2015年11月

2015年11月20日

清水寺 境内・周辺を巡る楽しさ

最近ある京都本を読んでいると、「ただ舞台だけを見ているのでは、京都の本来の姿をうかがい知ることはできない、裏道を辿ればこその情趣。」といって泰産寺(たいざんじ)から見る清水寺の光景について書いています。
清水寺の境内には、めぐってこそ楽しい景観が周到に用意されているとつくづく思います。まずは、舞台で京都市中を見下ろすこと大きな喜びを感じ、次に奥の院へ向かい、ここでは本堂舞台の全景を見返すことができる。ここから見る本堂の景観、樹木の緑にぽっかりと浮かぶ姿、これでも十分素晴らしいが、さらに桜や紅葉のシーズンには景観が一変し一段と輝きます。
もう少し南へ進むと新しい三重塔(清水寺の三重塔とは別物、子安塔と呼ばれる)が見えてきますが、その塔があるところが泰産寺であります。そのあたりからの眺めが、三重塔(清水寺の)から本堂の舞台がパノラマとして現れます。
そして最後は、帰途に入り下の道を舞台の方に向かうと、舞台を下から見上げる視点が用意されています。境内を巡ることで、人に大きな満足感を与える行程が考えられています。 才本

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2015年11月07日

京都 二年坂、産寧坂の景観 見どころ2

京都産寧坂にある「清水産寧坂 青龍苑」は、かっての老舗料亭「京都阪口」の当主が2000年に、一部建物をリユースし一部を再開発して生まれた商業施設であります。門に向って左側はリユースした部分で、蕎麦の有喜屋、お香の松栄堂、和雑貨のくろちく、あぶら取り紙のよーじやがテナントとして入っている。右側は再開発した部分で、京町家の造りを踏襲したデザインで新築した。京つけもの西利、井筒八ッ橋本舗、イノダコーヒがテナントである。その後はこの青龍苑の2000坪の敷地に広がる建築と庭園を、料亭阪口とテナントが維持していく、ということであります。
この地はもともと豊臣秀吉の正室北政所の甥、木下長嘯子(勝俊)の隠棲の地であり、古くから文芸的な雰囲気に包まれ、今でも苑内には素晴らしい庭があり、池の中心にいくつかの茶室があり、滝の音も聴こえてきます。
写真左池上部の侘びた風情の茶室は木下長嘯子にちなみ「長嘯庵」と呼ばれる。池の手前にあるのが、茶室「清涼」と呼ばれています。大正時代に開催された東山大茶会の一席になったと記録されているそうです。(青龍苑のHPより)
下の二つの写真はイタリアンの忘我亭、昔の門構えを利用しつつ、建物も改変することなくイタリアンとして甦らせています。


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