最近奥さんの付き合いでテニスを習い始めました。
それまで何度か一緒にラリーとかしてたのですが、我流ですから当然安定しない。というか、ホームランかネットの嵐でした。
しかしラケットの持ち方、身体の使い方を3時間ほどレクチャー頂いたところ、フォア、ボレー、スマッシュ、サーブは一気に安定し、ドカーンと入るようになってきた。バックとバックボレーはまたまだ練習中。 もー、超楽しい。
それ自体もとても嬉しいですが、コーチの教え方がわたしにはとてもビリビリ。 なんでその動きにしやんとダメなのか、理由とメカニズム、気にするべきポイントが非常にクリアなのです。
それをわかった上で、あとは身体が覚えるまで練習。
松岡修三の『考えろ、考えるな』はパッと見に意味不明なようで、まさに名言中の名言。


これは楽器も一緒。 単に教則本に書いてあるから、単に皆がそうしてるから、と流された練習をするアマチュア、学生さんって沢山見てきました。
コンクールの早いパッセージが吹けなくて一生懸命練習する人は沢山いましたが、基礎練習で悶絶してた人はとても少ない。 
必ずしも逆、である必要はないですが、基礎に悩まないのは嘘だ。
一見退屈だったり、むやみに小難しいのも多い分、余計に意識が散りやすい?
結局のところ、それで実戦で実践できるかっていうとかなり厳しい。 

何故か? そりゃ、基礎練習のための練習なんてなくて、吹きたい音楽を我が物にするために基礎練習をするわけで。 
たまに基礎練習そのものが大好きな人もいますが、これは冗談抜きに素晴らしい素養。 精度、安定感に基礎ほど大事なものはない。 
基礎が本当に積み上がるには条件があるように思います。 
目的と理由、理屈と自分のいる位置、行こうと思っている音楽、の認識、欲求がないと、せっかくかけた時間の割に大して伸びない。
そのイメージはクリアで強いほど良いように思います。