2011年06月

2011年06月14日

八ヶ岳高原音楽堂から富士が見えた

先日、軽井沢を中心とした建築視察で、かねてから思いこがれていた吉村順三の作品、氏の軽井沢別荘「小さな森の家」と八ヶ岳高原音楽堂とをみる機会にめぐまれました。これは同業のO氏の世話によるもですが、大変いろいろな苦労をされて実現したことを思うと、ただただ感謝であります。本当にありがとうございました。
ここでは八ヶ岳高原音楽堂を取り上げますが、吉村氏がこの音楽堂をつくるにあたり、この土地とどう向き合ったのかを推測してみるのは楽しいことです。
この音楽堂で最も驚いたことは、ホール正面(舞台側)のガラスから富士山が見えることです。内部を見学しているときに、施設係員が舞台のほうを指差して漏らした言葉、「天気のよいときにはあちらに富士が見えます」。え!と思いそちらをみたら何と、はるか遠方にうっすらと富士の姿が見えるではありませんか。私はそれも気づかずに建築ばかりを見ていたわけです。左写真はホール内部で舞台のほうを見る、富士は写真では捉えられない。右写真は外部写真で右前方が富士の方向。 つづく  才本


吉村 音楽堂内部 正面を見る吉村 音楽堂外部(富士)