眠れなくて、お酒を飲みに外出しています。

昨年、妻が入院していた時にお見舞いの後帰宅する際、ワンクッション置くために通っていたバーのマネージャーさんが自分のお店を出したのでそこに来ています。

最近ちょっとあれ?とわかったかもしれないことがあったのでそれを綴っておきたくて。

妻は、最初に乳ガンが判って摘出手術をして放射線治療をし社会復帰した後も定期的に通院し、腫瘍マーカー値を検査し、再発していないかチェックしていました。

5年以内に再発しなければ再発の可能性はぐっと低くなると言われていました。

しかし、残念なことに一年後に再発。しかも骨に転移です。

この辺りから、休職等して本格的に治療に専念しなければならなく、家族もそれを主治医に希望したのですが、主治医からは、「彼女は仕事をすることにより前向きに生きることが出来ている。仕事を奪うと生き甲斐をなくしてしまいよくない」とコメントを頂きました。

私には正直、彼女がどうしてそこまで仕事に拘るか分かりませんでした。

亡くなる二ヶ月前にさらに肝臓に転移したと彼女から聞いた時も「休職して治療に専念しないと許さない」と言ったも返事は「ゴメン」だけでした。

どうして仕事にそこまでこだわるのか、彼女が亡くなってからずっと答えを探していましたが、その疑問が氷解した気がします。

たまたま飯島直樹さんのことがネットに載っていたのですが、妻は彼に関心を持っていたのですよね。(飯島さんはプロウィンドサーフィンプレイヤーで癌の余命宣告をうけたのですがその後も色々チャレンジし38歳で亡くなった方でした。)

彼が生前、テレビに出ていると妻は凝視していました。

その彼の言葉に「ガンに生かされている」というものがありました。

これを思い出し、私は「!?」と思ったのです。

妻は、抗がん剤がなかなか効かず次から次へと別の抗がん剤を試していました。しかし、認可されている抗がん剤にも限りがあります。

こういう現実を受け入れ、ガンに生かされている間に自分が生きた痕跡を遺しておきたかったのではないか?そう考えると彼女が仕事にあそこまで注力していた理由がわかったような気がしたのです。

周りの人にはおろか自分のブログにも弱音を吐かなかった人ですからこれが正解かは解りませんが少しは正解に近づけたような気になっています。

明日というか今日は月命日。土日どちらかにお参りに行きますが、彼女は答えを教えてくれるかな?