佐分和彦のASEAN

目指せ!世界コンサルタント。中堅中小企業への海外事業サポートの思いを胸に、日々の国際業務や生活で中で感じたことを、特にVietnam中心に発信してゆきます。

 ホーチミン市計画投資委員会の20171~8月の外国直接投資が前年同期比1.57倍の32億㌦強に達したと公表され、ベトナム・ホーチミンへの投資意欲が強いこと改めて感じている今日この頃です。

 

さて、外国投資が増えれば、当然、外国からの赴任者も増加をするわけで、815日労働傷病軍人社会事業省公布の、外国人労働許可証(以下「WP」)のオンライン申請を可能にするとの通達が(102日施行)出され、これにより申請手続きを多少なりとも簡素化に繋がるかもしれない。

 

 手続き流れを簡単に記すと、WP申請に先立ち、①使用者は外国人労働者雇用の必要性について所定の書式による申請書及び報告書を政府ポータルサイトから提出する。②電子メールでの審査結果を受け取った後、報告書の原本を所轄当局に提出をする。③当局より就労の承認書を郵送により受け取る。

 

ここからがWPの申請となる。④使用者は、就労開始予定日の少なくとも7営業日前までに、所轄当局に対して所定の申告書及びスキャンによる書類を添付してポータルサイトから申請をする。⑤所轄当局はメールにより審査結果を通知。⑥審査結果に問題がない場合、添付書類の原本を所轄当局に提出する。⑦原本受領後、使用者宛てにWPを交付する。

 

 施行後においても現行通り窓口での申請も可能ですが、オンライン申請の方が全体として短時間で取得できる設定になっています。ただ、現行は、持参すればその場でチェックを受けますが、オンラインの場合には審査結果の可否通知まで書類等の不備を指摘されない可能性があります。不備等の指摘を考えると、やはり早め且つ慎重な確認が必要となりそうです。

 

ちなみに、必要書類は下記の通りとなっています。ご参考にしてください。

(1)人民委員会委員長の承認書

(2)労働許可書の発給申請書

(3)企業登録証明書、駐在員事務所の設立許可書等の公証写し

(4)健康診断書

(5)本人のカラー顔写真2枚

(6)パスポート全ページの公証写し

(7)雇用契約書または任命状

(8)無犯罪証明書

(9)経歴や学歴を証明する書類(大学の卒業証明書など)

 

 

5月、ベトナム南部である地方の高級幹部がBMWで交通事故を起こした。この事故では、交通事故そのものよりも、その車両の運転者とは違う人物が車両の名義人になっていたことが注目された。

 

と言うのは、ベトナムに限らず新興国では汚職(贈収賄)は常態化し、政府は汚職防止に取り組んでいる。ベトナムにおいても汚職根絶に取り組んでいるところである。昨年来には、中央・地方省庁など公的機関の幹部に対する企業や個人からの自動車の寄贈が問題視され、フック首相が汚職根絶の一環として“自動車を受け取らない”(「自動車以外は良いのか?」と、突っ込みたくなるが、それだけ多いという事なのでしょう)よう指示していたなかで自動車名義の相違が発覚して注目された。

 

ベトナムでの贈収賄の刑罰は非常に重く、20億ドン(約100万円)以上の賄賂を受けた者は死刑の対象となり、提供した側は終身刑の対象となる。今回の自動車が便宜供与を目的としていたかどうかは定かではないが、寄贈された高級自動車を青ナンバー(公用車)にしてしまうことが多くあるようで、こうした不正を減らすため“自動車を貰うな”という首相のお達しが出た模様である。

 

 ベトナム駐在のある弁護士さんに聞いたが、“要求する側も誰が賄賂を出すか”は良く分かっていると言い、ターゲットとなり易いオーナー企業には、終身刑の嫌疑をかけられない為にも断固として受け入れない姿勢を求めている。

 

 この賄賂問題。もう少し幅広く取り締まる法案が今国会で議論をされている。いわゆる“商業ワイロ”と言われる、民間同士の、例えばリベートなども不正競争防止の観点から規制をするというものである。もし今国会で成立すれば、近い将来に施行されることになる。

 

「理不尽な手数料を要求された」という類の話は良く聞く話で、わが身のため毅然とした態度でのぞまれることを期待したい。

久々の佐分和彦でした。ありがとうございます。

 

先ずした事の2つ目。
海外へ行くと困ることの一つに移動手段があるのだろう。先般も、観光客の女性二人が困った表情で路上をウロウロしていたので、(下心なく)声を掛けてみたら“タクシーが捕まらなくて困っている”という事だった。

 

小生も赴任当初は全く同じで、時間帯や天候によっては数十分探すこともあった。
それもこれらに出会うまでは。

 
アプリ3社

左からVinasun(ビナサン)、Uber(ウーバー)、Grab(グラブ)の各アプリである。簡単に説明をしてゆくと、


Vinasan
は、恐らくホーチミン滞在者が最も多く使っているだろうタクシー会社である。他のタクシー会社と比較して安心・安全と評価は高く、小生も殆ど場合Vinasunに乗っている。
Vinasan
そのVinasunが出しているアプリの画面がこれである。


地図上に現在地が表示され、その近辺に赤色=空車のタクシーが表示されるので、来てほしい場所を決め、呼びたいタクシーを選択すると青色で結ばれ到着経路が表示される。
Okならば、下の【BOOK THE TAXI】をクリックすると運転手に連絡が行き登録した住所委まで来てくれる。来たら普通のタクシーである、運転手に行き先を告げて、降車時に料金(カード使用可能)を支払う。

車は、4人乗りや7人乗りや、ちょっと高くなるが黒塗りやSUVが選択できる。


時々アプリを通して予約をしたハズなのに、道すがらフリーの客がいたりすると、目先のお客を選択し、予約をしたこちらをキャンセルしてくる。

まぁ、ありがちな事です。ベトナムでは。

 


そして次はUber

こちらは日本でも話題になったことがあるのでご存知の方は多いと思う。米大手配車会社のアプリで、一般の人が有料で客を同乗させるというものである。日本ではタクシー業界の反対で話題になったと記憶している。
uber

基本的な画面構成はVinasanと同じだが、異なる点が幾つかある。


・画面上で行き先を設定する。(乗車時に行き先を告げなくて良い)

・車種毎に行き先までの概算料金が表示される。

・基本的にタクシーより安いが、需給関係(大雨など)によっては割高になる。

・車ばかりではなく、バイクも選択できる。(安いですが、お勧めしません)

・クレジットカード登録すればカーで決済ができる。

・例えば、遠回りされた場合など、運転手に非がある場合にはクレームを付け、想定料金を超過したと認められれば返金をしてくれる。

・画面を見ての通り、日本語で使える。

 

小生、仕事はVinasun(法人カードで清算)、プライベートでたまにUBERを使う程度で、基本的に公私ともVinasunを使っている。

運転手が一般人というところに何となく引っかかるのと、土地勘のない場所で事前に行き先を設定するのが面倒なのである(履歴は残るので、二度目からは同じ場所へは楽に設定できる)。

細君は、運転手に行き先も告げず、現金清算もしなくて楽なのでUBERばかりのようである。とはいえ、一般人が運転手であることから、夕方以降の単独乗車の使用は控え自衛している。

 

最後にGrab

Grab

Vinasun
Uberを足したようなものである。


タクシーもあれば、Uberのように一般の運転手のサービスもある。
登録台数が一番多く、車・バイクを探しやすく便利なのだが、小生に限って言えば、VinanunUberのアプリを先に使っていたので3つ目の配車サービスを使うインセンティブが湧かないのと、画面がベトナム語(英語への切替方法、英語版があるのかどうかは判らない)なので使っていない。

Grabは頻繁にメールが届く。キャンペーンなどの案内のようだが、ベトナム語なのでさっぱりわからない。



何がしか参考になりましたら幸いです。

 

久々の佐分和彦でした。ありがとうございます。In Ho Chi Minh

 

 

 

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