要約練習で大きく方向性を読み外す方がある。
なぜ読み外すのか?

与件文段落のまとめ方を見ていると
読み外す方には特徴がある。

与件文の段階から、既に読み外しているということだ。

そんな方の要約練習用紙を見ていると、
まるで別物に見えるのだ、他の方のものと。

目をこすって与件文を読み直し、探してしまう。
そんな文章がどこにあったのか、と。

また、読み外す方の多くは「端折る」のだ。

与件文をまとめる際、冒頭と最後を簡単にくっつけたりして
「端折る」のだ。

文章の一言一句を読んでいくのが面倒なのかもしれない。

要約練習が苦手な方は、「読めない人」ではない。
人より劣っている人でもない。

早い話、勝手に思い込んだり端折ったりしているだけなのだ。

スピードは大事だが、スピードばかり重視すると品質は落ちる。

私も忙しい時に、スピード重視でご飯を作るとうまくいかない。
例えば、下ごしらえを「端折る」とやはりマズイ料理になるのだ。

ではここで考えてみよう。「なぜ急ぐのか?」
意味を正しく取るよりも、急いで作業を終わらせることを
重視していないか?

受験勉強は力をつけるためのものだ。
早く終わらせることが良いのではない。

1次試験も間近になると、気持ちも焦る。
だが、ここは落ち着いて勉強したい。

やっつけ仕事ではダメだ。

目的は、合格力をつけることであり、
終わらせることではない。
このことを忘れずにね。