フランスの優勝で閉幕したロシアワールドカップ。楽しさと悔しさと、

ベルギー戦で日本が負けた瞬間、我が愚妻が叫びだしたことを思い出す。

 

「これ、絶対に20で日本が優位に立つと想定していなかったって~!!!! 西野ぉ~!!!!

 

おっ、俺もそう思う。我が愚妻ながら、なかなか良い所を突くものだと感心した。

 

その後の記者会見で、西野監督は

20と先行した場面の想定はなく、残り30分のなかで戦略を整える時間が無かった」という内容のコメントを残している。

 

攻め続けたのが良かったのか、守れば良かったのか、ロスタイムにコーナーキックを蹴らせたのが良かったのか、悪かったのか.....

 

結果への評価はいろいろあるのだろうが、西野監督のコメントの通り“20の状況になったらどうするか”のシミュレーションが無かったことが、経営者である監督としての敗因ではなかっただろうか。

 

言い方を替えれば、予選突破まで素晴らしい分析力と決断で勝ち得てきた西野監督にしても、20は想定できないほどの幸運であったのかもしれない。しかし、残念ながら、

 

幸運の女神に後ろ髪は無い。振り返っても、もう掴めない。

 

目の前に現れた女神の髪を掴むためにはどうするか? 重要なことは準備をすることなのだろう。

やるべき事が明確な準備もあれば、判らない準備もある。いつ、どの様な状況で現れるか判らない女神への準備は、シミュレーションをすることだと思う。

 

どこまでシミュレーションをしておくか。

想定・準備が出来ている事には対応できるものである。
逆言えば、準備があれば女神は現れるということかもしれない。

 
ベトナムに進出する企業さんにお聞きすることがある。


「撤退ラインはお持ちですか? 幾ら突っ込んだら、何年赤字を継続したら撤退の判断をしますか? 検討しますか?」と。

 

女神は微笑むこともあれば、そっぽを向くこともあるのだろう。

そうであるなら、ずるずる負けを大きくしないことも、シミュレーション力だろう。
シミュレーション力が勝負を分ける。


今日の佐分和彦でした。
ありがとうございます。