私自身はお世話になったことがない精神科。


どんなところなんだろうと多少は不安もあったけれど、
まずは新しい建物だったらしくて、とてもきれいな内装で、
予約制といっていたのに人も結構いて
意外と「ふつう」だった。


母は看護師や医師と落ち着いて話をしていた。
内容はともかくwなんだが、相手は百戦錬磨の専門医だ。
取り繕いが出ようが、「お久しぶりです」が出ようが
気にせず対応してくださる。

でも、母としては
どうやら付き添い気分だったようで
採血の時に初めて自分が診てもらうのだと気付いたらしく
急に凹んで「私どこか悪いの?」と言われた・・・

血圧計るのは大好きなのに、血液とられるのは悲しいのかw



わかってはいたけれど、認知症の診断が出た。

長谷川テストなんぞ、
ほぼ同じ問題をもう何十回とやっているはずなのに
一向に答えを覚えてくれない。

まあ、ホントは覚えるものでもないけれどw

いつやっても何回やっても覚えることは難しいし、
次の瞬間にはすっかりリセット。

他の原因で起こる認知症を知らないので善し悪しも言えないし、
多分、言ったところで意味もない。

冴え返りとかがないとは言わないけれど。

もう本当に母の記憶は「戻らない」のが現実だと
ただ淡々と受け止めるだけ。

動揺するのかと思ったりもしたが、
悲しいとも苦しいとも淋しいとも…

意外なほど気持ちが動くことはなかった。


暴言吐かれたり、脱走されたり、そこそこ暴力的だったり。

いろんなことが多々あったけれど、
(って、今もあるけどw)
過ぎてしまえば、言い方は悪いが 「どうでもよくなった」。

母の中に「今」しかないのだから、
わたしが「以前」や「昔」にこだわっても疲れるだけだし。

色々あったおかげで割り切りも早くできたのかもしれない。



反面、妹はまだいろいろ思うところがあるらしい。
今回の件も、結構ショックが大きい様子だ。

入退院や治療で、変化した後の母と接した時間が少ないせいかも?

色々と面倒を見てくれていたのは妹なのだから
その頃からのギャップを考えると
当然と言えば当然の反応か。

そちらの方が家族としては一般的なのか?


まあ…私の場合、
親離れがうまくできたと言えば聞こえはいいけれど、
ただ単に冷たいだけかもしれないねえ・・・

親不孝者でスマヌ!(´д`;)