佐分和彦のASEAN

目指せ!世界コンサルタント。中堅中小企業への海外事業サポートの思いを胸に、日々の国際業務や生活で中で感じたことを、特にVietnam中心に発信してゆきます。

IMG_3751[9273]先般、Land Mark 81、ホーチミンで81階建てのビルがオープンしたばかりだか、まぁ、ホーチミンにいると、他にも素人目には驚愕と思えるほどコンドミニアムの供給(建設ラッシュ)ラッシュの様相を感じさせてくる。

 

そんな建設ラッシュと思えるなか、新たなコンドミニアムが販売される。


価格は8000㌦~10,000/㎡。1=110円とするなら、一坪が290万~363万もする超高級である。名古屋では、伏見のあのマンションの最上階が、やっと坪300万に達したとか、達しなかったとか…。

 

東京での高級マンションに相当する価格の物件が、サラリーマンの平均年収が7-80万程度のホーチミンで販売される。すでに相当数の高級コンドミニアムが販売させているにも関わらず、更にその上をゆく価格で販売されるのである。

 

確かに中古市場も活況のようで、3-4年経過をしたコンドミニアムが、単純平均10%程度、3年保有で3-40%程度の値上がり益を享受していると言う。こうした中古市場の活況に下支えされての強気なのだろう。

 

先般、仲良くさせて頂いている不動産会社さんから、「この秋が不動産相場の分水嶺になるかもしれず注目をしていている」とのお話を聞いた。なぜなら、上記の超高級コンドミニアムが今秋に販売されるからである。

 

もし“販売好調であれば、需要は底堅く今後も強気の相場が続く”、
もし“想定以下の売れ行きであれば、高額物件はいったん調整が入る”と、
みているとのこと。

 

はてさて、注目の秋がやってくる。

いえいえ、ホーチミンに四季は無いので、日本の中秋から晩秋の頃という事か。

 

ちなみに、ベトナムの中所得層の需要は旺盛である。1,500/㎡(坪50万円)程度で総額1000万円前後のところは実需に基づく安定した相場が形成されている。

 

世帯所得200万円程度の家庭が、年収の5年分相当の家を取得する実需がしっかりある。

“年収の5倍”。この感覚は日本と同じですね。

 

写真は、40階建て前後のコンドミニアムが建ち並ぶVinhomesのプールサイドから見たLandMark81です。


今日の佐分和彦でした。
ありがとうございます。

 


オンライン注文による料理宅配事業の市場規模が、2020年までに3800万ドル(約42億円)の市場になるとオンラインメディアのベトネットが報じた。

 

確かに、プライベートの移動で使用しているGrabタクシーのアプリに、知らぬ間にGrab FoodGrab Deliveryのコーナーが追加されていた。という事は、それだけ市場の拡大が見込まれている事業というのは確かなのだろう。

 
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Grab Food & deliveryの使い方は非常に簡単。


今いる場所の住所が表示され、その下の、Any cravings? から例えばItalianと入力をすると、今の場所から近い順にイタリアンのお店が表示され、配達までのおおよそ時間が表示される。お店を選択すれば、メニューと料金が載っているので、食べたい料理を選択するだけである。

 

あとは配達場所の住所や位置を正しく確認するだけで終わりである。代金は元々Grabタクシーを利用するためのカードを登録しているので、追加の手続きは不要である。

 

非常に便利で、こうした仕組みは外食文化の強いベトナムに受け入れられ易いだろう。ただ、料理名などもう少し英語表示が増えてくれれば、海外からの赴任者にとっても使いやすいものなるのだと思う。

 

飲食業への外資の規制緩和、強い経済成長の継続、都市化の進展などを背景に、外食市場の拡大を見込んだ参入者は多い。駐在している者にとっては多様な食を得られる楽しみであるが、参入者にとって競争は厳しいと認識せざるを得ず、上記のようなデリバリー業務も並行に、若しくは、デリバリーに特化し店舗を持たない選択も有りなのだろうと感じる。

そうそう、ベトナムに赴任している方に楽しみを伺うと、「“食事”か“ゴルフ”くらいしか無い」という方ば多い。確かに娯楽は少なく、旅行では珍しいものも、ずっと生活をしていれば珍しいものではなくなってしまう
その中でも食事は別だ。ベトナムではどのお店の味にもハズレは無いように思う。いや、むしろ美味しいお店が多いように感じ、楽しみの一つとして継続をさせてくれる。

 

先日、超ド級ローカル店を探して迷路のような中にある貝の専門店へ行ってきた。超繁盛店だが、お店へ入った瞬間に外国人が注目を浴びるほどの超ローカル店。超ローカルでも味は抜群においしい。こんなお店に出会うと、楽しいものである。

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食の豊かさ、上手さは、
1000年にもおよぶ中国支配、その後のフランスの植民地と、世界三大料理の二つを学んだことも影響しているのだろう。

ただ、ベトナム戦争でアメリカのハンバーガーの何でも“ごちゃ”っとする文化を学ばなければ、もっと洗練された食文化が残っていたかもしれない。

 

今日の佐分和彦でした。

ありがとうございます。

 


今年も早やお盆を過ぎ、皆さん如何ですか? ベトナムは日本と比較すると年間休日は10日前後少なく、日本のお盆期間中も通常通りにお仕事でした。

 

少ない休日はひと昔前の日本のようですが、街並みの変化では一気に日本を超える近代的な都市へと向かっているのかもしれない。

TheLeadrhttps://e.theleader.vn/hanoi-to-develop-us4-billion-smart-city-20171208084646839.htm
 (写真出典)






7月、ホーチミンに「ランドマーク81」の商業施設部分がオープンした。地上81階、高さ461メートル、世界11番目の高さを誇り、周辺には40階前後の高層マンションが林立する壮観なエリアを構成するシンボルが出現した。

 

そして87日には、“ランドマーク81”に続けとばかりに新たな都市計画が承認された。それが、ITや環境技術などの先端技術を駆使して省資源化の徹底を図る環境配慮型都市「スマートシティー」計画である。

 

計画ではハノイとホーチミン、ダナン、カントーの4都市で推進するとされ、2025年までに試験事業を実施するという。日本からは、住友商事などが参画し、高い技術力とノウハウが期待されている。

 

さて、ベトナムと言えば、バイクが道路を埋め尽くすイメージだが、その実、急速に都市開発はすすみ都市化率は上昇している(上記、ランドマーク81の住居エリアだけでも、居住2万人とも言われている)。一方で、電力、ごみ、環境対策などなど都市インフラの整備が追い付かない状況にある。

 

このスマートシティー計画は、現状では整備が追い付かない都市インフラを備えた快適な都市生活とエネルギーの効率的な利用を掲げており、バイクの洪水、迷路の街、路上での食事といった今までのベトナムとは異なるイメージの都市を想像させてくれる。

 

勿論、外資への期待は高く、ソーラーエネルギーなどへの投資を受け入れ関連産業を育成したいという思いもあり、エネルギーや環境関連といった新たな産業分野でのベトナム投資にもチャンスはありそうである。

 

都市化については一点、課題を挙げるとするなら、バイク渋滞のイメージとは裏腹で、バイク以外の交通手段の整備をすることにあるだろう。都市内や、都市間を結ぶ手段を、バイク中心から他の手段も含めた整備をしてゆくことが鍵なるのだろう。

 

我が愚妻、初めてホーチミンへ来た時に、バイクの渋滞に驚きながらこう言った。


「交通手段が無さすぎる。バイクを中心地乗り入れ禁止にして、中心地はバス運行を整備すれば良い!!」と。

 

いやいや、なかなか良い着眼である。

こうした着眼は既にあり、いずれ諸々の政策が実現され、課題は解決へ向かうだろう。

“ベトナム=バイク渋滞”という海外へ向けての大きな“ブランドイメージ??”は近い将来、懐かしい出来事になってゆくのかもしれない。

それも、そう遠くないだろうと思えるほど都市部の様変わりは早い。

本日の佐分和彦でした。
ありがとうございます。
 


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