読書

April 24, 2012

見えないものを見る力

奇跡を起こす 見えないものを見る力
奇跡を起こす 見えないものを見る力



図書館でふっと手にとった本。
昨日、一気に読んでしまいました。
すごくいい本です。

28歳〜38歳の10年間、
それまで
「絶対に無理」と言われていた
リンゴの無農薬栽培に
妻も子どもも義父母もいながら、
極貧生活をしながら
挑戦し、
毎年枯れて行くりんごの木を見ながらも
あきらめず、
最後には自然の山からヒントを得て
無農薬でおいしいおいしいリンゴを作ることに
成功した、
自然栽培のパイオニア的な方です。

知らなかったんですが、
リンゴってそれまで、農薬なしで栽培することが
非常に難しいとされていて(虫がつきやすく、病気になりやすい)、
実にしずくがしたたるほど農薬をまくのが
普通だったんですって。

ただの、成功談ではなく、
この本の、そしてこの木村さんの面白いところは、
数々の不思議な体験をして、
その経験が人生に結びつき、
不屈の精神でチャレンジし続け、
世の中のために何かやろうとされているところ。

龍に遭遇したり、UFOを見たり…
そんなの、SF?関係ないやん?って
思うけど…
この本を読めば、わかります。

人間の力の及ばない、
宇宙や自然の摂理。
見えないものを見ようとし、耳をすますことが
どれだけ大事なのかが
うさんくさくなく、良くわかります。
すごい本だと思う。

May 16, 2011

まつりちゃん

こないだ読んだ本がすごくよかったので
書いておこう。

「まつりちゃん」岩瀬 成子

児童文学のコーナーにあり、
表紙がかわいくて図書館で借りた。

不思議で、けなげで、ちょっと淋しいまつりちゃんという
小さな女の子をめぐる、オムニバス形式のお話。
でも、最後には静かに驚く、小さな奇跡のような結末が…。
びっくり!ではないけど、
「ああ!そうなんだ!」という静かな驚き。
が、今までに無い感じです。
まつりちゃんの周りの人たちの日常はとてもリアルなんだけど、
まつりちゃんだけがファンタジーで。
でも、最後はなんか、なんか、ほっと救われるお話でした。

あーーー読んでよかったなあ〜〜〜。
って久々に思えた小説でした!

ちょこっと、まつりちゃんをイラストにしてみました。↓
まつりちゃん1

くるくるーっと回ってスカートがまあるくなるまつりちゃん。

まつりちゃん2

暗い部屋の中で、隙間から外を見ているまつりちゃん。

August 09, 2010

成長の2つのタイプ

今読んでいる銀色夏生さんのエッセイで、
心に残った言葉。
銀色さんは、お子さんが
「たいくつーやることないー」って言うと、
「退屈な時、憂鬱なときこそ、人は成長するんだよー」
ってかんじに(私が印象として覚えている文なので、もうちょっと深く詳しく書いてあったけど)
言われるそう。

ああ、これって、ほんとだなーって思う。
もちろん、忙しく、
いろんなことをやっているとき(特に仕事など)も
成長はするんだけど、そういうときの成長は
「仕事のスキルアップ」という
かんじ。
実務的な成長。
で、銀色さんが言っている、
退屈だったり憂鬱だったりすることと
どう向き合えるか
で得られる成長は、人間的な、
もっと深い部分での成長なんじゃないか、と思った。

ついつい、退屈だとテレビを見るとか、
雑誌をみるとか酒を飲むとか(笑)
簡単な刺激でごまかしてしまいがちだけど、
「なんか、空虚だ」と感じている自分と
徹底的に向き合うのは、
ちょっと怖いけど、きっと人として深みがでると思う。

今は子育て真っ最中でなかなか
「退屈」というのにはお目にかかれないけど(笑)、
上の子がよく「やることないーひまー」
って言うので、そんなときに、
このことを念頭において、
なんかアドバイス的なことをしてやれたらいいなーと思いました。


May 11, 2006

おすすめ漫画(立ち読みできるよ)

生きるススメ(立ち読みできます)

なにげなーく、オンラインで立ち読み51ページってやつ、
読んでみたら、かなりよかった。買おうかな。
インディーズコミック界の鬼才、らしい。戸田誠二の漫画。
なんか新感覚で、迫りくる暖かさ。
期間限定で51ページ読めるので、ぜひ読んでみてください!

January 17, 2006

よしもとばなな「High and dry (はつ恋)」を読んだ

High and dry (はつ恋)


よしもとばなな!
子供を出産後も、がんばってはるなあ。
いつも、図書館でごめんなさい。
そして、この「High and dry」!
いつも思うんだけど、ばななさんの本を読むと・・・
読んでいる最中から、「ありがとう!」と思う。ほんとに。
「日々、感じているはずなんだけど、ゆっくり心にとどめて味わってはいない感情をきちんと書いてくれて、いろいろ気づかせてくれて、いい気分にしてくれて、ありがとう。」って。
この本は、一言でいうと、ちょっと変わった両親をもつ、14歳の女の子が、絵の教室の先生であるキュウちゃん(29歳)に恋をして、いろいろ、成長していく。
という話。
多分、ふつうなら、ただの甘酸っぱい恋物語やろ〜と思って、この年齢(28歳)で読もうとはあまり思わないだろう。でも、ばななだから。きれいな、点々もようの表紙にも惹かれ、読み始めたら。
うーーん・・・。やっぱり、いつもどうり、すごく、気づかされるんだよなあ。
説教くさくなく、感覚的に、じんわりと、自分が感じていたのに気づいていなかったことを。
正直いって、話のすじとかは、(ばなな小説においては)私にはあまり重要でなく、登場人物たちのせりふや、文章のちょっとした言い回しや、行間のあたたかさに、ひたらせてもらってる。
ふー。ほんとに。
また、元気でてきたぞ。
わすれちゃいけない、あんなことこんなこと。
この本の最後の言葉、
「私はいつまでだって、こういう小さい奇跡を探し続けていくんだから、と思ったのだ。それが私の戦い、それこそが私の人生なのだからと。」
まさに、私はこんな気持ちだ。
(小さい奇跡っていうのは、おおげさなことじゃなくて、なにかはっと気づいたり、誰かに出会うことによって、自分が影響をうけたりして起こるなにか。)

Profile

さだ

佐賀の田んぼの側に住み、
デザイン・イラストのお仕事をしています。2児の母。

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