2010年01月

2010年01月02日

京都正伝寺庭園からの眺望は別世界 2

正伝寺方丈から見る景観は、左右の側面は背丈の高い木々で囲まれ、深い山中にいるという風情を感じさせます。そして正面の景観は築地塀からわずかに突き出た木々の先端の上に浮いたように比叡山が望見されます。比叡山以外の景色は木の緑しかありません。比叡山だけに絞ってその他のものは一切消去したことで一つの景観世界を創出したと言えます。木々は成長しどんどん大きくなり変化するものですから、約400年たった今も以前と同じ景観を保つためには人の手による地道な努力があってのことでしょう。いずれにしてもこの景観をこのまま残ってほしいものです。
円通寺は比叡山との間の市街地の地盤が低くないため今の景観を持続することに苦慮していますが、いずれも将来に残したい景観であります。
右写真は昨年11月末の正伝寺訪問時に入り口付近に置かれた柿の葉でつくられたわらじ、このわらじが訪問者を迎えてくれます。   才本



正伝寺1正伝寺3