シナマ・ポンゴーユ(シナマ・ポンゴル) このブログはタイトルに「フランス」と冠して情報を送っているので、この人を紹介しないとまずいだろう。
 その名はフロラン・シナマ・ポンゴル(Florent Sinama-Pongolle)。FIFAトヨタカップ世界クラブ選手権の決勝で、リバプールがサンパウロに対して放ったたくさんの惜しいシュートのうち、最も惜しいシュートを放ったドレッドヘアのFWだ。ルイス・ガルシアのパスを受けたシナマ・ポンゴルはオフサイドじゃなかったと思うけどな〜。(その結果、リバプールはサンパウロに0−1で敗れた。リバプールのベニテス監督の「きょうの審判が使ったルールブックはわれわれのものとは違ったようだ」というコメントはなかなか面白かった)

 シナマ・ポンゴル(「シナマ・ポンゴーユ」という表記が多い。どちらが正しいか確認中)は1984年10月20日にフランス海外県のレユニオン島に生まれた。レユニオン島はインド洋に浮かぶマダガスカルの東隣の島だ。2001年、16歳の時にU−17世界選手権でフランス代表として優勝、最優秀選手にも選ばれた。
 クラブチームでは、2001年から03年までフランス・ディビジョン2(02−03年はディビジョン1)のル・アーブルに在籍。03年からはリバプールに所属している。リバプール入団時の監督はフランス人のウリエ氏(現・リヨン監督)だった。
 昨シーズンは15試合に出場したが、今季は出場機会が少なく、スペイン・リーグのベティスへの移籍も取りざたされている。

 フランス海外県・海外自治領(「DOM・TOM」ドム・トムという)出身のフランス代表といえば、南太平洋のニューカレドニア出身のクリスチャン・カランブーを思い浮かべる。
 フランス代表は様々な出身の選手によって構成されるハイブリッド集団であり、シナマ・ポンゴルも将来はカランブーのようにレ・ブルーを活性化する存在になってほしい。
 1998年のW杯でハイブリッド軍団のフランス代表が優勝した後、移民排斥を唱えるル・ペン率いる極右政党「国民戦線」の支持率は急落した。ドイツW杯は果たしてどうなるかな? いずれにせよ、「移民はクズだ」の発言でおなじみ、右派サルコジの大統領当選に大きく関わることは間違いない。
〜関連記事(フランス移民問題)〜
フランス版「新しい歴史教科書を作る会」?(サルコジ内相、海外県訪問を取りやめ)(2005年12月12日)
フランス代表DFテュラムがサルコジ内相に不満表明(2005年11月12日)
サルコジ内相「暴れるガイジンは国外追放だ!!」(2005年11月10日)
ニコラ・サルコジ内相が窮地に(2005年11月08日)
パリ郊外で暴動(ル・モンド抄訳)(2005年10月31日)

にほんブログ村 ポータルブログへ←この記事を気に入った方は投票をお願いします。
「人気ブログランキング」あなたの1票を!←この記事を気に入った方は投票をお願いします。