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【カルマの法則】

■代償を払わずにお金を得る時は気を付けなければなりません。過去にそのお金を支払った人、受け取った人、貯めた人のネガティブな気持ちを理解させるネガティブな出来事が発生する可能性があるからです。

■お金は入ってきた方法で、出てゆくことになります。

■ストレスなど、ネガティブなエネルギーは上位者から下位者に流れる傾向があります。

■安全にお金を貯め、安定して資産を増やしたいならば、「効率よくお金を使うこと」が重要です。

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相続、保険、土地や不動産の売却など、まとまったお金が入ってくる時、とくに注意が必要です。

過去にそのお金を支払った人、受け取った人、貯めた人のネガティブなカルマが、お金と一緒にまとめて流れてくる可能性があるからです。

つまり、大きなトラブルを引き起こす可能性があるということです。



【具体例】

Aさんは、生命保険の受取人になっていた為、先日、保険会社から、少しまとまったお金が振り込まれました。

同じ時期、飼っていた犬が病気になり、娘さんが、階段から転んで骨折するという出来事が起こりました。


【解説】

Aさんが保険金を受け取った時期に、ペットが病気になり、さらに娘さんが骨折したとするならば、保険で受け取ったお金のカルマの影響を受けている可能性が考えられます。

保険金というのは、基本的にトラブルを前提に支払われるお金です。

トラブルによってお金が入ってくるということは、同じように、トラブルを発生させながら、お金が出てゆくことになりやすいということなのです。

つまり、お金が入ってくるタイミングで、病気やケガなどのトラブルが発生しやすくなったり、問題やトラブルの発生によりお金が出てゆくようなイベントが起こりやすくなることが考えられます。

受け取る金額が大きい程、トラブルも大きくなる可能性がありますので、注意が必要です。

また法則から、ネガティブなエネルギーは、下位者に流れる傾向があります。

つまり、受け取った本人ではなく、Aさんのように、ペットやお子さんに影響が出るようなケースも多くみられます。

家族にトラブルが発生しない場合、兄弟、親戚など、バランスを取っている相手に、トラブルが流れる場合もあります。
 


【対処方法】

相続や保険などで受け取るお金は、カルマの理解が難しいお金であるとも考えられます。

また、受け取るお金のカルマの強さも、実際には分かりづらく、事前に防ぐのが難しくもあります。

例えば、同じ100万円でも、そのお金の出所によりカルマの内容も強さも異なりますし、受け取る本人のカルマの耐性にも個人差があります。

受け取る本人が、先に代償を支払っていたり、ネガティブな経験を沢山積んでいれば、受け取るお金のカルマの影響も少なくなります。

これは、途上国や被災地などの、寄付を受け取る立場の人は、すでに大きな代償を支払っているため、寄付を受け取ってもネガティブな影響は少ないということです。

お金を受け取る以前に、先にカルマが流れてきて、トラブルが発生する事もあります。

たとえば、お金が入ってくる前に、出費が重なったり、友人から借金を申し込まれたり、ギャンブルで損をしたり、お金が出てゆく出来事が立て続けに起こるということがあります。

下記の内容は、どれも問題の発生を抑えるために、効果が期待できる方法ですので、いくつかご紹介させて頂きます。


1)しっかりとネガティブキャンセルをする。

発生する可能性のあるトラブルを予想して、事前に対応できる内容があれば対応することです。

ネガティブキャンセルをしっかりすることで、トラブルを発生を抑えたり、仮にトラブルが発生しても最小限で抑えられる可能性があります。


2)しかるべき税金を支払う。

相続などでお金を受け取る場合、相続税が発生します。

節税自体悪いわけではありませんが、税金を納めるということは、そのお金が、国民の為、公共の為に使われることで、お金の受取りによるネガティブなカルマが相殺される可能性があると考えることができます。 


3)寄付にお金を使う。

慈善団体への寄付や、恵まれない人達への支援、被災地への義捐金などにお金を使うことは、受け取るお金のネガティブなカルマが相殺できる可能性があります。


4)神社やお寺へのお布施、寄進にお金を使う。

神社やお寺というのは、神仏へ感謝を捧げることで、その御利益を頂ける場所です。お布施や寄進などにより、神仏のポジティブなカルマを受け取ることで、ネガティブなカルマを相殺できる可能性があります。


このようなお金の使い方は、効率良くネガティブなカルマを相殺し、トラブルの発生を抑える働きがあると考えられます。

上記以外にも、人助けにお金を使うことや、誰かの問題を解決する手助けをすることも有効です。


では、「一体、いくら位使えばいいのか?」ということですが、これについても、人それぞれカルマが違うように、一概にいくらと決めるのが難しい内容です。

ただ、宗教上の仕組みなどでは、収入の十分の一を献じる「十分の一税」という仕組みがあります。

この仕組みもお金のネガティブなカルマを抑えるための仕組みだと考えられるとすれば、目安として参考になる数字かもしれません。

ただ、カルマには個人差がありますので、もっと少ない金額でトラブルの発生を防げる場合もあれば、10分の1を支払ってもトラブルが発生する場合もあるかもしれません。

ですので、しっかりとネガティブキャンセルした上で、自分自身で納得がいくように、できるだけ効率の良いお金の使い方を心がけることだと思います。




■「カルマの法則」(基礎講座)のご案内です。(9月、10月)

 9月開催)  9月6日(日)前半、 9月20日(日)後半
10月開催) 10月4日(日)前半、10月11日(日)後半
詳細はこちら
です。