オンライン注文による料理宅配事業の市場規模が、2020年までに3800万ドル(約42億円)の市場になるとオンラインメディアのベトネットが報じた。

 

確かに、プライベートの移動で使用しているGrabタクシーのアプリに、知らぬ間にGrab FoodGrab Deliveryのコーナーが追加されていた。という事は、それだけ市場の拡大が見込まれている事業というのは確かなのだろう。

 
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Grab Food & deliveryの使い方は非常に簡単。


今いる場所の住所が表示され、その下の、Any cravings? から例えばItalianと入力をすると、今の場所から近い順にイタリアンのお店が表示され、配達までのおおよそ時間が表示される。お店を選択すれば、メニューと料金が載っているので、食べたい料理を選択するだけである。

 

あとは配達場所の住所や位置を正しく確認するだけで終わりである。代金は元々Grabタクシーを利用するためのカードを登録しているので、追加の手続きは不要である。

 

非常に便利で、こうした仕組みは外食文化の強いベトナムに受け入れられ易いだろう。ただ、料理名などもう少し英語表示が増えてくれれば、海外からの赴任者にとっても使いやすいものなるのだと思う。

 

飲食業への外資の規制緩和、強い経済成長の継続、都市化の進展などを背景に、外食市場の拡大を見込んだ参入者は多い。駐在している者にとっては多様な食を得られる楽しみであるが、参入者にとって競争は厳しいと認識せざるを得ず、上記のようなデリバリー業務も並行に、若しくは、デリバリーに特化し店舗を持たない選択も有りなのだろうと感じる。

そうそう、ベトナムに赴任している方に楽しみを伺うと、「“食事”か“ゴルフ”くらいしか無い」という方ば多い。確かに娯楽は少なく、旅行では珍しいものも、ずっと生活をしていれば珍しいものではなくなってしまう
その中でも食事は別だ。ベトナムではどのお店の味にもハズレは無いように思う。いや、むしろ美味しいお店が多いように感じ、楽しみの一つとして継続をさせてくれる。

 

先日、超ド級ローカル店を探して迷路のような中にある貝の専門店へ行ってきた。超繁盛店だが、お店へ入った瞬間に外国人が注目を浴びるほどの超ローカル店。超ローカルでも味は抜群においしい。こんなお店に出会うと、楽しいものである。

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食の豊かさ、上手さは、
1000年にもおよぶ中国支配、その後のフランスの植民地と、世界三大料理の二つを学んだことも影響しているのだろう。

ただ、ベトナム戦争でアメリカのハンバーガーの何でも“ごちゃ”っとする文化を学ばなければ、もっと洗練された食文化が残っていたかもしれない。

 

今日の佐分和彦でした。

ありがとうございます。