by MIKIKO Clinic -みきこクリニック-

デトックス

「デトックス」とは、「解毒、浄化」という意味で、より健康になるために、体の中にたまった毒素を便や尿に排出することをいいます。


 人には、本来、不要物を排出するシステムがありますが、それ以上に体の中にはいってくる毒素が多い現代では、意識的なデトックスが必要となってきます。とくに、歯の詰め物に水銀が使われていること、さらに毛染め、化粧品、シャンプーのような皮膚などを介する毒(経皮毒)は、通常食事で口からとるときにくらべて排泄機構が働かず、体に90%残るといわれるともいわれています。いくら食品に気を配っていても、意外と盲点はたくさんあります。

現代社会で生活しているということは、地球環境の汚染、過度のストレスがいっぱい

ストレスや睡眠不足、食品添加物たっぷりの食事や、大気汚染、電磁波など、身の周りには、体に悪いものがあふれていますなんでもかんでも危険だと、きめつけることはできません。しかし、明確な安全基準が定められておらず、どんな害がわからない物質はできるだけ排除し、そして解毒していくことは必要不可欠なことです。

生活習慣病とは、食生活や運動、休養、喫煙、飲酒など長年の生活習慣病に起因する疾患。だから生活習慣病を予防、改善するには、生活習慣、とくに食生活を見直すと同時に、すでにこれまでの生活習慣により体内を汚染しているさまざまな毒素を取り除くことで、私たちの体に本来備わっている免疫力が強化され、自然治癒力が高められます。

身の周りには、隠れ毒素がい~っぱい!!

食品添加物

日本人は1年間に4キロの食品添加物を食べている。毎日口にする食品にも、不安が。

残留農薬

市販の農作物には30~40%の割合で農薬が残留している。中毒症状など人体への影響が。

環境ホルモン

正常なホルモンを攪乱してしまう。代表的なもので、ダイオキシン類、PCB(ポリ塩化ビフェニル類、合成樹脂原料のビスフェノールA、DDT。住宅の建築資材から出るホルムアルデヒドや最近の調査では、クッキングペーパーや紙コップからも疑われる有害物質が。

大気汚染

自動車の排気ガス、酸性雨、光化学スモッグで、空気も汚染。

有害化学物質

シャンプーや化粧品や、歯磨き粉に含まれる保存料、酸化防止剤、合成界面活性剤は肌や口腔粘膜から侵入し、体内に蓄積。

発ガン性物質

水道水に含まれるトリハロメタン、有害塩素化合物、体の中で発ガン性物質に変化する食品添加物も。

紫外線

オゾン層の破壊によって強烈に。

有害電磁

波携帯、パソコンからでる電磁波も血流障害をおこし、影響。

重金属

土地の汚染、魚など食物連鎖による汚染で、脳や死亡組織などに蓄積される。歯の詰めもの(アマルガム)

ダイオキシン

中には1グラムで1万人を殺傷するほどの猛毒。正常なホルモンを攪乱してしまう。ゴミ焼却場などから放たれる。

遺伝子組み換え食品

人工的に「種の壁」を超えた処理のため、アレルギーや予期せぬ毒性の発生が懸念される。

ストレス

ストレスは腸内細菌のバランスを崩し。体内に有害物や老廃物が蓄積するきっかけとなる。

薬品

お薬の一部、歯の詰め物、予防接種には、水銀、ヒ素、アルミニウムなどの有害金属が含まれている。
たとえば、こんなところにも、有害物質!

    食品添加物:防かび剤、合成保存料、発色剤、糊料、乳化剤。
    農作物:農薬/殺虫剤・除草剤)、特に輸入柑橘類には、防かび剤
    水道水:トリハロメタン・有機塩素化合物・鉛
    魚介類:重金属(水銀・ヒ素・カドミウム・アルミニウム・鉛)
    歯科治療:水銀アマルガム
    予防接種ワクチン:有機水銀 *当院は、有機水銀無添加を使用しています。
    タバコの煙:カドミウム・鉛
    アルミ缶:アルミニウム
    スナック菓子・インスタント食品・ファーストフード:着色料・アルミニウム
    練り歯磨き:アルミニウム・ラウジル硫酸ナトリウム・
    アルミホイル・ふくらし粉:アルミニウム
    タバコ・マーガリン:扁桃腺炎の消毒剤(銀)


有害ミネラル過剰時の主な健康障害

Cd カドミウム

イタイイタイ病
多くの酵素・栄養素の働きを阻害。
腎臓・肝臓障害・骨の異常・食欲減退・高血圧。ガン・神経過敏・歯黄化・肺気腫・胸痛・足痛

Hg 水銀

細胞膜への毒素により酵素の活性を阻害
腎臓、肝臓障害、歯が抜ける、歯茎の青化、四肢のしびれ、震え、頭痛、下痢、食欲不振、情緒不安定

Al アルミニウム

胃腸障害、くる病、手足けいれん、吐き気、腎臓障害、げっぷ、骨粗鬆症、アルツハイマー病、パーキンソン病

Pb 鉛

様々な酵素の活動侵害、免疫反応抑制、腎臓、肝臓障害、頭痛、疲労倦怠感、貧血、高血圧、卒倒、昏睡、動脈硬化、中枢神経を侵し精神異常や不眠

As ヒ素

皮膚障害、体毛消失、全身披露、貧血、聴力・呼吸器系への悪影響、多発性神経炎、無感覚症、手足焦熱感、体重減少、吐き気、頭痛

(参考「ら/べれびい予防医学関医療」作成)

取り入れる健康法から取り除く健康法へ!

これまでの健康法は、食事、サプリメントとして体にいいものを取り入れる。

しかし、よいものをいくら取り入れても、毒素成分があると吸収が半減してしまう。

まず、取り除く。そして、取り入れることで効果がでる。
必須ミネラルの補給こそ有害ミネラル排泄の基本。

有害ミネラルの排泄には何よりもまず、必須ミネラルをバランスよく摂取することが基本になります。それによって、体内のミネラルバランスを整えるだけでなく、有害ミネラルを排泄することができるからです。

たとえば

    亜鉛、銅、鉄は、カドミウムを吸収抑制し排泄促進!
    セレニウムは、水銀、カドミウムを吸収抑制し排泄促進!
    脳細胞にたくさんの必須ミネラルが結合していると、脂質に容易にとけたために脳細胞に侵入してきた有害ミネラルのメチル水銀は排泄!


しかし、化学肥料に頼りすぎた農地からは世界的にミネラルが失われていて、そのために、そこで育つ作物のミネラル含有量も激減。したがって、デトックスには、必須ミネラルを、サプリメントとして植物から育てたものをとるとよい。

体内毒素がたまると代謝がおちていく

間違った生活習慣

ストレスや睡眠不足、食品添加物たっぷりの食事や、大気汚染、電磁波など、身の周りには、体に悪いものがあふれています。

体内に毒素がたまる

身の周りにある毒を体に取り入れ、それが排泄してでていくよりも多くなると、どんどん体の中に老廃物がたまっていきます。中には排泄するまでにかかる時間が6年位といわれている毒素もありますので、たまる一方です。

体が冷える

毒素がたまると、それが元で体が冷えていきます。冷えた体では血液の循環が悪くなり、生命活動の維持に必要な体の酵素、バクテリアも働きません。

代謝機能が落ちる

体が冷えると、血液の流れが悪くなって体の代謝がおちていきます。その結果体調不良などにつながります。

健康に悪影響

毒素がたまると、身体機能が低下し、ホルモンが崩れ、アレルギーや、生活習慣病の原因になります。もちろん、便秘症、冷え症、肥満、肌荒れも老廃物を出して、体の循環機能が衰えないように毒素排泄を!

デトックスいろいろ!体内毒素を取り除く方法はこれ!

    EDTAなどにより一般的な重金属のキレーション

    それは点滴したEDTAやペニシラミンと呼ばれる物質により、重金属を挟みこんで尿から排出するものです。しかし基本的には重金属は組織内に沈着しているためになかなか取り除きにくい性質があります。

    デトックスを目的とした漢方薬
  •     自然排泄を促すエッセンシャルオイルのブレンド
  •     デトックス作用のあるサプリメント~マルチミネラルビタミン

    最近の研究ではシラントロ(コリアンダー)や漢方などによる組織沈着した重金属排出の働きに注目したものもあります。
  •     お風呂や足湯で体を温め、汗や、老廃物として毒素をだす
  •     体にいい水は老廃物をだす
  •     適度な運動で、血液循環がよくなり、腸の運動も活発となる
  •     デトックス効果のある食事

    アマルガム(水銀)などの有害重金属が歯科治療によって口腔内に存在する場合には、それらを極力取り除く必要があります。

重金属について

重金属は、脂肪組織や脳に蓄積する!

重金属とは比較的原子番号の高い比重の重い金属のことです。特に人間に有害な水銀、鉛、カドミウム、クロムのなどが、一般によく知られるところです。それらは、いったん体内に取り込まれると、なかなか体の外に排出されず、脂肪組織や脳などの特定の組織に蓄積されることが知られています。

重金属による公害病、その他、健康被害多数!

日本では、水俣病(水銀)やイタイイタイ病(カドミウム)、六価クロム汚染など、重金属による公害病が過去にあったこともあり、それらの害はよく知られています。
例えば、有機水銀では、特に中枢神経系に沈着し、小脳の運動失調症などを起こし、カドミウムではカルシウムの代わりにカドミウムが骨に吸収されるためにカルシウムが骨に不足し、骨が極端にもろくなる、などの重篤な健康被害が発生します。
また、重金属そのものに対するアレルギー反応、いわゆる金属アレルギーや、花粉症やアトピーなどのアレルギー疾患にも間接的に関係していると言われています。

日本人は水産物から摂取されることが多い!

最近話題になったものでは、「キンメダイに水銀が含まれているので、妊婦は食べないように。」などという勧告を2003年6月に厚生労働省が出したことがありましたが、現代の日本においては公害病としてそれらが口に入る・摂取されるということはなく、主には魚貝類などの水産物から摂取されることが多いと思われます。いわばそれは過去の公害による世界レベルの負の遺産と言えます。

歯科材料の詰め物に重金属が使われている!

最近問題として取り上げられているのは、歯科治療における充填金属による重金属被害です。現在歯科治療で一般的に使われているアマルガムは水銀の合金であり、歯科治療でそれらを使った場合には、慢性的な水銀汚染が発生することになります。また、歯科治療で使うパラジウム、銀、銅、ニッケル等も最近問題視されるようになってきています。

それらによる症状には重症軽症の度合いによってさまざまな段階があるので、倦怠感や体調不良などといったいわゆる不定愁訴の原因になっている場合も、多々あると考えられます。


(以上転載はここまで)
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