ホーチミン市法科大学で、非常勤の更に非常勤の、名古屋大学からご依頼があれば「ハイ」とお受けする程度の回数をボランティア先生やっています。

 

彼女らは(男性が少ない)日本語で日本の民法を勉強しており、目先は提携関係にある名古屋大学の僅か12名の大学院枠を目指して頑張っている。

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将来はと言えば、弁護士を目指している子は少なく、企業法務や銀行など普通に就職を考えているようだ。とは言え、日系の法務部門を目指す子は、日本人の法学就学者と競うことになるので、なかなか厳しい就職環境にはある。

で、小職はというと、昨年は3年生を対象に、相続税講座を3回と、将来経営者を目指すと言う子がいたので、ドラッカーの基礎を2回、それと、NHKのプロジェクトXを教材に“なぜ、日本の品質は優れているのか”、ものづくりやサービスで優れた品質を提供する日本の精神について意見交換を行った。

 

つい先日、今年も3年生を対象に相続税の講義を行った。さすがに民法を勉強しているだけあって理解は早い。そして、いつも感じる。

彼女らの真っすぐな目線がとても心地良い。

 

先日、ある日系企業の社長さんと話をした際に、

「社員は、企業や職場というより、社長である私個人について来てくれていると実感している。だからこそ、彼らの為にという思いが強くなる」と。

 

この企業、離職率が非常に低いという。処遇などは大切だが、それ以上に、この社長が、懸命に学ぼうとするスタッフの真っすぐな目線に応えているという精神的な繋がりがあるのだろう。

具体的には何だろう。少々恥ずかしいが、“愛”しか思いつかない。社員の人生に関わりを持った社長の愛だと思う。

 

小職も非常勤の更に非常勤ながら、学生のまっすぐな目線を見て感じる。

“今、彼女らの人生・将来に関わっている”んだと。

 

だからこそ、少しでも、出来ることは伝え、まっすぐな目に応えてあげたいと思う。


今日の佐分和彦でした。

ありがとうございます。