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    東京OLアフリカへー さちこ730日放浪記

    東京でIT営業を約3年やった後、思い立って退職し青年海外協力隊に参加! 2016年-2018年アフリカのマラウイで、コミュニティ開発の職種で活動中。 アフリカの温かい心(Warm Heart of Africa)と言われるマラウイでの、収入向上活動やアフリカ日常生活等を綴ります。

    第一希望のIT営業を約3年で辞め、2016年1月-2018年1月 青年海外協力隊としてアフリカ マラウイで活動中。(平成27年度3次隊、コミュニティ開発)
    マラウイでは村起こしの一環で小規模組合に対し、ビジネス支援を主にする予定。好きなものは、バックパッカーとヨガとミスチル♪(バックパッカー歴8年、18か国)
    Afri-Quest.com(http://afri-quest.com/archives/category/writers/sachiko-hara),The Povertist-途上国の貧困と開発を深堀するオンラインマガジン-(http://www.povertist.com/ja/author/sachiko-hara/)で現地ライターもやっています!
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    マズカバンジー!(マラウイの共通語チェワ語で”How are you?”)


    今日は農村での収入向上活動の話!

    農村の収入が向上するにはどうしたらいいんだろう…
    そんな事をずっと思いながら過ごした2016年。

     「アフリカ・マラウイの貧困層の収入を向上させよ!」「・・どうやって?」-9か月悩んだ結果をまとめてみた-



    いろいろ悩んだ結果、収入向上活動として4つのことをすることにしました。
    6

    その中から,左上のブリケット(炭)と書かれているところをご紹介しますー!

    私がマラウイで主に何してきたか、これで分かるかもしれません・・



    (おまけ)活動全体については、こちらにまとめました。

    【活動総集編 その1】協力隊1年目はこうだった −アフリカ・マラウイ農村でのビジネス支援!−

    マズカバンジー!(マラウイの共通語チェワ語で"How are you?") 先日、首都のJICA事務所で中間発表会がありました! 中間発表会は、マラウイに来てから1年間、どんな活動をしてきたのかを全員が発表する機会。




    □ブリケットづくりって??
    突然ですがブリケットって知っていますか?
               
    枯れ葉やトウモロコシの葉など有機物をドラム缶で燃やして、ブリケットを作るビジネス。


    マラウイでは料理に下の写真のような囲炉裏(バウラーと呼ばれる)を使うのが一般的ですが、
    その際に違法伐採した炭や薪を使う人が多く、それが森林伐採に繋がっています。
    一般的に料理に使われている囲炉裏(バウラー)

    一方で、ブリケットはトウモロコシの殻や葉、サトウキビの殻、枯れ葉など
    有機物から作るので、木を伐採する必要はありません。

    つまり、炭や薪の代わりにブリケットを使うと、森林・環境保護に繋がるんです!


    ブリケットはどうやってつくるのか、以下ビデオでちょっとご紹介します。

    まずはドラム缶にトウモロコシの茎など有機物をいれて、
    ドラム缶を燃やして炭化して、
    炭化したものとバインダーを混ぜておにぎりのように固め、
    数日、アフリカの強い陽の下におくと完成。

    とりあえず、ビデオみてみてください!笑


          

                
    なぜブリケットビジネスをスタートしたのか。
    以下3つのメリットがありました。
    無題1

    ①ブリケットは村人が日々使う消耗品なので、コタコタ県内に需要がある
    (コタコタ県内でうれるという条件クリア)

    ②かかる費用はドラム缶のみ。材料はゴミなのでタダ!
    (投資が少ないという条件クリア)

    ③すでに同類のビジネスがあって、村人に親しみやすい
    (私ボランティアが帰った後も、きっと活動を続けられる条件クリア)



    村に需要があり、コストがあまりかからず、農民も作りやすい。

      「なんてやりやすそうなんだ!」(その時はそう思った)

    配属先も環境保護につながるブリケットの関心は高く応援してくれたので、活動をスタートしました。
               

    □営業のような毎日
    無題2
    ブリケットを広める!と決めて、2016年8月ブリケットの宣伝を開始し始めました。

    まずはブリケットのついての資料を作成。

    当たり前ですが、宣伝には「なぜブリケットを作るのか?」を周知することが大切。
    メリットが書かれている資料がネット上になかったので、
    ブリケットを始めるメリットを分かりやすく書いた資料を作成しました。


    その資料を紙やiPadの入れて持ち歩き、出会った村長や、Youth Clubの人に話して回ることにしました。


    「村人グループはどんな活動しているの?私収入向上でこういうこと出来るんだけど、興味ある?」といった具合。(本当に訪問販売のセールスマンみたいに)

    また同僚からCOMSIPと呼ばれる収入向上を目的に活動しているグループを紹介してもらい、COMSIPメンバーにブリケットの話をしていきました。


    その結果、興味を持ってくれたのが5グループ。
    彼らに順番にブリケットワークショップを開催することにしました。


    □ブリケットワークショップ!

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    ブリケットに興味を持ってくれた5グループに、順番にアポイントメントをいれ訪問を開始。


    大勢の村人が集まってくれた第一回目は本当に緊張・・。笑
    なんせブリケットの作り方を他の隊員に教えてもらったものの、わたしもブリケットを作るのは初めて!

    どういう順番で始めるのか・・・
    本当にブリケットは形になるのか・・・

    不安定要素が多いマラウイでは成功するとは限りません。


    まずは先輩隊員が作ってくれたビデオで、作り方を説明。
    (活動には、こんな風にI Padを活用して動画を見せています。
     文字が読めない人にも直接音と映像で伝えることができるので、ビデオはとても効果的です!)

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    紙媒体で、なぜブリケットを作るほうがいいかメリットを説明。

    そのあとはいよいよブリケット作りを開始!


    ワークショップの様子はこちら。



    6時間後・・・
    終始ドキドキでしたが、なんとかブリケットができました!

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    完成したブリケット 製品にするにはほど遠いけど・・


    そんなこんなで5か所で同じようにワークショップが終了!


    しかし、問題はこれから。村人がブリケット作りを始めてくれるかどうかが重要です。


    ブリケットは彼らのビジネス…
    主体性が大切なので、「ブリケットビジネス初めてね。」と敢えて強くは言わないことにしました。

    □ブリケットビジネスを始めるための「壁」とは…
    
ところで、
    村人にとって、ブリケットビジネスを始めるために、大きな壁がありました。

    それは 【初期投資】=ドラム缶を用意すること

    BlogPaint



    ドラム缶を用意するには、
      ・コタコタにドラム缶を売っているお店がないので、持っている人をツテで探さなければならない
      ・ドラム缶の購入費11000MK(約1500円)は、村人にとって結構高い


    初期投資するために、ある程度の貯金がないといけません。

    ですが、村人には他にお金が必要なことも多い。

    米や野菜の種を買ったり
    急な出費(病院、葬式)のために貯金したり
    他のスモールビジネス(揚げパン、野菜ビジネスなど)をしたり

    もともと定職についておらず収入源が少ない村人たちにとっては、ドラム缶の出費はかなり大きい。

    たとえ収入を増やしたいとおもっていても、
    コストを払ってまでビジネスをするメリットを感じてくれるか

    そこまでしてビジネスをやりたいか、がポイントになってきます。


    □やる気溢れる植林グループに出会った!

    IMG_1775 (2)

    そんな中で「ブリケットを定期的につくる!」と自分たちで決めてくれたグループが現れました。

    その名も【Madzima tuwa Forest group(その土地の水が牛乳のように白いので、白い牛乳という意味らしい)】


    彼らは2015年に発足した植林グループで、自分たちの意思で毎年約4000本の植林をするくらい、環境問題に関心があるグループでした。



       副リーダー「ちょっとドラム缶用意したから、来てみて!」


       私「じゃあ来週の火曜日にいくね」



    ワークショップ後、この後どう進めようか悩んでいるときに、連絡をもらい村に行ってみると…
    なんと自分たちでドラム缶を友人伝いで購入してました!

       私(まじか…!自分で用意してくれるなんて嬉しすぎる)

    IMG_9288
    ドラム缶を用意してくれ、加工までしてくれた

    ドラム缶を購入したことにも表れているように、彼らはブリケットを作ることにとてもやる気になってくれていました。

        副リーダー「僕たちは植林をして無くなった木を増やしているけど、ブリケットを作ってそもそも木が伐採されるのを防ぎたい」

    そんな風に言ってくれました。

    援助するときは何をするにも、裨益者の主体性・やる気は大切だなあ…と思う瞬間でした。



    もともと彼らは、自分たちで毎年4000本植林活動をするくらい環境問題に関心がある人たち。
    収入向上に加えて、環境を守りたいという思いも、大きなモチベーションになっています。

    IMG_0178
    2年前に植えた植林場所を見学させてもらった

    プロジェクトを始めるにあたって、援助対象グループを選定することはとても大事だと思います。

     ①強いモチベーションがあるか
     ②チームビルディングされた強力な組織かどうか

    で結果は大きく変わってきます。

    プロジェクトのプランは素晴らしくても、援助対象グループのモチベーションが低ければ、途中で頓挫してしまうかもしれません・・・




    また、賛否両論あることを言いますが、
    時々、マラウイでは「お金」はモチベーションになりきらないなーと思うことがあります。

    それは、彼らに取って「お金」は絶対に必要なものと言い難いから。

    例えば日本などの先進国ではお金がないと食べられず、良いサービスも受けられないので、
    「お金」がそのまま幸せ度合いに直結しやすいと思います。


    一方で、大都市から遠い村で生活する人々にとっては、
    「お金」があったからといって、良いサービスを受けられるとは限らないし、ご飯のバリエーションが増えるわけでもありません。

    ご飯も自分の畑があるので何とかなるし、最悪お隣さんとシェアもできます。

    もちろんある程度の「お金」(肉を買ったり、病院に行く費用を賄ったり、クッキーなどの嗜好品を買ったり、学校費用を払ったり)はないと困りますが、ある程度の「お金」が手元にあると満足。

    お金があっても、それ以上の商品・サービスがそもそも身近にありません。


    そんなお金が絶対でない、経済社会がそこまで浸透していないマラウイで、
    ときどき「お金」は先進国のようにモチベーションの一つにならないかも知れません。

    ・・じゃあお金の他に、何がモチベーションになるのか。


    組織に参加することで得られる近所の人ときずなか。
    マラウイを良くしたいと思う気持ちか。はたまた村での地位か。


    考えなきゃいけないテーマだなあと思います。




    やる気がある援助対象グループを選定することは、プロジェクトが成功するために、とても大事だなという気づきを得ることができました。




    次回は軌道に乗ってから販売に至るまでをご紹介。
    madzimatuswa forest clubで行った第一回ブリケット生産の様子からお届けします!


    もっと詳しいことを知りたい方は、こちらをご覧ください~。


    ブリケットビジネスの今までの活動をまとめた報告書



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    無題

    マズカバンジーー!(マラウイ共通語チェワ語で"How are you?")



    マラウイに住んで今月で15ヶ月目。だんだんマラウイが体に染み付いてきた気がします。笑



    決して快適とはいえないミニバスに乗りながら、壮大な景色を目の前に、ふと思ったこと。

    「あー、マラウイっていい国だな!

    色々な人に来て、味わってもらいたい!」



    ミニバスから見える絶景


    ぜひマラウイの良さを疑似体験して欲しいということで、
    マラウイの大好きなところ 6選をご紹介します!

    筆者の旅行20 カ国の経験を踏まえて、マラウイに特化して書きます!)


    次の休みは何しようかな〜、とせっかくの休日に何かしたい人。
    旅行したいな~と思うけど、場所を決めていない人。



    マラウイに来るチャンスですよ!笑


    ブログを通して連絡いただければ、色々アドバイス・情報共有などさせていただきます~)




    (1)日本では見れない絶景に毎日出会える
    一番に思いつくのはやっぱりこれ!
    マラウイは、本当にステキな景色で溢れている国。


    限りなく続く地平成と壮大な空



    真っ赤に染まるおおきな夕日


    赤い土と豊かな緑    
    図1




    日本では見れないような、壮大な景色が毎日見れます。



    また普通の日常はこういう景色なのですが、観光地に行けば格別の絶景。


    青く澄んだ、海のような世界遺産マラウイ湖(@カタベイ)


    ムランジェ山からの景色(@ムランジェ)


    人生に一度は、この絶景を味わってほしいです!



    (2)夜はほぼ毎日天の川(夏シーズンは蛍も)が見れる
    昼には素敵な景色がみえますが、夜も絶景が堪能できます。


    他のアフリカに比べても発展していないマラウイは、電気の普及率が低いので、<星の見え方は格別。


    天の川はほぼ毎日見れますし、建物がないので地平線いっぱい星が広がります。
    まるで天然のプラネタリウム。 (残念ながらカメラでとらえるのは難しいですね・・)

    IMG_8198


    日本では山奥に行っても、この景色を見るのは難しいと思います。


    しかも、夏シーズン(11月-3月@コタコタ)には蛍があたり一面に飛んでいます。
    空のは満天の星、地上にはたくさんの蛍。

       

    残念ながら写真はないのですが、この絶景はなかなかありません。
    (マラウイ・コタコタまで見に来てくださいw)



    (3)アフリカの中の「ザ・アフリカ」を体感できる
    他のアフリカと比べても、マラウイはまだまだ発展していない国。
    よく抱かれる「アフリカ」のイメージが、マラウイにはそのまま残っています。


    例えば、藁葺き屋根の家がたくさんあったり。(ケニアやタンザニアに行ったときは、基本鉄板屋根であまりありませんでした。)
    image


    例えば、ミニバスにこれでもかと人をのせたり。



    例えば、大きなビルが全然なかったり。
    image
    左:タンザニア、右:マラウイ   



    現地の人とトラックの荷台に乗って移動するなど、そんな体験が簡単にできます。




    「ザ・アフリカ」を知るという意味で、
    エジプトやケニア、タンザニア、ルワンダなど他のアフリカ先進国行かれる人には、
    特にマラウイに立ち寄ってほしいです!(全然違うので!)



    (4)めったに人を怒らない文化。思いやりに溢れたひとが多い

    image
    マラウイは【Warm heart of Africa】と呼ばれるくらい、心温かい人が多い国。


    例えば、バイクが故障したときに、バイクを見ていてくれたり。


    私からお願いしていないのに、見返りを求めず荷物を運んでくれたり。



    他のアフリカの国に比べても、ぼったくりは少なく、

    ぼったくろうとしている兄ちゃんがいても、ニヤニヤしているのですぐ分かります。笑

    (基本、マラウイ人はウソが下手だなーと思います。笑)



    そういえば、世界一周でマラウイを訪れた旅人に去年あったんですが、

    彼らはマラウイのゆったりさが大好きで、1ヶ月も滞在していました。



    忙しい日本や、他の国のぼったくりに疲れたら、

    ぜひ思いやりに溢れたマラウイに訪れてみてください。きっと癒されます。




    (5)ゆったりした雰囲気を満喫できる

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    何をするにしても全てがスローなマラウイ。


    遅刻30分は当たり前。(むしろ時間通りに来たと判断される)

    2、3時間の遅れ、むしろ無断欠席もしょっちゅう。


    そんなゆったりなマラウイだからこそ、人々の心にはゆとりがあります。



    マラウイに来たら、そんなマラウイ人の心の余裕が感じられる経験がいっぱいできるはず。


    忙しい生活に疲れたら、マラウイのゆとりに癒されにきてください。




    (6)比較的安全な国

    image
    最後はこれ。
    アフリカというと、どうしても危ない地域というイメージを持ちがちですが、マラウイは他のアフリカの国に比べても、安全な国です!



    例えば、バイクを使ったひったくりにあったという話は聞きませんし、
    怖いタクシー強盗も全然ありません。



    むしろ、私がiPadを持ちながらバスで寝ちゃったことがあるんですが、
    「iPad 危ないよ」とマラウイ人が注意してくれるほど。



    世界有数の治安が良い国日本と比べると、危険はつきものですが、

    他の途上国に比べると、全然安全な国だなあと思います。
    (もちろん注意するに越したことはありませんけどね!)



    多分それは、まだまだ発展してなく、経済社会が十分に浸透していないマラウイだからこそだと思います。
    今後、マラウイが発展し人口増加すると、また雰囲気は変わってくるのかもしれません。






    ということで、1年3ヶ月住んで見てわかったマラウイの大好きなところ6選でした!!




    □海外旅行・アフリカ旅行に躊躇する方へ
    そんなこと言っても海外か~、アフリカか〜と思うこともあるとおもいます。



    だけどアフリカ大陸は遠いと思いがちですが、実際は飛行機に乗ればこれちゃう場所です。


    シーズンによりますが、日本-マラウイ往復で飛行機代10数万円くらい。
    ヨーロッパと同じくらいかもしれません。(滞在費を含めると、アフリカの方が安く済むかも。)



    「海外に興味があるのなら、航空券を買って、行けばいい。」


    先日ある記事を読んでいて突き刺さった言葉です。
    まさしく、この通り。


    行きたいと思うなら、まず航空券を思い切って買えばいい。
    いろいろな不安は、買った後に考えればいい。


    日本はGDP第3位の経済大国。
    どうしても海外に行きたいなら、大半の人がどうにかすればチケットを買えちゃう国だと思います。(人にもよると思いますが)


    一方で、マラウイには海外に行きたいと長年思っていても、航空券はおろか海外行きバスのチケットも買えない人が大勢います。
    ましてや日本にこれる人は、政府の行政官か、お金持ちの上位数%…



    そんなラッキーな環境に生まれた日本人だからこそ、
    行きたいところがあるのなら、躊躇して欲しくないです。



    かくいう私も、全く英語ができない19歳の時、初ひとり旅にインドに行ったんですが、 航空券を買った後は「インドで死ぬんじゃないか」と、不安でいっぱいでした。


    ですが、行ってしまえば何とかなるもの。
    今ではマラウイに住めるまでに成長しました。笑


    ガンジス河
    ガンジス河でバタフライしたことは、一生の思い出になりました


    お休みをとるとか、家族の心配とか、いろいろと大変なことはあると思いますが、
    興味があれば、ぜひ一度訪れてみてください!


    きっと、新しい発見がいっぱいあるはず。


       

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    マズカバンジー!
    (マラウイの共通語チェワ語で"How are you?")

     

     

    「アフリカ・マラウイで健康を維持するのは、活動と同じくらい大切。」


    そんな言葉を、よく
    JICAの方から聞きます。


     

    本当にそう。健康は大事!


     

    ちょっとした傷が膿んだり。

    日本では余裕だったのに、徹夜をしただけで熱がでたり。


     

    日本では「いけるでしょ!」と気合いでなんとかできたことが、

    マラウイでは気合いは病気につながりやすいなあと、実感します。

    (なんでだろう。気候のせい?日本にはいない微生物やウイルスがいるから?)

     

     

    ということで、今日は病気のお話。

    微熱の中、おかゆ作りながら書いてます。笑

     

     

    「あれ?マラリアになった?」

    今日は日曜日。オフィスに行かなくてもいい。

    ということで、ゆったりとした朝を過ごしてたのですが、なぜか体が熱い。

     

    熱を測ってみると37

    「最近寒くなってきたから、風邪かな〜」

    最初はそんな風に思っていましたが、熱はだんだん急上昇。

     

    むりに朝食を食べたら、普段平熱35.5度の体温が38.3 度までになりました。

    「あれれれ

     

    頭痛に関節痛・悪寒で、結構きつい。

    とりあえず寝てみるものの、熱は下がらない

     

    「これは、もしかしたらアレか。」

     

    マラウイでは、熱がでたらまずマラリアを疑うこと!

    外国人が病院にいったら、医者はすぐにマラリアの薬をくれるくらい。

     

    こんかいの症状がマラリアのケースとほとんど一緒なので、焦りました。

     

     
    1週間から4週間ほどの潜伏期間をおいて、発熱、寒気、頭痛、嘔吐、関節痛、筋肉痛などの症状が出ます。


    マラリアには4種類(熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵形マラリア)あります。その中でも、熱帯熱マラリアは発症から24時間以内に治療しないと重症化し、しばしば死に至ります。脳症、腎症、肺水腫、出血傾向、重症貧血など、さまざまな合併症がみられます。

    海外旅行と病気.org /マラリア)

     


    早く検査しないと・・。

     

    マラリアは薬を飲めば治る病気ですが、対策が遅れると命取りになります。

    原因不明の熱がでたら、早めの検査が大切です。

     

    ドキドキのマラリア検査!


    マラリアクイックテストと呼ばれる、マラリアかどうかを検査できる簡易キットがあります。
    IMG_6279
    SD Malaria Ag P.f/Pan(SD マラリアクイックテスト)


    マラウイでは全ての協力隊員に配られています。

    一般の人も、マラウイの薬局に行けば手に入ります。

     

    やり方は簡単。

    まずは針を指にさして(ちょっと痛い泣) 、血を採取。

     


    その血をキットの丸い穴のほうにいれる。

    その次に、四角い穴の方に付属の検査液をいれる。


     

    15分待つと、検査液と血液が混じり、結果が現れます。


     

    ・・・ちなみに、私の結果は

    「陰性(マラリアにかかっていない) 」でした!

     

    結果の見方は、PanやP.fに線が出たら陽性( マラリアにかかってる)

    PanやP.fに線が出なくて、Cのみに線が出たら陰性( マラリアにかかっていない)

     怖かったので、念のため2回検査しましたが、両方とも陰性。

    最近、蚊に刺されていて本当に心配だったから、よかったよかった~。

    私が住んでいるコタコタは水辺があって暑い、蚊の多い地域。

    毎日5か所以上刺されて、足には20か所以上跡があります。。
     

    蚊のせいで最近の足は斑点だらけ


     

    無事次の日は熱も下がって、何事もなく過ごせましたとさ。

    原因不明の熱ですが、マラリアじゃなくて本当に一安心。

     

    今回は大丈夫でしたが、今後も気をつけてマラウイ生活送らないと!


    マラウイ人にとってのマラリアって?

    マラリアについて、今回改めて考えるきっかけになったんですが、
    現地のマラウイ人にとっては、マラリアはどんな存在なんでしょう?


    一度、村で仲良くしてもらっている人に聞いたことがありました。

      私:「マラリアにかかったことある?」

      村人:「もちろん何度もあるよ!でも薬を飲んだら治るし大丈夫!」


    そういった声は、いろいろなマラウイ人から聞きます。
    マラリアなのに仕事に出てくる同僚もいるくらい。

    人によっては4回5回もかかったことがあるくらい、彼らにとっては日常的な病気。

    でも、彼らはあまり気にしませんが、マラリアで亡くなっている人が大勢いるのも事実。

     マラウイでは、マラリアが主要疾患の第1位で、病院の外来患者の33パーセント、入院している5歳未満児の40パーセントがマラリア患者であり、その30パーセントが死に至っています(1999)。

    ODA見える化サイト マラリア対策計画)


    この間村に行ったとき、知り合いのお母さんの子供がマラリアにかかっていました。


      お母さん:「子供がマラリアになったから、病院に行って来たのよ~」

      私:「そうなんだ!(汗)だいじょうぶだった?」

      お母さん:「薬をもらったから大丈夫よ。これからマーケットでパナドール(解熱薬)買ってくるわ!」


    病院で支給されるマラリアの薬
    IMG_3268


    見せてもらった病院で支給されるマラリアの薬は、
    文字が読めない人のために用法容量が分かりやすいように、絵で書いてありました。

    医者がいない地方の小さな病院でしたが(私の住む町の中心まで30-40km)、
    マラリアの薬があると聞いてとりあえず一安心。


    マラリアは、外国人の私たちには予防手段がありますが、
    現地のマラウイ人に、予防薬を買うお金はありません。

    蚊帳をかうお金がない家もけっこうあるくらいです。
    (蚊帳を買う余裕はあっても、文化的に使う慣習がない?)    

    薬を買うお金は、もともと収入が少ない彼らにとっては大きな負担になるはず・・。


    マラウイからマラリアがなくなる日が来るなんて、今の経済や衛生環境を考えると想像もできませんが、
    マラリアでの死亡率はどうにか下がってほしい。

    今回の自分の経験は、マラウイの医療環境について考える良いきっかけになりました。    



     

    マラリア流行地域に行くひとは必見。マラリア対策にはこれ!

    そんな怖いマラリアには、対策が肝心!

     

    今回私が使ったマラリア検査キットを含めて、いろいろな対策があります。

    (青年海外協力隊で途上国に行く方は、JICAの対策は以下のようにしっかりしてるので心配不要です!)


    そもそもマラリアとは・・

    ハマダラカという蚊を媒介し、
    発症すると、発熱と悪寒を伴い40度近くまで熱があがる。
    症状が風邪に似ているので、マラリア拡散地域では、熱が出た際にはマラリアを疑うのが良し。

    熱帯熱マラリアの場合、頭痛、倦怠感、筋肉痛、関節痛、時に悪心、嘔吐、下痢、咳などを伴い、
    致死的な経過をたどりやすい熱帯熱マラリアでは死亡することがある。

    予防薬やワクチンによって、対処が可能。   



    ちなみにマラリアは、以下の地域に流行しています。。
    アフリカ、南米、パプアニューギニアが有名な流行地域ですね。

    img39
    参照:厚生労働省検疫所FORTHホームページ

    JICAから支給されてもいる、マラウイ対策セットはこれ!

    ・メフロキン
      

    マラリアの予防薬。週1回のペースで服用します。
    JICAでは、対象地域に派遣される隊員にこの予防薬を配っています。    

    これを飲んでいると、マラリアにかかる確率は急激に下がります。
    (飲んでいる隊員は、まったくマラリアにかかっていないというJICAの情報があったくらい)

    メフロキンについてはこちら!(ANTIBIOTEC-BOOKS 抗菌薬インターネットブック)   


     

    ・マラリアクイックテスト  


    予防薬があっても、「もしかしたら、マラリアかも?」という時があります。

    そんなとき、マラリアかどうか確かめる薬がこちら。

    今回使用したマラリア検査キットです。
    病院に行っても検査はできますが、病院が近くにない、病院が空いている時間まで待たなくてもいいというときに便利です。

    マラウイではローカルの薬局でも結構売っています!
    (ただし、有効期限が過ぎていないか確認するのが大事。笑)
    詳しくは、SD マラリアクイックテスト

    ・ロナート(LONART)

    検査してみたら、陽性だった!

    そんな万が一マラリアになったとき、マラリアをやっつける薬。


    処方が少し難しいので、個人では対処しない方が良いですが、
    病院に簡単に行けない地域にいる人は、手元にあった方がいいかもしれません。
    (飲む時間が決まっていて、用法を守らないと効果がないらしいです。)

    協力隊員も整った病院が近くにない地域に住んでいる人が多いので、マラウイでは念のため支給されています。
    インド製で、マラリア流行地域で一般的に使用されているようです。

    ご参照:NIGERIA Drog & Devices Database (http://rxnigeria.com/items?task=view&id=146)

    ・パナドール(アセトアミノフェン)
    マラリア(デング熱の時も)になったときは、普通の鎮静解熱剤は飲んではいけません。
    (普通の鎮静解熱剤は、アスピリンなど血小板の働きを妨げる作用があり、出血傾向を助長するから。)


    発熱に対しては,アセトアミノフェンが含まれた薬で対処するのが一番。
    マラウイではこのパナドールが一番有名です!

    参照:外務省 世界の医療事情

    □蚊予防におススメな4つの対策mushiyoke
    でも、当たり前ですが、そもそもは蚊に刺されることを予防したほうが良いです!

    私の足みたいになる前に、こんな対策をした方がいいです。
       

    ①長袖・長ズボンを着る。色の濃い服は避ける。

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    長袖・長ズボンを着、できるだけ皮膚を出さないことがベター。
    熱い地域で長袖・長ズボンは辛いですが、特に蚊が多いところに行くなら皮膚は隠すべし。

    また、黒や紺など濃い色に蚊は集まりやすいので、避けるのがベスト。



    ②蚊帳を使う

    寝るとき、部屋でゆっくりするときは蚊帳を使うのがベター。
    スプレーでも絶対防げない蚊から、体全体を守れます。

    蚊帳を使う時には、破れていないか、ちゃんと隙間がないか確認すること。

    ちなみに私が使っているのはこちらの蚊帳!

    ・住友化学株式会社が発明した「オリセット®ネット」。
     防虫剤が練りこんである優れもの。UNICEFを通して、世界中に配られています。
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    ・テント式の蚊帳!マラウイで購入。安心感があります。



    ③明け方・夕方の外出を避ける


    蚊が出やすくなる、明け方と夕方の外出を避けるのがベター。
    たしかに私の任地でも、明け方や夕方はイキナリ蚊が増加します。

    この時間は窓やドアを開けっぱなしにしないことも重要です。



    ④蚊対策スプレーを使う

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    最後は蚊対策の薬品。
    日本製のスプレーや蚊取り線香は、マラウイでけっこう効きます!

    日本から持ってくるのがベストだと思いますが、持ってこれない人は現地でも買えるので何かしら準備しましょう。



    (おまけ)アフリカにこの蚊対策グッツは持っていけ!

    暮らしてみて分かった、現地でほしくなる日本製の蚊対策グッツはこれ。


    ①ワンプッシュ蚊取りスプレー 部屋用(電気不要タイプ)




    押すだけで、一部屋まるごと蚊を除去してくれます。マラウイの蚊にも効果抜群!
    スプレー式でなく、電気・電池もいならいので便利。

    実際協力隊の先輩も使ってるます!(私もいま日本から送ってもらっています。)




    ②蚊取り線香



    日本の蚊取り線香もマラウイではけっこう効きます!
    マラウイに中国系の蚊取り線香も売っていますが、湿気ってすぐに火が消える粗悪品・・。

    日本の蚊取り線香を持っていくと、現地の粗悪品にイライラしなくていいかもしれません。


    流行地域に行く方は、ぜひしっかり準備して楽しい旅行をしてください!



       


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