暴力団工藤会(本部・北九州市)のトップで総裁の野村悟被告(69)=殺人や所得税法違反の罪などで起訴=の脱税事件で、福岡国税局から野村被告が重加算税などを追徴課税され、約8億円を差し押さえられていたことが10日、関係者への取材で分かった。
 野村被告は今年、昨年までの5年間で、傘下組織から納められた上納金のうち、野村被告の個人所得にあたる約8億円を申告せず、所得税約3億2千万円を脱税したとして、所得税法違反の罪で起訴されている。関係者によると、福岡国税局がこのほか、個人の所得をさらに税務調査。7年間の所得で所得隠しが見つかり、追徴課税した。