2008年05月10日

修士になって。

 朝、一時間目から午前中の授業。
 昼、後輩へのレクチャー&論文を読む 
 夜、また論文を読む

 四月は一旦九時頃帰宅して、ご飯食べて風呂入ってまた大学に来てデスクワーク。
 もう五月になるけど、この一ヶ月の間、全然実験していない。
 学部生の頃は想像もしていなかった、修士の忙しさ。
 授業で課せられたレポートをひたすら読んで、午後はずっとデスクワーク・・・そんな日々。
 ただただあまりの量に、意味も理解せずひたすら訳し続けてる。駄目だってことは分かってる。こんな作業じゃ全然身になんてならない。研究者は自分の専門とするフィールドだけの知識に偏りがちになるから、授業を通して自分の専門外、幅広い知識を身に付けるのに・・・。

 だから本当はもっと、自分で調べて、考えて、理解して、読み進めなければいけない。だけど、その時間があったら少しでも実験したい、まだ他にも宿題があるから、という感じで、なかなか思うようにはいかない。けどそれでも少しずつ何かを吸収していきたいから、文の形を意識する、一回辞書を引いた単語は暗記する、ということを自分に課しています。
 そして来週からは、毎週なにかしらの発表があって、またその作業で忙殺される。実験はいつになったらできるのか。
 
 けど、修士になって、後悔はしていない。
 大変だけど、とても充実している。
 そして辛いときもあるけど、この経験が必ず自分を成長させてくれると信じているから。

「読む」「考える」「行う(実験する)」「書く」「話す(発表する)」

 社会人として、どれも大切な能力。それをこの修士の間に全て経験して身に付けたい。
 今はちょうどこの「読む」段階の特訓中なのかな。だからこそ、読み方をもっと改善しなければ。「読む」がインプットなら「話す」はアウトプット。発表することで、自分がわかっていなかったことが見えてくることもあるし、他の人からの意見ももらえる。だから定期的に、この修士の二年間でできれば三回は学会発表をしたい。そして、二年間自分がしてきた実験で論文を書き上げる。これが二年間の集大成で、最大の目標!
 「修士になって良かった」と心から思えるように、悔いの残らない二年間にします!



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