2011年11月21日

Python 2.x と Python 3.x のどちらを使うべきか

Linux の大手ディストリビューションである Ubuntu の最新版 11.10で、スクリプト言語 Python 2.x から Python 3.x に置き換わることが噂されましたが、それはなりませんでした。

3.x へのバージョンアップは、単なるバージョンアップではありません。 実は、Python 3.x は、Python 2.x の上位互換ではないことが公式に発表されており、Python 2.x で動いていたスクリプトは、Python 3.x が入った環境では動かない可能性が高いです。 スクリプトを使ってバージョンを判定しようとしても、スクリプトが動く前に文法エラーになることもあります。

それでも、Python の各種ライブラリは、3.x への移植が進んでいます。

日本では、Python より Ruby が普及していますが、その理由の1つは、Python では、日本を表示することが難しかったことです。 普通に日本語の文字列を使うと、すぐにエラーになってしまいます。 設定を変えて、すべての文字列にUnicodeを指定すれば使えるのですが、日本ではその技術はあまり知られていませんし、Unicode を指定していないために海外にある多くのライブラリが、日本語が使えないかも知れないというリスクがありました。

しかし、Python 3.x では、その心配はありません。 普通に日本語が使えます。 デバッガーも付いているので、現在では、Ruby よりハードルが低くなっています。

また、Python のライブラリをインストールする easy_install も、Python 3.x に対応しています。 Windows の場合、

http://pypi.python.org/pypi/distribute

からダウンロードしたファイル distribute-0.6.24.tar.gz を、
C:\Python32\manual_install\distribute-0.6.24 に展開して、
コマンドプロンプトから、
cd /d C:\Python32\manual_install\distribute-0.6.24
..\..\python.exe setup.py install
とすると、C:\Python32\Scripts\easy_install.exe ができます。

(Ubuntu 11.10 で Python 3.x に変わったのは間違いでしたので、修正しました)


sage_p at 03:31│Comments(0)TrackBack(0)プログラミング 

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