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Seiji Loves IWAKI

ありがとうファーム

20 May

ありがとうファーム番外編 いわきオーガニックコットンプロジェクト

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NPO法人 the people 吉田さんを中心に着実に進んでいるいわきオーガニックコットンプロジェクト。
有機栽培で綿花を栽培、加工、製造の過程の中にいわきで雇用を生み出そうという動きです。

ありがとうファームを始める前、とりあえず、ボランティアで耕作者として仲間と参加してみようと
いうのがきっかけでした。

もともと、ありがとうファームも無農薬、有機農業が大前提。
そのうえで、オーガニックコットン栽培は自分達にとっても勉強になります。

ピープルの吉田さんとは、震災直後の救援物資ボランティアからお世話になっています。
母のようで姉のような、誰とも仲良くなってしまいそうな包容力をもった素敵な方です。

久之浜で長らく復旧作業をしていたこともあり、是非とも久之浜でコットンを、ということで、
中町の区長さん、阿部さんのご紹介のもと、土地を提供してくださった大久町の新妻さんと知り合いました。
市役所で大変お忙しい中、ボランティアに街興し、ずっと活動されていて、町の歴史にもとっても詳しい
方です。トラクターや農業資材もお貸しくださり、このコットンプロジェクトが少しでも、町の活性化に
繋がればと応援だけでなく、自ら作業もお手伝いしていただいてます。

Fukushima Kizuna Project(FKP)の安田さんのご紹介で、NPO法人GreenBirdのボランティアツアー
がありがとうファームに毎月40名が来てくれることになり、第1回目は種まきの季節を目前に控えた
コットンプロジェクトの方を手伝って頂くことになりました。

主に街のゴミ拾いボランティアを中心に、全国にチームを持ち活動しているGreenBirdさん。
震災後は、主に宮城県仙台市若林区で復旧支援、農業再生支援のため、毎月通っていたそうです。
仙台が落ち着き、福島にもということで今回の長期的な支援を受け入れることとなりました。


下の写真は第一回のボランティアバスツアー。
快晴に恵まれ、始めにいわき市、久之浜の被害状況を新妻さんに説明していただきました。
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これまでも復旧作業でボランティアを何十名も受け入れてきましたが、今回は何せ、若いかたばっかり!
パワフルなみなさんでした。

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行列をなして畑に向かっています。

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おそろいのゼッケンをつけて、若者ならではの元気な声かけと唄声のもと、草刈りが
始まりました!

畑は震災前まで使われてたそうですが、震災後、作付けはされておらず、草が伸び放題(笑)

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FKPの塩谷さん、太田さん、宮本師匠も受け入れ側として応援に駆けつけてくれました。

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次から次へと草が運ばれ、、、
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これが、

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一反分の畑はすっかり綺麗に。

お昼は、浜料理波立のサービス満点豪華弁当を食べていただきました。
波立のみなさん、お世話になりました。

作業後には、ありがとうファームつながりということで焼き鳥大吉平店にて料理を楽しんで頂けたと
思います。(諸事情により、参加できませんでした・・・泣 次回こそは!)
大吉の正木さん、急なお願いにもかかわらず、ありがとうございました!


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毎月来ていただけるということで頼もしい仲間ができました!!!
遠いところ、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします!!


一週間後、毎度おなじみ木紅木の木酢液と、豚プンをまき、土地を均して耕うん機
で整地しました!
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すっかり、立派な畑。千日紅の小島さんは美味しいおにぎりを作ってくれ、さらにお手伝い
もしてもらっちゃいました!
これからまた、26日の種まきまでに畝をたて、マルチを張ります。

たくさんの人達の手により育てられるいわきオリジナルのオーガニックコットン製品、楽しみです!
Tシャツほしいなー(笑)

15 May

おかしとやさいの直売所 生木葉(なまきば)

とある週末、いつもの通りありがとうファームに向かう途中、すすむさんが行きたいところがあると。

いわき市好間町で朝どりの新鮮野菜を直売している場所があり、震災後一年を経て再開したので
行ってみたいとのことで。ちょこっと寄り道。木紅木の友ちゃんと合流し、いざ生木葉へ。

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道に迷いかけましたが、ありました!

さっそく中をのぞいてみると従来の直売所とは違い、なんだかオシャレなカフェに
きたみたいな(笑)
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野菜も直売所も手作りな素敵な雰囲気。
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一人の紳士と複数の若いおにーちゃん達。
頭にタオルを巻いて作業着、長靴・・・なんだか他人とは思えない親近感。
そうです。おれらと全く一緒の格好をしてました。

農場も案内してもらい、放射線への対応、生木葉ファームの経緯などを
初対面の自分達に丁寧に説明してもらいました。

ただの生産農家ではなく、新しい農業の形。
たっくさん、共有できることが多々あり、共感と感動の連続。

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みなさんのBBQにもお誘い頂きました。
先輩として、同志として、これからも末長くお付き合いしていきたい、
そんな素敵な出会いがありました。

ちょこっと直売所に寄るつもりが、これからの福島の農業。食の安全。
農業の可能性を熱く語りあってしまいました(笑)


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落花生の種植えも体験させて頂き、なんだ至れり尽くせりの一日でした。
生木葉ファームのみなさん、初対面にも関わらず、暖かく迎えて頂き、ありがとうございました。
近いうちにまたいきまーす!


後日、自分の部屋を掃除していると、一枚の紙を発見してみました。
見てみると、
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いつのものだかわかりませんが、繋がるんですね。
農業という情報にアンテナをはっていないときはたぶん、目にもとまらなかったものが、
いざ、動き出し、アンテナをはってみると、クモの巣のようにバンバン情報と出会いが
入り込んできます。

良縁感謝。

生木葉ファームさんのブログです。
http://namakibafarm2010.blog133.fc2.com/
14 May

ありがとうファーム 整地 土作り 1

自らの手で畑を耕し始めて10日間、ようやく、25m×25mほどの一区画を起こし終えました。

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起こし終えたものの、土の中には大量の根っこ・・・。
20年近く野ざらしになっていた畑の地中には雑草の根っこ、ほぼ木の幹になっている元、雑草(笑)
竹藪まで侵食していました。

これまた手で根っこを集める作業・・。
取ってもとっても出てくる根っこには手を焼きました。

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集めた根っこと刈りとった草の山。

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ずっと耕作している畑にくらべると土の荒さが目立ちますがだんだんと畑らしくなって
いきました。

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地元の方にアドバイスを頂きながらの整地。

根っことりを始めて2週間ほど、とある日曜日に久之浜でもお世話になった親分こと
大河原じゅんさんが手伝いに来てくれました。

これはチャンス!!と思い、大吉の正木さんのご実家に10年以上眠っていたトラクター
をみてもらいました。自由に使っていいよとは言ってもらってましたが、
正直自分達だけでは自信がありませんでした。
一度、木紅木の耕うん機を体験させてもらってただけで、
重機などとは縁のなかった自分達にとって親分は強い味方。

さっそくみてもらうと、、、さすが親分、手とり足とり教えてもらって

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すすむさん、自分と交代で耕し始まりました。

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早い早い。文明の力は偉大です。

一時間もたたないうちに、この状態だったのが、
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なんということでしょう!劇的なビフォーアフターでした(笑)

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踏んでみるとふっかふかの土に。空気が入ってよい感じです。
土いじりが楽しくてしょうがなくなってきました。
28 Apr

ありがとうファーム 開墾

3月19日

初めての作業をしに、いわき市小川町にある畑、もとい「元」畑に行ってきました。
農作業の経験があるわけでもなく、なんとなく、こんな感じのが必要かな?とホームセンターをぶらつき、
最低限であろう、鍬や草刈り機、草刈り鎌などを買い、ぶらっと畑に行ってきました。

畑、というよりも荒れ地・・・。
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身の丈ほどある枯れ草、中には木になりかけてる茎・・・。
区画が全くわかりませんでした。道と畑の差がない・・・。
むしろ道のほうがきれい(笑)

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とりあえず、買ってきた草刈り機を説明書を読み読み、動かしてみる・・・。
動かない。説明書読む。動かない。説明書・・・ 一人で30分かけようやく
ちっちゃいエンジン音が畑に鳴り響きました。

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手当たり次第に草を刈り、こんな状態に。

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「ふうっ」とため息。いやー頑張ったなーと思いつつ、一日を振り返ると、農業というより
地区清掃・・・。

全くのノープランであったことを思い知らされた一日でした。。。


次からは久之浜のボランティア→NPOでも一緒に活動した相棒、すすむさんと
農業をするにあたって強い味方、友ちゃんと一緒に作業ができました。

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まずは持ち寄りの鍬でかるーくおこしてみようなんて考えでやってみたら・・・。
数メートルおこしただけで手にはマメ(泣)

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土の中はモチろん根っこだらけ。。。鍬でおこすたびに「ぶちぶちーっ」って
根っこがブチ切れる音・・。完全に開墾というより、開拓ですね、これ。

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約1週間かけて一区画ずつ、広げていきました。

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これで半分。

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この日は残り4分の1まで。

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やっと一反分、終わりました。

マメをつぶして、手の皮がボロボロになり、皮が分厚くなりました(笑)
まるで野球部(笑)


PROFILE

金造