NPO法人 the people 吉田さんを中心に着実に進んでいるいわきオーガニックコットンプロジェクト。
有機栽培で綿花を栽培、加工、製造の過程の中にいわきで雇用を生み出そうという動きです。
ありがとうファームを始める前、とりあえず、ボランティアで耕作者として仲間と参加してみようと
いうのがきっかけでした。
もともと、ありがとうファームも無農薬、有機農業が大前提。
そのうえで、オーガニックコットン栽培は自分達にとっても勉強になります。
ピープルの吉田さんとは、震災直後の救援物資ボランティアからお世話になっています。
母のようで姉のような、誰とも仲良くなってしまいそうな包容力をもった素敵な方です。
久之浜で長らく復旧作業をしていたこともあり、是非とも久之浜でコットンを、ということで、
中町の区長さん、阿部さんのご紹介のもと、土地を提供してくださった大久町の新妻さんと知り合いました。
市役所で大変お忙しい中、ボランティアに街興し、ずっと活動されていて、町の歴史にもとっても詳しい
方です。トラクターや農業資材もお貸しくださり、このコットンプロジェクトが少しでも、町の活性化に
繋がればと応援だけでなく、自ら作業もお手伝いしていただいてます。
Fukushima Kizuna Project(FKP)の安田さんのご紹介で、NPO法人GreenBirdのボランティアツアー
がありがとうファームに毎月40名が来てくれることになり、第1回目は種まきの季節を目前に控えた
コットンプロジェクトの方を手伝って頂くことになりました。
主に街のゴミ拾いボランティアを中心に、全国にチームを持ち活動しているGreenBirdさん。
震災後は、主に宮城県仙台市若林区で復旧支援、農業再生支援のため、毎月通っていたそうです。
仙台が落ち着き、福島にもということで今回の長期的な支援を受け入れることとなりました。
下の写真は第一回のボランティアバスツアー。
快晴に恵まれ、始めにいわき市、久之浜の被害状況を新妻さんに説明していただきました。
これまでも復旧作業でボランティアを何十名も受け入れてきましたが、今回は何せ、若いかたばっかり!
パワフルなみなさんでした。
行列をなして畑に向かっています。
おそろいのゼッケンをつけて、若者ならではの元気な声かけと唄声のもと、草刈りが
始まりました!
畑は震災前まで使われてたそうですが、震災後、作付けはされておらず、草が伸び放題(笑)
FKPの塩谷さん、太田さん、宮本師匠も受け入れ側として応援に駆けつけてくれました。
次から次へと草が運ばれ、、、
これが、
一反分の畑はすっかり綺麗に。
お昼は、浜料理波立のサービス満点豪華弁当を食べていただきました。
波立のみなさん、お世話になりました。
作業後には、ありがとうファームつながりということで焼き鳥大吉平店にて料理を楽しんで頂けたと
思います。(諸事情により、参加できませんでした・・・泣 次回こそは!)
大吉の正木さん、急なお願いにもかかわらず、ありがとうございました!
毎月来ていただけるということで頼もしい仲間ができました!!!
遠いところ、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします!!
一週間後、毎度おなじみ木紅木の木酢液と、豚プンをまき、土地を均して耕うん機
で整地しました!
すっかり、立派な畑。千日紅の小島さんは美味しいおにぎりを作ってくれ、さらにお手伝い
もしてもらっちゃいました!
これからまた、26日の種まきまでに畝をたて、マルチを張ります。
たくさんの人達の手により育てられるいわきオリジナルのオーガニックコットン製品、楽しみです!
Tシャツほしいなー(笑)