2012年11月
2012年11月23日
海外通信販売「商品届かず」「偽者届く」−トラブル急増
海外事業者による通信販売に関するトラブル相談が急増していることが、日本通信販売協会のまとめで分かった。
同協会は通販に関する相談に応じる「通販110番」を実施している。11年度に寄せられた相談5335件のうち、海外通販の相談は約260件で、10年度の約130件から倍増した。12年度は4〜9月の半年で既に250件近くに上るという。
トラブル相談が多い商品は、人気ブランドのダウンジャケットやムートンブーツだ。大幅値引きをうたった広告に誘われ、クレジットカード払いで申し込んだところ、商品が届かなかったり、偽物が届いたりしたというパターンが多いという。
30代の女性は、利用しているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の画面に、豪有名ブランドのブーツの広告を見つけた。正規代理店と信じ込み、クレジットカード決済で注文したところ、ボロボロの偽物が中国から届いた。60代の女性は、本店住所がフランスと書かれた、フランス語のサイトから有名ブランドのダウンジャケットを注文したところ、偽物が中国から届いた。クレジットカードの請求は、ユーロではなく中国の通貨「元」だったという。
海外通販の場合、所在地や電話番号が不明なことが多く、言葉や法律の違いから交渉も難しい。被害額を取り返しにくいため、予防が重要になる。
同協会は、会社概要がない▽連絡先が不明▽外国の住所が表示されている▽日本の住所が表示されているが、虚偽・架空▽文章の日本語が不自然−−といったサイトは注意するよう呼びかけている。
毎日新聞 2012年11月23日
同協会は通販に関する相談に応じる「通販110番」を実施している。11年度に寄せられた相談5335件のうち、海外通販の相談は約260件で、10年度の約130件から倍増した。12年度は4〜9月の半年で既に250件近くに上るという。
トラブル相談が多い商品は、人気ブランドのダウンジャケットやムートンブーツだ。大幅値引きをうたった広告に誘われ、クレジットカード払いで申し込んだところ、商品が届かなかったり、偽物が届いたりしたというパターンが多いという。
30代の女性は、利用しているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の画面に、豪有名ブランドのブーツの広告を見つけた。正規代理店と信じ込み、クレジットカード決済で注文したところ、ボロボロの偽物が中国から届いた。60代の女性は、本店住所がフランスと書かれた、フランス語のサイトから有名ブランドのダウンジャケットを注文したところ、偽物が中国から届いた。クレジットカードの請求は、ユーロではなく中国の通貨「元」だったという。
海外通販の場合、所在地や電話番号が不明なことが多く、言葉や法律の違いから交渉も難しい。被害額を取り返しにくいため、予防が重要になる。
同協会は、会社概要がない▽連絡先が不明▽外国の住所が表示されている▽日本の住所が表示されているが、虚偽・架空▽文章の日本語が不自然−−といったサイトは注意するよう呼びかけている。
毎日新聞 2012年11月23日
2012年11月14日
交通事故装い5千万円詐取か?起業の大学生ら4人逮捕―会社費用で保険加入・警視庁
交通事故に遭ったように装い、損害保険会社から保険金をだまし取ったとして、警視庁交通捜査課と南大沢署などは14日までに、詐欺容疑で、大学生の男ら4人を逮捕した。3人は否認している。
容疑者は自分が代表として登記している清掃会社から費用を出すなどして損害保険に加入。仲間を従業員と偽って保険金を請求していた。同様の手口で総額約5000万円を詐取した疑いがあり、同課は裏付けを進める。
逮捕容疑は2010年7月19日、東京都八王子市館町の路上で、容疑者ら4人が乗った軽自動車に、別の車を追突させて交通事故を偽装。都内の損害保険会社2社に治療費や休業補償金などを請求し、計約1200万円を詐取した疑い。
時事通信 2012年11月14日
容疑者は自分が代表として登記している清掃会社から費用を出すなどして損害保険に加入。仲間を従業員と偽って保険金を請求していた。同様の手口で総額約5000万円を詐取した疑いがあり、同課は裏付けを進める。
逮捕容疑は2010年7月19日、東京都八王子市館町の路上で、容疑者ら4人が乗った軽自動車に、別の車を追突させて交通事故を偽装。都内の損害保険会社2社に治療費や休業補償金などを請求し、計約1200万円を詐取した疑い。
時事通信 2012年11月14日
2012年11月01日
オレオレ詐欺で2000万円被害 神奈川
神奈川県警厚木署は31日、厚木市内の70代の無職女性が、長男を名乗る男から現金2千万円をだまし取られるオレオレ詐欺事件が発生したと発表した。
同署によると31日午後1時すぎ、女性の自宅に、長男を名乗る男から「会社の大事な書類などが入ったカバンを電車の中に忘れてしまった」などと電話があった。約1時間後には、駅の忘れ物センターの職員を名乗る男から「カバンが見つかりました。今日は(午後)3時ごろまでに本人立ち会いで取りに来たら返すことができます」と電話がかかってきた。
その約15分後、再び長男を名乗る男から電話があり、「取引に間に合わない。どうしてもお金が必要なんだ。お金は会社の人が取りに行くから」などといわれた。その後、女性の自宅を長男の代理という男が訪れ、女性は現金2千万円を手渡した。現金は“タンス預金”として自宅に置いてあったという。
同署によると、長男の代理を名乗って現金を受け取ったのは、スーツを着た中年とみられる男だった。
女性はその後、長男と連絡が取れたため、「カバンが見つかってよかったね」と伝えたところ、詐欺被害に遭ったことに気付き、午後4時40分ごろに110番通報した。
産経新聞 2012年10月31日
同署によると31日午後1時すぎ、女性の自宅に、長男を名乗る男から「会社の大事な書類などが入ったカバンを電車の中に忘れてしまった」などと電話があった。約1時間後には、駅の忘れ物センターの職員を名乗る男から「カバンが見つかりました。今日は(午後)3時ごろまでに本人立ち会いで取りに来たら返すことができます」と電話がかかってきた。
その約15分後、再び長男を名乗る男から電話があり、「取引に間に合わない。どうしてもお金が必要なんだ。お金は会社の人が取りに行くから」などといわれた。その後、女性の自宅を長男の代理という男が訪れ、女性は現金2千万円を手渡した。現金は“タンス預金”として自宅に置いてあったという。
同署によると、長男の代理を名乗って現金を受け取ったのは、スーツを着た中年とみられる男だった。
女性はその後、長男と連絡が取れたため、「カバンが見つかってよかったね」と伝えたところ、詐欺被害に遭ったことに気付き、午後4時40分ごろに110番通報した。
産経新聞 2012年10月31日