「塾の先生」として

2006年06月15日

テンションと機嫌

 例えば他塾の先生なら、どうでしょうか。

 その日一番最初の授業で、一番最初に顔を合わせた生徒さんが、
 「センセー、宿題やってなーい」とか
 「え!? P39も宿題やったっけ?? ・・・やってない」とか
 「プリント忘れたー」とかって言ってきたら・・・、、、、、、

 「さあ、今日も頑張って仕事だ〜」って時に僕なら、それは相当テンションが下がってしまう。

 はぁ〜・・・・・・・・。

 宿題を忘れたというのに元気いっぱいであればあるほどテンションは下がってしまう、いや、元気がなさすぎる子もやる気がなさそうに感じてしまいテンションは下がってしまう。

 しかし、これはテンションのアップダウンの問題だ。そして、そのテンションのアップダウンは引きずってはいけない。授業に支障が出てしまう。つまり生徒達に影響が出てしまう。自戒の念を込めて、ここに書いておこうと思う。

 テンションのアップダウンの問題だということは、つまりどういうことかというと、
 これはテンションのアップダウンの問題であって、機嫌が良くなる悪くなるという問題ではない。その日一番最初の授業を前に一番最初に顔を合わせた子が宿題を忘れてきたことによって、僕が機嫌を悪くしてしまってはいけないのだ。彼彼女に対する指導はするとしても、機嫌悪く、つまり感情的になってはいけないのだ。

 もう一度書きます。自戒の念を込めてこれを書いてます。自分がちゃんと出来ているから書いているのではないです。

 その日の一番最初なのに最初の生徒が宿題を忘れるなんて!!!! ってここで気分を害して機嫌が悪くなるというのは、あくまで僕個人の問題だ。宿題忘れは良くないけど、仕事始め早々に宿題を忘れた彼彼女が登場したということは、彼彼女には全く関係のないことだ。

 しかももっと言えば、
 その子が宿題を忘れたことにしたって、元を正せば常日頃からの自分自身の指導力の悪さが大きな要因。なのに、機嫌が悪くということは、相手に対して腹を立てているのではなくて、自分自身の非を自分が認めようとしないことから生じる心理的防衛機制だ。こちらの勝手な心理的防衛機制によって感情的に責められる相手にとったらそれはタマッたもんじゃない。

 というわけで、
 もう少し
 冷静になろう。


sachi_livedoor at 11:06|Permalinkclip!

2006年05月21日

試験前は塾の祭りだ。

 試験前っていうのは、少し理性が飛んでしまってしまう。もちろん勉強する所だから理性が飛ぶというのは良い表現ではないけれど。

 いつも以上にテンションを高くあげていきたい。
 同じプリント何枚刷るねんって感じだし、喉が渇いたらジュースを買いに行かせたりしたし、消しゴムのカスがいっぱいになり、少々机や椅子も乱れる。お行儀良く授業を集中して聞いていれば机や椅子が乱れようがなくて乱れるということは学習態度が悪い証だ・・・とは思わない。勉強体制に入り込み、学習モードがヒートアップするときは机や椅子が乱れることもある、それを次の時間までに整理するのは僕の地味な仕事であって、良いんだ良いんだ。とにかく盛り上がれ。

 そう。

 勉強祭りだ!

 塾にとってテストは大きなイベントで、試験前は塾の祭りだ。

 祭りは理性的に行っていてはダメで、少々飛んでしまうくらいがちょうど良い。
 体験授業に来た生徒も実際より多く無料で授業を受講している。受ければ良いさ。なぜなら今は祭りの最中。


 さ〜〜〜て!
 国語の試験対策課題作ろうっと。。。。。。

sachi_livedoor at 01:22|Permalinkclip!

2006年05月18日

ルール違反者に対しては笑ってあげないことにしよう

 特に小学生の時間には、授業の合間などに例えば宮本先生のパズルなどをして生徒さん達と遊ぶことがあります。宮本先生のパズルはとてもよく考えて作られているなぁって思います。僕は2冊しか持っていなくて、どのパズルにも感心するばかりなんですが、発想力とか推察力とかの動機づけには最適だと思います。
 子供達が興味関心を持って真剣に取り組む姿を見ようと思われるなら、是非お勧めです。

強育パズル1 たし算パズル たて、よこにたす! 初級編

算数パズルトレーニング あなたの論理的思考に磨きをかける


 しかし残念ながら、こういうものに対してルール違反をしようとする子供も中にはいます。縦か横にしか進めないというルールを知っていながらも斜めに進んで一秒でゴールインしようとする子などです。スポーツをしている子供なんですが、スポーツにルールがあるのと同じようにこういうことにもルールがあります。しかし知っていながらもそれを無視して楽しもうとする。
 「いちびり」って言葉は標準語ではないのでしょうか。どうなんでしょう。要はそういう子で、その『ルール違反して一秒でゴールインしている自分』と『その時の相手の反応』で遊んでいるんですね。

 そして、最初は「おいおい〜。な〜にやってんのさー。」なんて言って笑って僕も見ていたのですが、もうやめようと思いました。もう厳しくというわけではないけど、笑わずに真面目に目を見つめようと思いました。
 ルール違反に対して笑ってあげて、それで子供が図に乗って、っていう時間の流れやムードに慣れさせてしまうことは、子供と接する人間としてやってはいけないことだなって思うんです。
 公共の福祉といえば今はオーバーだけど、みんながある一定の枠の中で楽しむために作られたルールを破って一人楽しもうとすることはやっぱり良くない。それをじっと目を見て黙して解らせてあげよう。

 だからもう。
 ルール違反者に対しては笑ってあげないことにしよう。
 

sachi_livedoor at 00:01|Permalinkclip!

2006年05月12日

授業の質

 私信です。
 楽天ブログURLは、こちらです。
 http://plaza.rakuten.co.jp/sachi1234/

 さて。
 最近、ようやく授業に慣れてきた様子です。
 板書とか時間配分にも慣れてきて、テンポとか仕草が良い感じになってきました。
 でも、生徒さんにも慣れてきたんでしょうね。

 しかし、こういうときが勝負どころです。甘んじては決していけないのです。
 だいたい生徒に慣れるなんて、新規生徒を見込めなくなりそうです。ダメダメ。
 緊張感を持っていかなければいけません。

 それでは。

sachi_livedoor at 23:36|Permalinkclip!

2006年05月09日

受験屋さん

「こちらの塾は、予習中心型の授業なんですね。わかりました。
 それでは、高校受験の対策をする塾なんですか?
 それとも教科書を進める塾なんですか?」

 全然意味のわからない問い合わせでした。。。

 意味のわからないというか、おそらく『高校受験の対策をする』という言葉の定義が僕と先方さんとでギャップがあったのだと思います。

 僕は受験屋さんです。
 何のために授業をするのか。成績UPのため。では何のための成績UPなのか。それはつまり、受験のためです。私立の中学へ進みたいんでしょう? 高校へ進学したいんですよね。大学まで行かせたいわけですね。 僕の塾は受験屋さん。だから、そのために授業をするんです。そのために学習意欲を高めてもらうし、学校の授業を「わかる」ものにしてもらうし、定期テストで高得点を取ってもらうし、通知表で良い評価をゲットさせるんです。
 自分の意識を高めて目標を定めてそのために努力して受験で成功する人は大成するでしょう。これが僕の仮説です。そのための受験ですから。そうやって受験に成功した者は将来さらに自分なりの進む道へ進むことが出来る。

 よって、
 当塾は受験のための授業を行う。そういう塾です。日々の授業も全部そう。配布するプリントもすべてそう。課す宿題もすべてそう。たとえ小学生ですぐに受験(要するに中学受験)する意思がない子であっても、100点取ったらスタンプを押す、そのことですら全ての道は受験に通じると当塾は考えています。

 だから、
 受験対策をする塾なのか教科書を進めていく塾なのかという二項対立はナンセンスです。
 受験対策の一環として教科書を進めていきます。

 たとえば英語。
 ちなみに僕は英語が話せません。聞けません。道に迷ったアメリカ人のボブが今「図書館へはどうやっていけばいいのですか?」って英語で聞かれても答えられません。
 英語を話せる人を尊敬します。僕は話せません。
 教科書英語ならわかります。ですが、教科書英語にとどまることはありません。教科書の本文を丸暗記して完全訳できたら受験もOK!っていうなら教科書英語にとどまりますが、そんなことはないと考えていますので、それにとどまりません。
 受身形を習う単元で、教科書のそのページに例文となるような文章が1文でているだけで、受験対応が出来るとは思っていません。しかもその1文、会話調だったりしてけっこう砕けています。会話文だから砕けている文でも言い訳でしょうが、受験で出題される受身形を試す問題はそんなものばかりではありません。そして僕の塾の場合は、教科書対応ワークをしているだけでは対応できない受身形の問題も解いていただきます。もちろんきっちりと解説します。なぜか。それは受験屋さんだからです。受身形ってそれほど頻繁に使われない、としても受験英語では重要な単元ですからします。教科書で受身形を習うその時に、教科書外をいっぱい扱います。もちろん過去分詞系もそのとき。そのページで出てきていない過去分詞形も受験に必須のものである限り一覧にして出し、すべて覚えていただきます。すべて「受験に必要な限り」の条件付です。
 この過程で教科書も進めます。
 お母さん方にどれほどの実感があるかわかりませんが、公立中学校の教科書。教科書内容だけを進めようとすれば、進める分にはすごいスピードで進むことが出来ます。わからせる分に時間が必要な場合もありますが、それでも教科書はいまや受験勉強の一部です。受験対策の一環としての教科書対策です。
 ですから受験対策は当然当然当然ですが、行います。ちなみに当塾、定期試験が近づけば近づくほど教科書の復習を行います。定期試験は教科書からの出題だからです。ですが、先ほども書きましたとおり、なぜ定期試験で点をとってもらうのかというと、受験のためです。

 当塾は受験屋さん。
 中1であっても、小4であっても、毎日毎日が受験対策です。
 いろいろな塾をご覧になっていただくとおわかりかと思いますが、いろいろな指導理念を持った塾があります。
 そのうちの一つとして、
 当塾は、受験屋さんです。

sachi_livedoor at 19:39|Permalinkclip!

2006年04月21日

問題文を覚える

 講師が「ここからここまでのテストを今度するからね〜」とか「(今日のテストで点数取れていないから)来週再テストね」って言ったら、生徒さんからは
 「え〜」とか「いや〜」とか「やめて〜」とか「鬼ぃ〜」とかそういうことを言われることに加えて、
 「同じ問題のテスト?」って聞かれることがあります。

 問題の形を変えていたり、問題の順番を変えていたり、っていうそういうことがされているのか、それとも全くもって同じ問題で同じ出題形式のテストなのか、どうなのかってことを聞かれるわけです。

 「同じだ」とこちらが言えば、時々「じゃあ答えを覚えてこようっと〜♪」なんていう生徒さんがいます。
 もしも下心があって、答えだけを丸暗記してきたら100点確実じゃん♪って思っているのなら良くありませんね。そういうことをしても何にもならないし君のためにならないということを君自身が気づかなければいけませんね。
 塾で出されるテストを目的にしているから、そういうことをサラッと簡単に言えてしまうわけ。塾のテストなんて目的じゃないよね。目的はもっと向こう。
 だから、こういう生徒さんにはそれなりの指導が必要ですね。

 けれど、これに関連して思うことがあります。どうせ丸暗記する力があるのであれば、「答え」ではなく「問題文」を覚えろってことなんですね。
 答えなんて丸暗記しても、それは単語に過ぎません。そこに文脈は存在しません。物事を文脈で理解する子は伸びます。例えれば、「頭が痛い」の「痛」という字を書き間違えたとして(やまいだれの中にある『用』の字の縦線の数と横線の数が違うことかたまにいます)、練習するときに「痛痛痛…」と書く子よりも「頭が痛い・頭が痛い・頭が痛い」・・・と練習する子の方が伸びる力があると僕は信じています。まあこれは例えなんですけどね。「痛痛痛・・・」って練習する子を見るたびに僕は痛々しく思います。
 これは算数でも社会でも理科でも英語でも色んな科目に言えることなんです。覚えるべきは答えではなく問題文。それはそこに文脈が存在するからです。文脈で覚えることは理解をかなり助けます。

 だから、覚えるなら「答え」ではなく「問題文」です。
 「治外法権・治外法権・治外法権・治外法権・治外法権」なんて何回も唱えて暗記して何の意味があるのか。。。君はそれで学校の試験に「治外法権」が答えである問題を正解することが出来るんだろうか。。。僕には疑問です。そんなんではなくて、
 「外国でおこした事件でも、その国の法律ではなく、自分の国の法律によって裁判を行うことが出来る権利を何というか」という問題文を覚えたほうが僕は良いと思う。前者より後者の方が長ったらしくて覚えにくそうに見えながら、実はそっちの方が案外覚えやすいものなんです。そして、その問題文を覚えた後の「治外法権」という言葉は何故だかすっと入ってくるものだったりします。きっと脳というのはそういう風に出来ているんだと思います。頑張って「治外法権治外法権治外法権治外法権」って言われても、脳にしてみれば多分「何、それ・・・」って言って門前払いするように思います。

 問題文を覚えましょう。
 答えではなく問題文。

 というわけで、今日と全く同じテストを今度再テストしますね。
 何をすればいいか。わかるね?

sachi_livedoor at 15:40|Permalinkclip!

2006年04月19日

歴史の事情

 中学3年生の社会といえば公民・・・というわけにもいかないようでまだ歴史の後半が少し残っているんですね。
 ちなみに当塾。中学1・2年生の社会科は希望生になっていますが、3年生は必須です。がんばって一緒にお勉強しましょう。

 前学年つまり2年生の学年末テストで第二次世界大戦が終わるか終わらないかっていうあたりまで出題されたとかされないとか・・・・・・。生徒諸君、はっきりしてください。どうなんですか?

 サングラス掛けてパイポ加えて強面のアメリカ人。あれがマッカーサーです。「あ、『開国してください』って言ってきた人?」・・・違います。

 ものすご〜く大昔のことのように思っているようですが、実はそれほど昔ではありません。1945年のことですから。
 といっても、1945年ということ自体が生徒さんたちにとっては大昔なんですね。それは僕も気持ちがわかります。「つい最近のことだよね」って言われても、全然ピンとこない。それこそ極端ですが、ペリーが開国を迫ってきた頃とか元が攻めてきた頃とかそういうレベルで「終戦」という歴史があります。中学3年生の生徒たちにとってそんな感じ。それは僕も気持ちがわかります。僕だって終戦っていってもピンときません。終戦世代ではありませんから。
 もっといえば例えば「バブル経済」。僕はこのバブル経済の時代を正直言って知りません。経済活動をしていませんから。生まれてはいますが自ら進んで経済活動を行っていた世代ではありません。やっぱりピンときません。
 終戦にせよバブル経済にせよ、要は『日本(あるいは世界)の歴史』として認識出来るか『自分の歴史』として認識出来るか。そこなんだと思います。いわゆるピンと来るっていうことは、つまりそういうことなんだと思います。
 音楽番組の作り方にこういうのがあります。その年代に流行した音楽をランキングなりランダムなりに流します。そしてその音楽をBGMとして、映像に当時のニュース映像や流行したグッズなどが流れます。フォークソングの番組などによくあるんじゃないでしょうか。こういう番組を、その時代を生きていた人が見るのとそうでない人が見るのとではやっぱり違います。ピンと来るか来ないかですよね。『日本の歴史』として認識するか『自分の歴史』として認識するか。かつて自分が生きていた時代の出来事は自分の歴史の一部になります。

 さて、
 というわけでそこはもう割り切っちゃって『日本の歴史あるいは世界の歴史』として終戦後の日本を指導しちゃえばいいわけで、つまり「ポツダム宣言」とか「財閥解体」とか覚えなきゃならない用語を教えていけばいいわけですが、ちょっとでも『自分の歴史』に繋がるように教えられたら暗記もスムーズになるかもしれませんね。「この時代はそんなに大昔の出来事でもないんだよ」的な感覚を与えられたら・・・。

 年末恒例、紅白歌合戦という番組があります。解説はいりませんね。どういう番組かはもうみんな知っている。みんなの時代と直結しているから。
 この紅白歌合戦、同じ番組名で初めて放送されたのは1951年(昭和26年)。ラジオ放送です。
 でも本当はこの番組の企画は1945年(昭和20年)つまり終戦の年に既に出来ていました。ところが『紅白歌合戦』は同年の大晦日に放送することが出来なかった。なぜ?
 許可がいるんです。「こういう番組を放送しても良いですか?」って許可を取らなければいけませんでした。企画書や台本を詳細に書いて提出して、「OK!」っていう許可をもらわなくてはいけませんでした。誰に?
 連合国軍総司令部、略してGHQです。ここの一番偉い人がマッカーサーね。ペリーじゃないですよ。終戦後、日本はこのGHQの監督の下で国づくりをしていかなければいけなかったから、何でもかんでも先に許可がいるんです。まあ、独立前にFC加盟の塾の下で勤務させていただいてた僕みたいなもんですね(笑)。
 ま、それはいいとして。
 てわけで、書類を作って提出して「紅白歌合戦、こういう番組なんですぅ〜、マッカーサーさん、やっても構へんか? ええか? ええか? オールライト?」って許可をもらいに行ったんです。僕のおじいちゃんが。・・・それはウソです。
 そしたら答えは「NO!」だったんです。つまり「そんな番組、やってはいけません。NGで〜す。ダメダメです。」って言われてしまいました。
 「紅白歌合戦」の「合戦」がダメだったそうです。バトルです。バトル。『戦争』だと思われたんですね。ついこないだ戦争が終わったばっかりでポツダム宣言を受け入れた日本が『戦争』の番組なんて放送しちゃダメ。このへんは厳しかったみたいですね。
 「ノーノー、マッカーサーさん、それは違います。バトルじゃないです。マッチです。マッチ。戦争じゃないで〜す。」
 って僕のおじいちゃんが頑張って説明したんだけど、もう聞く耳を持ってくれませんでした。あ、おじいちゃんって所、訂正しててくださいね。

 というわけで、とりあえず1945年は「紅白音楽試合」という名前で無理矢理放送。でもその番組はその年だけで終了しました。

 さて、時は1951年(昭和26年)。「紅白音楽試合」放送の5年後です。
 けっこうな人気番組であったこの番組をもう一回放送しようという話になりました。この年がどういう年だったか、おさらいしておきましょう。
 この年はサンフランシスコ講和条約っていうのが結ばれました。これはアメリカをはじめとする連合国と日本との間で結ばれた「日本の国づくりは日本が独自にやってくださいね。やらせていただきますね。」っていう条約です。だからもうマッカーサーがトップであるGHQの監督下ではないってことですね。要は、細かいところまで企画書を書いてGHQに提出して、「ええか? ええか? オールライト?」って許可を得なくても良いんです。あと、余談ですがマッカーサーはこの年GHQのトップを辞めています。
 そんな時代の都合もあり、ようやく1951年(昭和26年)に『紅白歌合戦』が始まり、その後毎年恒例の番組となりました。


 ね?
 こんな時代です。


P.S
社会科の先生方ならびに上記のお話に詳しい方
間違ったことを書いていましたら教えてください。

sachi_livedoor at 13:47|Permalinkclip!

2006年04月15日

「『適当なもの』を選べ」だと思ってたー!」

 自分も実は学生時代よくした間違いなんだけど、100%良くない、また「ありえな〜い」間違いだと思います。

 国語。読解の問題。
 「……について、適当ではないものをア〜エから一つ選びなさい。」という問題で、

 「え? 『適当なものを選べ』だと思ってたー」なんていう子がいる。同様の問題が出てきたときにはほぼ毎回そういう子がいる。学生時代以来いくつかの塾で指導してきたけど、いつだってそういう子がいるのだから、けっこう多いんでしょう。そして、国語を指導なさっている先生方もきっとそういう間違いの生徒さんには出会ってきているのだろうと予想しています。
 100%、まったくもってオカシな間違いですよね。

 「一文のはじめ五字を抜き出せ」なのに一文の途中から抜き出している子もいたりするけど、上記の誤りはこれより増してひどいと思う。
 一文を抜き出せの場合、生徒たちの中には「一文」の意味を理解していない子がいて、それがもとで間違う子がいる。
 でも、「適当なもの」を選ぶのか「不適当なもの」を選ぶのかについては、ただ問題文を読んでいないだけです。
 しかも、他の選択肢だって一つを除いてすべて「適当なもの」なのに、「『適当なものを選べ』だと思ってたー」と言ってある特定の記号を答えているのはオカしい

 国語という科目は、読まなくても出来てしまいやすい科目です。誤解しないでくださいね。ここでいう「出来る」っていうのは実際には出来ていないんですよ。
 数学は問題を読まないと解けないことをみんな知っている。なのに、国語は読まなくても出来てしまうという迷信がある。
 これってマジ、ヤバイ

 しかし一万歩譲って「他のところをサラッと読んだとしても、ここは強く読まなければいけない箇所はどこか」といえば、それは問題文の後半です。
 『・・・について、不適当なものを選べ』だったら強調して読むべきは『・・・』の部分ではなく、『適当なもの』なのか『不適当なもの』なのか、そこなんです。
 『・・・について書かれてある一文のはじめから五字を抜き出せ』なら強調して読むべきは、『・・・』の部分ではなく、『一文のはじめ』なのか『部分』なのか、そこなんです。
 他にも、抜き出しなのか『文章中の言葉を使って』なのか、そこなんです。

 しかしなんといっても、『不適当なものを選べ』で「『適当なものを選べ』だと思ってたー」というのは、僕は国語において一番やってはいけない間違いだと思っています。自分も学生時代そういう間違いしたことあるんですけどね。よく覚えています。でも、それってなぜそういう間違いを自分はしたのかってこともまたよく覚えています。
 ただ単純に「読んでないから」です。
 「『適当なものを選べ』だと思ってたー」のではなくて、そもそも読んでいなかっただけです。

 普通、適当なものを選ぶのか不適当なものを選ぶのかなんて読めばわかります。自分勝手に「適当なものを選ぶんだろう」って思い込んでいるだけ。しかし世界はそう簡単に自分勝手には回ってはいないのです

sachi_livedoor at 22:53|Permalinkclip!

2006年04月14日

体験授業の反応はいかに!?

 体験授業の反応は多分あんまり悪くなかったかなって思います。まあ、それは勝手に僕がそう思っているだけなので、わかりませんけどね。

 体験授業の時、その子が「硬い子」か「柔軟な子」かっていうのは勝負を決める大切な要素なんです。硬い子っていうのは、物静かで下向いてる感じの子とか過剰に緊張している子。柔軟な子っていうのは、ラフな感じで緊張感もなく元気はつらつな感じの子。どっちの子も個性なので良いとか悪いはありませんが、まず大きく僕はこの両者に大別して、その子と接します。もちろん人間を二つのタイプに分けることなんて出来ません。あくまで「大きく大雑把な区別」です。で、それぞれのタイプに応じた接し方があります。
 ですが、体験授業の時には判断がなかなか難しいです。いや、判断が難しいというよりも、その場で判断して即そのタイプに応じて接しなければならないから、その臨機応変さが難しいです。

 で、今日の子はどうだ!?って思いながら、子供を待ちました。今日は小学生の子です。
 来ました。
 他の子もいることだし、まずは自己紹介。好きな食べ物とか将来の夢ねってことで。
 そしてその男の子の自己紹介。このとき何故だか瞬時に僕は「イケる!」って思いました。
 「○○といいます。将来の夢はお笑い芸人です。」

 礼儀正しいのは小学生によくある光景。ですが、「お笑い芸人」??
 この子は「イケる」って思いました。今日の授業はスムーズに進みそうだ。お笑い芸人だからイケるわけではなくて、それを自己紹介に挟むキャラクターは、まあ多分授業は難しくないだろうという、なんとなく直感的な印象。
 キャラとしてこういう子は硬いわけがない。
 そういえば、この子の顔も鴻上尚史に似てて、ふにゃってしている。
 ※話の流れから誤解のないよう書きますが、鴻上尚史はお笑い芸人ではありません。

 授業は無事終了。
 さあ。判定は如何。

sachi_livedoor at 22:25|Permalinkclip!

2006年04月13日

ぉぃぉぃ、授業してるんか??

 授業風景です。

 授業しているのかどうか微妙なところでしょ?

 授業風景


 ジョハリの窓っていう心理学なんかで使われる自己分析の一つの指標です。

 って、こんなことを中学生の授業中にやってたりするダメダメ講師でーす。

 授業中にすると結構盛り上がる心理テスト(実験)ベスト3は、
 1.バウムテスト
(「実の成る樹を書いてくださーい」)
 2.ジョハリの窓(上部リンク参照)
 3.ミュラーリアー錯視
(「どっちの方が長く見える?」)

 浅いですけど、10年弱の今までの僕の経験上。。。。
 1と2は、人数が多いほど盛り上がります。ただし特に1については有名すぎるので「それやったことあるよ」って生徒に言われることがあるので注意。
 で、結果は一般的なものをサラ〜って言うことをお勧めします。そして「ま、そんなの冗談だけどね」みたいに付け足すのが良いと思います。あまり深く言い過ぎると、表面的にはわかりにくくても落ち込んでいる子が出ると思います。また、時々自分の描いたものを隠したがる子がいるのですが、その子の思い通り隠させる方が良いです。他の子たちは逆にそういう子のを見たがりますが、適当にこちらが雑談を打ち切るべきです。
 3の錯視が盛り上がるのは小学生です。「うわー! すげー」とか言います。紙に大きく書いてあげて、子供に定規を持たせて自分で測らせると良いと思います。そして、この錯視実験はいつするのがタイミングとしてベストかというと、「垂直と平行」を習うときです。垂直または平行の2線はどれかを選択する問題で、彼ら彼女らの中には三角定規を使わずに目で見て軽く回答する子がいます。このときに僕はいつも、錯視を用います。
 「ほらね? 人間の目って頼りになりそうでならないもんなんだよ。だから、目で見るだけじゃなくって、ちゃんと三角定規で確かめようね♪」って感じ。
 そしたら、たいていみんな「は〜い」って言います。

 ただし、最後にもう一度。
 あんまり時間をかけすぎず、あんまり記憶に残らない程度にサラッとやって、次の課題に移行する方が良いです。
 「塾の授業でこんなことやったよ」っていうのは、あんまり評判も良くないと思います。

 ちなみに、上に盛り上がる心理テスト(実験)ベスト3を挙げましたが、でもやっぱり一番盛り上がる心理テストは、「あなたは森の中にいます。突然ある動物が現れました。その動物は? ・・・・・・それはあなたが今一番気になっている人です」的なものなんですけどね。

sachi_livedoor at 23:17|Permalinkclip!
プロフィール
Sachi(さち)

◆関西在住、既婚、男性
◆2006年4月、独立。個人塾経営者および講師。
◆臨床心理学専攻の大学卒。学生時代4年間は家庭教師・塾講師のアルバイト。卒業後は個別指導の学習塾へ就職。小中高対象の学習塾にて講師・教室担当者として勤務。2005年3月退社。
◆独立して小さな小さな学習塾を創ることが夢でした
◇Sachi-netを通じて多くの方と意見交換をし、教育だけでなく様々な分野で情報を送受信出来れば、と思いブログを始めました。
◇Sachi-netはリンク自由です。相互リンクの場合にはご一報願います。

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