2019年を迎えたので今年の抱負を表明しようかなと思った。ネットに乗せてしまえば「背水の陣」で逃げられない。自分自身を追い込んでヤル気を増そうという考えだ。

年間ではなく、今後の全体的な目標としては「自他ともに芸術家として認めてもらえる存在になる」ということを考えている。それを今年1年間の具体的な目標にブレイクダウンしてみたのだ。

1.作曲:「これが自分のスタイルだ」という作品を創る
2.即興演奏:自分ひとり(ピン芸人)でも中身のある演奏を披露する
3.ジャズができるようになる

上記それぞれについて補足する。

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1.作曲:「これが自分のスタイルだ」という作品を創る
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芸術家が自分のスタイルを確立して、それを長年使い回しするのは褒められたことではないと私は考える。例えば、悪口になるがビュッフェの版画などがその例である。

しかし私の場合は、そもそも一度も自分のスタイルを創り上げていない。まだそういう段階なのである。

それではつまらないので、とりあえず一度はスタイルの確立を図りたい、というのが当面の目標なのである。

以前にも書いたが、バッハのようなポリフォニーにドビュッシーのような非機能和声の味付けをする、というあたりを自分の最初のスタイルとしてみたい。

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2.即興演奏:自分ひとり(ピン芸人)でも中身のある演奏を披露する
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日頃、即興ユニット「トマソンズ」として活動しているが、それは相方・阪本テツの出す音に触発されてフレーズ等が思い浮かぶということが多い。

それはどういう事かというと、自分自身では発想に限界があり、狭い世界をぐるぐる回ってしまう、ということなのだ。

今年は、上記の閉塞感を打ち破り、仮にピンでステージに立ったとしても、それなりに中味のある演奏が出来るようになりたい。

誤解を招くといけないが、即興ユニット「トマソンズ」を解散するつもりは毛頭ない。あくまで「たとえ一人でも」出来るだけの能力を磨きたい、という意味である。

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3.ジャズができるようになる
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即興ユニット「トマソンズ」はジャズのライブハウスで演奏することが多々ある。しかし私はジャズを知らないし、ジャズが出来ない。

トマソンズで過去にジャズの曲を演奏したことが無いか、というと実はある。例えばセロニアス・モンクの「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」などである。

しかしその際、私は自分のために譜面を書き起こし、それを読みながらピアノを弾いていたのである。これはジャズではない。

ジャズピアノが弾けるとは、コード譜を渡されて、初見でそれを(自分なりの即興のフレーズを盛り込んで)弾きこなすということだと考える。現在の私は、それが出来ない。

モンクの作品など凝ったコードの曲は当面無理だと思うが、もっと基本的なコードが並んでいる曲で、まずは出来るようになっておきたい。

その上で、他のアーティストとのセッションに臨みたいと思っている。