街でナンパしているフィンラル「いやぁ〜君達カワイイね〜!君達に似た美しい花が咲く丘があるんだ どう!?オレの空間魔法でちょっと小旅行しに行かない!?」

女の子達は顔を引きつらせている

フィンラル「どうしたの?コワイ顔して」

フィンラルの背後にはヤミ達
 逃げる女の子達

フィンラル「ちょ…何してくれるんスか〜!?」

ヤミ「うるせー つべこべ言わずとっととキテンって町へ連れてけや」

フィンラル「え”ッ!?今日はオフなんじゃ…!?」

ヤミ「オマエにオフなんて存在しねーんだよ ◯んだ時、それがオマエのオフなんだよ」

フィンラル「(え”え”えええ)」

ヤミ「オラ早く空間出しやがれフィンラルコノヤロー」

アスタ「フィンラル先輩お願いしゃァァァす!!」

 

場面はキテン

八輝将の1人であるブロッコスを吹っ飛ばしたユノ

町人達「…こ… “金色の夜明け” だぁー!!」「最強の騎士団が来てくれたぞォォォ!!」

すぐに立ち上がるブロッコス「ガハハハ!!貴様が金色の夜明けとやらの尖兵か!?若いくせにやるではないか小僧ォ〜!!」

そこに八輝将の雷使いがやってくる「八輝将の1人ともあろう者が何という無様な姿…美しく無い…見てられん…手を貸してやろう」

ブロッコス「ぬ!?ラガス!余計な手出しをするな!!ヤツは我輩がやる!!」

ラガス「民からの信頼が厚いようだ…」

ブロッコス「ラガス!!我輩の話を聞かぬか!!」

ラガス「では民も己も 護れるものなら護ってみせろ…!」

数本の雷の矢を出すラガス

ユノ「矢か… ベル!」

ベル「ホイきたっっ!まっかせなさ〜い!」

ラガスの放った雷の矢に対してユノは風魔法 “疾風の白弓” を構える

 

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ふぅっ…と息を吐くベル

ユノの白弓はラガスの雷の矢を弾き飛ばす

ラガス「(何…!?)」

 

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それは障壁をも貫いてゆく

ラガス「…バカな…!(我が雷装最速の矢を容易く弾き、障壁まで破るだと…!!)」

 

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ユノ「…護れるものなら護ってみせろ…?オマエこそ…自分も仲間も護ってみせろ…!」

ラガス「(…こ…コイツは…一体…!?)」

ブロッコス「ガハハ!今度はワシが手を貸そうか?ラガス!」

ラガス「この私が何という醜態を…ヤツは私の獲物だ…!どいていろブロッコス!」

ブロッコス「我輩のだ!貴様こそどいてろ!」

ベル「何言っちゃってるの〜!!ユノは私のよ!!」

ユノ「…」

 

残る1人の八輝将、ヤーゴスは粘液創成魔法 “ミュカス ネイル” で魔法騎士達を倒していく

 

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ヤーゴス「エッエッエ…!どいつもこいつも他愛無いのォ〜」

魔法騎士「(ヤツの魔法がまとわりついて…こっちの魔法が上手く決まらない…)」

飛んできた粘液に包まれ捕われてしまう魔法騎士

ヤーゴス「この魔法は捕まえた者の魔力を著しく弱める…もうここから出る事は出来んぞォ〜

無力な者が苦しみ悶える姿たまらんのォォ〜 エッエッエッ エッエッエッ」

そこにやってきたのはランギルス「…へぇ〜戦りづらそーな魔法だねー」

 

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そう言って右腕を振って空間を削りとるランギルス

右肩辺りから削りとられ倒れるヤーゴス「…な…!」

ランギルス「まァそんな魔法 僕の前では何の意味も無いけどね」

ヤーゴス「…何じゃ今の魔法は…!?空間…魔法…!?」

さっきの一振りは奥の建物をも削りとっていた

ランギルス「あちゃ〜この魔法…何でも壊しちゃうのがな〜 まァ、また誰かに造り直させればいっか」

団長のウィリアムはずっと屋根の上に立っている

息を潜めているロータス「(やれやれ…あのダンジョンで会った少年…あんなに強くなっちゃって…やだね〜若い子の成長の速さは…オジサン辛い

さてと…彼が間違いなく金色の大将なんだけど 何で動かないのかね…ブキミだね〜…

グリモワールを開いているという事は魔法を発動しているみたいだけど…木の根みたいのがやたら広がってるだけか…

でっかい木を生やす魔法…?…なんてほのぼのしていーけど…1人でこの町を護れる程のデカさの魔法を創成できる人間なんて…)」

その根に触ってみてハッとするロータス「(これは…他人の魔力を…!?はぁ〜何でこーいうこと気づいちゃうんだろ)」

連絡を入れるロータス「三将に告ぐ…!こちら副将ロータス… 敵大将の金色の夜明け団長が大規模な魔法攻撃を発動すると予測…

範囲は少なくとも…キテン一帯…!!繰り返す…金色の夜明け団長が大規模な…

(って聞いてないか…どーしよ…逃げよーかなー)」

ウィリアム「機は熟した 今、大樹が芽吹く…!」

張り巡らされた根は敵を捕らえながらどんどん集まって樹の形を成していく…

ロータス「…何なんですかこのメチャクチャな魔力は…!!」

それは町全体を覆う程の大樹へ

 

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ウィリアム「世界樹魔法 “ミスティルテインの大樹” 全てはクローバー王国の繁栄の為に…!」

次回、ブラッククローバー BLACKCLOVER 77 へ!!