「メダカの話なんて興味ある方いらっしゃるのかな」
と思いながらメダカの話を何度か書いてきましたが、
ごく少数ながらも読んで頂いているようで感謝です。
実はここ1週間ほどで多くのメダカが☆になりました。
以前、「成魚が☆になることはまずない」と
書いたくせに、成魚まで☆にしてしまいました。
メダカとはいえ、成魚は個体識別も出来ます。
「ブチ子さん」と呼んでいた私が大好きだった
ブチ柄の成魚が☆になった後、
稚魚から成魚になる過程の子の中に
ブチ子さんと同じ柄の子を見つけ、
「ブチ子さんの遺伝子はしっかり受け継がれてるよ」
とブチ子さんに報告したのに、数日後、その子まで
☆になり、もう、どうしたらいいのか分からなくなって
しまいました。
ブチ子さんやその子供だけではなく、
もはや「大量死」のレベルです。
毎朝の楽しみだったメダカの観察が
「今日は何匹死んでいるのか」と、
とても気が重いものになっていました。
どんどん☆になっていくメダカをどうすることも
出来ない自分が情けなく、大量死の原因が
分からない苛立ちもありました。
去年はこれほど立て続けに☆になった記憶は
ありません。
とにかく冷静になって原因を考えてみました。
時期的に「クロメダカ」と「ヒメダカ」を一緒にした
数週間後から☆になる子が増えてきたような。
実は、5匹のクロメダカを迎えてすぐに
1匹が飛び出しで☆になりました。
この飛び出しというのも私にとって初めての経験。
(メダカの飼育は福岡でもしていました)
少し前にクロメダカの1匹が異様に痩せて
フラフラしはじめ、間もなく☆になりました。
この辺りから、ヒメダカがポツポツと☆になり始め、
一昨日は1日で4匹を失いました。
痩せ細って死んだクロメダカが病気を運んできた
可能性が高いです。
推測ながら、そこに辿り着いたので
私に出来ることは何か、調べてみました。
メダカ飼いさんのブログも読み漁りました。
そこで「塩水浴」というものが効果的だと知ったので、
昨日、明らかに弱っている個体を12匹、
塩水浴させてみました。
今朝、「今日も何匹か☆になっているんだろうな」と
覚悟を決めて覗いてみると、12匹全員、
元気とはいかないものの、☆になっている子はゼロ。
左右に傾きながら泳いでいた子も
今日はまっすぐに泳げるようになっていました。
ここ数日、数匹ずつ、植木鉢に葬るという作業が
日常になり、本当に気が重かったので、
それだけで嬉しくて。
「弱い個体は☆になる」
メダカを飼うとよく聞かれる言葉ですが、
やはり大量死は別の話ですね。
「もうダメだ」と諦める前に
今、自分に出来ることは何なのか
考えて調べてやってみる
そんな当たり前なことを
メダカたちに教えてもらいました。
クロメダカは、ヒメダカの近親交配を避けるために
ホームセンターで購入してきた子たちでした。
(今も3匹は元気にしていますがヒメダカとは別にいます)
良かれと思ってしたことが裏目に出ました。
☆になった子たち、ごめんね。
曲がりちゃんも☆になりました。
メダカのおばちゃんの記事はこれを最後にします。
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