2011年12月04日

コーディング・ルールは、強制してはいけない

コーディングルールは競合することがあるので、一方のルールを強制してはいけません。 強制するのであれば、コーディングルールを理解することのみにしてください。

コーディングルールが統一されていると読みやすいと感じても、実際に理解が早まるわけではありません。 理解が早いコードは、いろいろな表現方法があります。 標準化しても効率は上がりません。 表現の自由を奪う、見慣れたコードのシェア争いを再議論することはやめましょう。

たとえば、C言語によるオブジェクト記述法(COOL)には、オブジェクト志向に関する情報がコーディング・ルールに込められていますが、Linux のコーディング・ルールに従うと、その情報が失われてしまいます。

タブの幅を決めてしまったり、タブ文字を禁止にしたり、大文字を禁止したりすることは、単に自分がいつも見ているパターンと違うことに気づくことを気にしすぎる心の小さい人であることを自らひけらかしているのです。 コードが理解できなくなることは無いことに気が付いていないのです。

私のコードは、読みやすいとよく言われますが、そのコーディング・ルールは、Linux などで定義しているようなレベルの単純なルールではありません。 いろいろなケースによって例外が存在します。 そのため、私のコーディング・ルールは明文化していますが、それを完全に理解すれば読みやすくなるかというと、そうは思えません。

コーディング・ルールで書かれるようなパターンの良し悪しは、文章力の良し悪しと同じように、マスターするのは時間がかかるものであるし、個性でもあります。 それを認められないようでは、プログラマーとしては、まだ未熟であると言えるでしょう。

それより、最も大事なことは、略語を使わないことです(標準化されたもの以外)。 略語を使うと、コードの理解のしやすさが一気に悪くなります。 それさえ守れない優秀なプログラマーがなんと多いことか。 コードの量が多くなるという理由は、そんなに重要なのでしょうか。

コーディングルール - 読みやすい C言語のコードの法則
  http://www.sage-p.com/cool4/c_language_coding_rule.html

sage_p at 22:47│Comments(0)TrackBack(0) プログラミング 

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