事例問題で設問に答える場合、
単に与件を引っ張ってきて書くだけではダメだ。

中小企業診断士として論理的に答えるためにも、
相手にわかりやすく伝えるためにも、
何らかの視点を明確にして答えなければならない。

この視点を「切り口」という。

この「切り口」は、解答を書く時に考えながら
書くものではない。

設問を読んだ段階で、ある程度仮説として出せなければ、
間に合わない。

この設問を読んだだけで、「切り口」を出すのが
「設問分解」だ。

※ちなみに、与件から切り口を出したり、
 仮説思考で読み替えを行うことを「与件分解」という。

さて、この「切り口」だが、こんなご相談をよく受ける。
・切り口がすぐに出てきません。

だが、そんなご相談への回答は大抵こうだ。
・切り口は、頭に入っていなければ出てきません。

当たり前のことだが、なんの努力もなしに
はじめから出てくる人なんていない。
まずインプットしなきゃ。

具体的な方法はこうだ。

1.事例問題を解く。(できれば過去問を)
2.各設問で出てきた知識や切り口を
  ピックアップする。
  ※暗記用にカードに入れてもOK。
  ※AASの解答例集では、どんな知識を使うのか
   記載してあるので、それを活用すると便利。
  3.ピックアップした切り口を
  フレームワーク図(体系図)に入れる。
  ※この時レイヤー(どの場面で使う切り口か)を
   確認する。解答例集等で事例ごとにフレームワーク図が
   掲載されているので、それを活用すると便利。
  ※この時、メリット・デメリットや
   白書知識も一緒に入れる。
4.2のカード、3のフレームワーク図を
  常に持ち歩いて暗記する。
5.暗記したら、問題を解く度、
  切り口出しにトライする。
6.5で上手くいかなかったところを
  カードやフレームワーク図で確認、修正、追記する。

以上をもっとシンプルに言おう。

「切り口を集める→頭に入れる→試す」を繰り返すのだ。

そして、設問文を読んだだけで、
また与件文を読んだだけで反応できるようにしておくのだ。
とにかく刷り込む!経験して慣れる!

ところで、合格指南塾の「読み書き特訓コース」の
「設問分解」で扱う切り口は、
どの科目でも使う、
絶対忘れちゃいけない切り口ばかりを扱っている。

受講しているみんなは、
せめてこの特訓で出てきたものは
しっかりインプットしてね。

もちろん問題を解く時には、
どんどん使って試してちょうだい!

そして刷り込みしてちょうだい!
必ず切り口を出せるようになる。

きっと点数アップにつながるからね。
自分を信じて、地道に練習しよう!

合格するぞーっ!!