2009年02月
2009年02月01日
混沌とした就活
地中に埋もれたブログをまた掘り起こしました。前回の記事が9月で今回が2月、季節の変わり目を告げるような、粋な更新を目指しています。というのは言い訳で、なんか手が周りませんでした。
僕は、直面する問題を正面から直視せずに斜め横から潜っていくタイプなので、就職活動もそんな感じでクリアできるかな〜と思ったけど、そんなに甘くないみたいですね。最近は寝付くまでに二時間くらいかかる。就活のプレッシャーなのか、一日に三回も就活の夢を見てるよ。
そんな僕もつい先日、初めての面接に行ってきた。
名古屋から東京に向かう新幹線をホームで待つ。
ここ一週間はエントリーシートも全く書かずに、とにかく面接の練習にだけ時間を割いた。大丈夫、やれることは全てやった。俺ならできる、と自分に言い聞かせる。緊張がシナプス状に体中を這い回っているような気がした。最近、食欲が湧かず、足元がふらつく。そして、足にぐっと力を込め、僕は足元を見た。
「あ・・・」
はい、靴を間違えましたー
スーツに白い靴って・・・明らかに危険臭漂う人ですよね。
どんなに完璧に準備しようともどこか必ず抜けてしまう。
結局、東京で急いで買いました。出費額で僕の財布の底が突き抜けました。
しかし、新たな靴に包まれ、気分を一新し面接を迎える。
新幹線代を含め、3万を出費している僕は皆と背負っているものが違うんだ。面接を完遂させる、僕の決意はみなぎっていました。
面「マラソンが趣味って書いてあるけど」
僕「はい、ハーフマラソンを走ります」
面「どのくらいのタイムで?」
僕「えー・・・大体1時間で走ります」
面「えーめちゃめちゃ早すぎるよね(笑」
僕「いや、それほどでも、普通ですよ(照」
面「いやいやいや、それはいくらなんでも速すぎるよ」
僕「え、本当です。実際に走りました」
面「それ、オリンピック選手になれるよ・・・嘘だよね」
僕「あ・・・・」
ここで、自分が10キロのタイムを言っていることに気づいた。
謙遜したり、真顔で正当性を訴えたりしてたけど、自分のズレっぷりに血の気が引いた。こいつは本当にマラソンしたことないんじゃないか、と面接官の不信感が露になった気がしました。
あー何を言ってもどこか抜けてしまう。
そして、面接が終わり、外に出て歩いて帰る。今日は夜行バスだから、新宿で時間をつぶそう。と思って歩いていたら、
「あっ・・・傘忘れた」
僕は、またしても面接会場まで走って戻りました。良くない意味で僕の顔を面接官に覚えていただきました。
もう、何をやっても抜けてしまう。
だから、こういう部分も含めて必要としてくれる寛容な企業があれば、人事さん、是非ともよろしくお願いします。
僕は、直面する問題を正面から直視せずに斜め横から潜っていくタイプなので、就職活動もそんな感じでクリアできるかな〜と思ったけど、そんなに甘くないみたいですね。最近は寝付くまでに二時間くらいかかる。就活のプレッシャーなのか、一日に三回も就活の夢を見てるよ。
そんな僕もつい先日、初めての面接に行ってきた。
名古屋から東京に向かう新幹線をホームで待つ。
ここ一週間はエントリーシートも全く書かずに、とにかく面接の練習にだけ時間を割いた。大丈夫、やれることは全てやった。俺ならできる、と自分に言い聞かせる。緊張がシナプス状に体中を這い回っているような気がした。最近、食欲が湧かず、足元がふらつく。そして、足にぐっと力を込め、僕は足元を見た。
「あ・・・」
はい、靴を間違えましたー
スーツに白い靴って・・・明らかに危険臭漂う人ですよね。
どんなに完璧に準備しようともどこか必ず抜けてしまう。
結局、東京で急いで買いました。出費額で僕の財布の底が突き抜けました。
しかし、新たな靴に包まれ、気分を一新し面接を迎える。
新幹線代を含め、3万を出費している僕は皆と背負っているものが違うんだ。面接を完遂させる、僕の決意はみなぎっていました。
面「マラソンが趣味って書いてあるけど」
僕「はい、ハーフマラソンを走ります」
面「どのくらいのタイムで?」
僕「えー・・・大体1時間で走ります」
面「えーめちゃめちゃ早すぎるよね(笑」
僕「いや、それほどでも、普通ですよ(照」
面「いやいやいや、それはいくらなんでも速すぎるよ」
僕「え、本当です。実際に走りました」
面「それ、オリンピック選手になれるよ・・・嘘だよね」
僕「あ・・・・」
ここで、自分が10キロのタイムを言っていることに気づいた。
謙遜したり、真顔で正当性を訴えたりしてたけど、自分のズレっぷりに血の気が引いた。こいつは本当にマラソンしたことないんじゃないか、と面接官の不信感が露になった気がしました。
あー何を言ってもどこか抜けてしまう。
そして、面接が終わり、外に出て歩いて帰る。今日は夜行バスだから、新宿で時間をつぶそう。と思って歩いていたら、
「あっ・・・傘忘れた」
僕は、またしても面接会場まで走って戻りました。良くない意味で僕の顔を面接官に覚えていただきました。
もう、何をやっても抜けてしまう。
だから、こういう部分も含めて必要としてくれる寛容な企業があれば、人事さん、是非ともよろしくお願いします。