2次試験は、診断士としての素養を問うものだと、
これまでも述べてきた。

素養とは、
具体的には、1次知識や白書知識を活用できること、
80分間で出題者や採点者とコミュニケーションが
取れることの2点だ。

2点のうち、受験生が苦労するのが80分の使い方だ。

80分の中で、最も時間を確保したいのはいのは
「考える」時間だ。
この時間を取るために、読んだり書いたりする時間を
いかに効率化できるか考えるのだ。

ところで、時間短縮をするには、
なんといってもタイムを計るのが良い。

以前アアアー6さんからもコメントをいただいたが
工程別に、時間を計って繰り返し練習をやると良い。

私も受験時代、頻繁にやっていた。

準備するものは、
・針のついた見やすい時計1個
・過去問の問題用紙コピー
・筆記用具
の3点だ。

私の受験時代解答手順の例で説明しよう。

1.(10分)設問文で設問分解
2.(10分)与件読み2周り
3.(15分)与件と設問を紐付ながら、
    思考(事例テーマ、出題者メッセージ確認)
    解答骨子(ネタ入り)も作成
4.(40分)解答用紙に一気に記入(骨子の文章化)
5.(5分)誤字脱字、確認

例えば、冒頭の、
(10分)設問文で設問分解だけを幾度も行うのだ、この10分を。
時計を見ながら、「スタート!」と号令をかけて始める。

繰り返しやって、いかに精度よく仮説の切り口や
骨子をつくれるか、また読みやすい字や場所に
記入できるかにも注意を払いながら行うのだ。

次の与件読み2周りの(10分)は、
はじめは気になるところに黄色で
どんどん印をつける。
顧客の声や社長の想いなど、必ず使うネタには
オレンジで記す。

2周り目は、段落や文節ごとに、
与件分解を行う。診断士的に読みながら、
メモを書きだしていくのだ。

てな具合に、作業工程ごとに、主には
工程1〜3までを行うのだが、
必ず時間を計って、時間内に精度良く実行できるか
だけを意識して行うのだ。

特に1〜2は、最も効率化できる場所だ。
慣れさえすれば頭を使わずにできる作業なのだ。
時間短縮ならここなのだ。

ただし、工程3は時間短縮よりも、
精度にこだわらねばならない。
作業化もしづらいから、解答用紙に書き出すための
タイムリミットだけ決めて、中身に集中すれば良い。
無理に15分にこだわらないことだ。

自分の手順も工程も、まずは明らかにしよう。
何も考えずに実行した場合、何分ずつかかるのか
自分の現状も把握しておこう。
その後PDCAをしっかり回して練習しよう。

そうすれば、解くスキルは必ず上達する!