういう作品のパターンを読むときはこういう風な消去法が無難だと思う。
ある程度絞り込んでからは多少外れてもいいから具体的に予測しないと、
読んでいる人が面白くないというのはあるんだけれど。


続く…予定。眠い。


sabamiso_es at 00:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0) にわかネギまファン