ジョヴァンニッキ2

即興演奏家が本業よりアート鑑賞に夢中になっているブログです。

2018年08月

8月後半の「耐久レース」が終わり、一息ついた。とはいえ、年内残り4カ月の間にライブ・コンサートが7回も控えている。月1.5回近いペースだ。以下、告知します。
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♪マリア追悼! 阿部薫死後40年
9月9日(日)18:00 OPEN、!9:00 START
ライブバー大久保水族館
入場料2,500円(ワンドリンク付)
★即興ユニット「トマソンズ」を含め5組のグループが出演します。
生前から「幻のサックスプレイヤー」と呼ばれた阿部薫の追悼ライブです。
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♪トマソンズ ライブ at ウチルカ
10月6日(土)19:00 OPEN、19:30 START
カフェ・ウチルカ(旧店名:フラメシ)にて
投げ銭制
★即興ユニット「トマシンズ」がフラメンコ ギタリストの鵜野澤”うのこ”達夫をゲストに迎えます。
中古レコード「タチバナ」の企画による気楽なライブです。
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♪【企画中】「赤い家」でのライブ
「都築アートプロジェクト」の一環としてのライブです。10月中を予定しています。
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♪ウクレレ発表会
10月28日(日)13:00開場、13:30開演
関内ホール 小ホール
入場無料
写真は昨年のものです。男性は先生と私だけ。他のメンバーは美女ばっかりというクラスです。
私たちのクラスは「What a Wonderful World」を演奏します。コードが難しくて、チェロよりずっとアクロバティックな形で弦を押さえなければなりません。
全員合奏(オーケストラと呼んでいます)はチャップリンの「Smile」。こちらの方が若干易しいですが、苦手なディミニッシュのコードが出てくるので、やはり大変です。
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♪新宿でのライブ
11月11日(日)時間未定
新宿シアターPOOにて
★即興ユニット「トマソンズ」ほかが出演します。
チャージなど検討中
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♪アットホーム・コンサート
11月25日(日)午後
横浜山手111番館
入場無料
ピアノ三重奏団「トリオレヴリー」(ヴァイオリン:雨宮純一、ピアノ:須澤良子、チェロ:ジョヴァンニ)の★久々のコンサートです。
リムスキー・コルサコフのピアノ三重奏曲 ハ短調、他を演奏します。
無題
♪室内楽コンサート
12月1日(土)午後
横浜市旭区民文化センター サンハート 音楽ホール
入場無料
★即興ユニット「トマソンズ」が出演し、即興演奏を行います。
★私が作曲したチェロとピアノの為のソナタ ト短調の第1・第2楽章を自作自演します。第1楽章は前回初演し、今回が再演です(ピアノは多田尚人)。第2楽章は初演です(ピアノは佐藤やえこ)。
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♪サロンコンサート
12月28日(金)13:30開場、14:00開演
横浜市イギリス館
入場無料
ベートーヴェン作曲 弦楽五重奏曲 第2番 Op.4
ブラームス作曲 弦楽六重奏曲 第2番 Op.36
年末押し迫った時期に実施します。

「ハンドメイドアクセサリーとオリジナル雑貨販売の四人展『斜陽』in 江の島」(ギャラリーT)に行った。
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チラシの中央部には漢字の「斜陽」を線・面の構成で表したデザインが施されていた。この構成と、全体の色調を見て、私は1994年にワタリウム美術館で開催された展覧会「ハンガリー構成主義」を想い出した。

その図録の表紙がこれである。地は薄い黄土色で、面積の大きい朱色の矩形が置かれているさまは、そっくりである。
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また、タイポグラフィーという点ではバウハウスの教育が想起された。同じく1994年、川崎市市民ミュージアムで開催された展覧会「バウハウス 芸術教育の革命と実験」である。図録の表紙もタイポグラフィー的だ。
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ページを繰ると、バウハウス展のポスターが目に入った。これはコンポジションがだいぶ異なるが、雰囲気は通じるものがある。
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片瀬江の島での展覧会は、ハンガリー構成主義ともバウハウスとも関係が無さそうだが、このように連想ゲームが出来て面白かった。

「5つの軌跡(檜画廊:神田神保町)のオープニングで即興ユニット「トマソンズ」がライブを行った。
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トマソンズの活動は、大きく2つに分類される。1つはギャラリーで(主として)抽象作品を観ながら演奏するコラボレーションであり、もう1つはライブハウスやコンサートホールでの演奏である。
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今回はギャラリーでの演奏だが、具象絵画が多かった。そのため、描かれた対象が持つ具体的なイメージが邪魔して、演奏のためのイメージ固めが難しかった。

その理由は、トマソンズは抽象的なイメージを描き、それに沿って音を産み出してゆくスタイルだからである。
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それでも何とか演奏に直結するイメージを絞り込むことができた。色面構成、繊細さ、余白の美、安定感、静謐さ、波形、上昇・・・といった具合である。

演奏に際しては、5人のアーティストそれぞれの作品群に順番に対峙して即興してゆくという進め方を採用した。

最後にメンバー紹介を兼ねて「ラジオのように」を演奏した。

今回の収穫は(上記に重複するが)具象絵画から抽象イメージを抽出することに挑戦し、まあまあ達成したという事である。
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今後も抽象・具象にこだわらず、アートとの(真の意味での)コラボレーションが出来るユニットとして活動を続けてゆきたい。それが私達の強みであると考えている。

この即興集団のライブを私は戦闘に例えた。それには理由がある。

「スピリッツ・リジョイス」には毎回多くのパフォーマーが集まる。今年も舞踏数名、ボーカル2,3名、器楽20数名、という大所帯だった。
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この規模では、チェロは相対的に音量が小さく、音で印象付けるチャンスが少ない。だからわずかなチャンスで自分の力量を披露しなければならない。その状況を戦闘に例えたのである。

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一方、ここは出会いの場でもある。即興ユニット「トマソンズ」も昨年、この催しを通じて「達人」と出会った。そして実際に私達のライブにゲスト参加してもらったり、初CD制作の力になってもらったりしたのだ。
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今年も同様に若干名の即興アーティストと知り合った。そして今後のライブへのゲスト出演にやぶさかではない、という話までこぎつけた。「スピリッツ・リジョイス」によってもたらされた「恩恵」である。

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会場での絵画制作も行われた。しかし画家には演奏が聴こえるが、演奏者は絵画制作をじっくり観ることは無かったようだ。「インタラクティブな」活動には至っていなかったというわけである。
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これは、私の考えではコラボレーションとは呼べない。絵画制作と音楽の演奏が同時並行して(別々に)進められただけにすぎない。

今後、画家は演奏の印象により絵筆をふるい、演奏家は絵画の制作過程をよく観察し、その印象を音にする・・・というインタラクティブな活動が出来ないだろうか?もし出来たら、そこで初めて「コラボレーション」と呼ばせて戴きたい。

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みなさまお疲れ様でした。

即興ユニット「トマソンズ」が「スピリッツ・リジョイス」に出演したのは昨年が最初であった。今回は2度目の挑戦である。

下田の朝は爽やかだ。昨年同様、「ついぼや」に行って」トーストを食べ、コーヒーを味わった。かわいい猫が出迎えてくれた。
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この店のコーヒーは格段に美味しい。映画監督などの著名人も立ち寄る店らしい。
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戦場は下田文化会館 小ホール。この施設を借り切って長丁場の演奏が繰り広げられるのだ。仲間はもう機材のセッティングに取り掛かっている。
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この戦にはロボット兵士も派遣されるらしい。
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いよいよ決戦間近だ。

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