2022年04月26日
パウエル議長の「タカ派砲」で急落した内外の株式市場は、一旦はコツンと底打ちをした!♪~当面はボックス相場へ~
4月21日のパウエルFRB議長の「タカ派砲」を受けて、先週末から週明けにかけて、アメリカ株式市場をはじめ内外の株式市場は急落しました。
前回の調整局面では、S&P500、ナスダックはそれぞれざっくり4.170ポイント、12,600あたりで底を打ちました。
今回の急落局面では、アメリカ時間で4月24日(月曜日)、S&P500とナスダックはそれぞれ「3月の底値」を再び試しに行った直後、場中に急上昇しています。
S&P500もナスダックも、当面は「しばしの上昇」をエンジョイすることでしょう。
いわゆる「トレーダー達の大好きなボックス相場」の始まりです。
当面のアメリカおよび国内の株式市場は、上下に激しく振れながらも「ボックス相場」を形成することでしょう。
なぜならば、FRBがあまりにも後手後手に回り過ぎた結果、アメリカ国内の中・長期金利の実質金利は未だにマイナスのまま、政策金利も未だに中立金利水準を下まわったまま、どちらの金利も景気刺激的な水準を維持しているので、アメリカ株式市場はなかなか大きく崩れないのです。
しかしながら、この「ボックス相場」は遅かれ早かれ崩れ始めることでしょう。
「タカ派の仮面を被ったハト派」のFRBが名実ともに「タカ派」へ変身すれば、すなわち、パウエルFRBのびしばし金融引き締めが続けば、いつかはアメリカ国内の中・長期金利の実質金利水準はプラスに転じるでしょうし、いつかは政策金利も中立金利の水準を上回るようになることでしょう。
そうなれば、アメリカ株式市場も崩れ始めるでしょう。
その時は、ナスダックもS&P500が「3月の底値ライン」を突き崩して、ずるずると大幅調整を開始し始めることでしょう。
貞子第一メルマガ「~De あそぼ♪」4月26日号は、本日4月26日午後3時過ぎに配信しています。
1人でも多くの人にお読みいただきたいです。(^^v
題名と目次は下記の通りです。
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【題名】
パウエル議長の「タカ派砲」で急落した内外の株式市場は、
一旦はコツンと底打ちをした!♪♪
~当面は内外の株式市場は上下動の激しい「ボックス相場」へ~
(パウエル議長の「タカ派砲」は、その内実は、
「タカ派の仮面をかぶったハト派」砲。)
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【目次】
1,4月21日にパウエルFRB議長は「タカ派砲」を発射
~急落した内外の株式市場~
2,走り始めた金利先物市場と、「まだ隠されている真実」
~「タカ派の振りをしていても実はまだハト派のFRB」~
(「アメリカの中立金利は5%以上?」という「真実」を、
必死で隠し続けているFRB)
3,今後数ヶ月から半年間の内外の株式市場の株価見通し
~当面はアメリカ株式市場は「ボックス相場」へ。~
(「タカ派の皮を被ったハト派」のFRBが
名実ともに「タカ派」へ変身するときは何時?)
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