【ネタバレ】東京喰種:re トーキョーグール 103 感想【注意】

ありあまるほどの富 : 103

 

冒頭は帝鳳大学”喰種研究会”という名がおもてに出されたとある部屋の一室から

*「小倉氏 あらたな捕食事件のニュースですぞ〜」

小倉「これまた興味深いねー」

雑然としたような部屋の中にはどうやらかつての小倉の姿も

**「お二方!新人くんだ」

入り口をみやる小倉「おっ」 

「ー医学部の嘉納くんだ」

 

 

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虫でもみるような、そんな目をする男だった。ー

 

 

カネキ「ー小倉さん…ですか あなた確か…」

ニシキ「ああ テレビで見たことあるな」

小倉「…」

場面は現在のカネキたちへ 小倉 ともう一人の黒髪はやや緊張しているようにも

 

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月山「…僕達について ずいぶん出鱈目を流布してくれたみたいだね」

小倉「アレに関しては反省する部分も多々あり ただただお恥ずかしい…」

 

「現在は “大環アクト” の副幹事をやっております」

月山「たった二人でよくこれたものだ 悪意のある相手だったらどうするつもりだったんだい」

「この時世 空腹の “喰種” は山ほどいる」ハハッ

 

ニシキ「…脅してどうすんだよ月山」

月山「交渉相手としてふさわしいか確認しているのだよー」

 

小倉「…あの名刺は “信頼できる相手” にしかお渡ししていないので…」

ニシキ「ふむ?…」

「(信頼できる相手…?)」との頭のなかにはニコの顔が浮かぶ

 

ジロ といったように視線をやるカネキ「ここへ来た経緯については僕は興味ありません」

「…そちらに医療チームがあるというのは事実ですか?」

小倉・黒髪「…えっ ええ…」ゾクリ..

 

小倉「ー我々は表向きは対人間のチームですが 組織内部に “喰種に詳しいもの” がいたので “喰種” に対する医療の知識もあります」

ニシキ「(ー “喰種” に詳しくて 医療の知識を保有してる奴…?)」

小倉「こ…ここではなんです、場所を移しませんか?」

「…」

 

 

と一行はカラオケの一室へ

 

ピピッ

ニシキ「…いや “ピピッ” じゃねーよ」

デンモクを操作し終えた月山はマイクを握る

月山「『アッアー』」

カネキ「…先ほどの続きです ”喰種” に詳しい内部の人間というのは?」

小倉「ええ」 の横で歌い始める月山

 

「ー元々 “大環アクト” は学生たちの活動が基盤になっているんです」

カネキ「学生の活動…ですか?」

小倉「ええ」

 

小倉「元は上井大学の生徒が中心となってつくられた団体で」

「高槻泉が自身が “喰種” だと公表する以前より活動していたグループです」

月山をみやるニシキ「(上手ェな…)」

カネキ「(上井大学…)」

 

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小倉「ー厳しい取締りを受け 解散を余儀なくされましたが、」

「形とメンバーを変え、”理念” はそのままに 今の “大環アクト” につながっています」

カネキ「… “理念” とは?」 ピッ と演奏終了ボタンを押すカネキ

月山「アッ」

 

小倉「ー “わたしたちは偶然ヒトに生まれた” …」

やや表情を変えるようなニシキ「 」

 

小倉「迫害する側される側 生まれたときにそれが決まっている世の中であれば、我々はいがみあうしかありません…」

「その決まりを取り払えば “双方が分かり合えるのではないか” …というのが我々の考えです」

黒髪「それを提唱したメンバーの一人が医学生で 色々と試行錯誤し、”喰種に対する医療” に目を向けていたようです」

「…彼女の愛する人が “喰種” だったとか…」

「…!」

 

ニシキ「…ー」

 

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その表情に驚くような黒髪「…ど、どうか…されましたか?」

ニシキ「…いや、いい 続けてくれ」

黒髪「…では…」

気にするような表情のカネキ「…ー」

 

また 続けて「…驚くべきことにー」と語る黒髪の口からは 実は人間と “喰種” それぞれに対する治療行為は、Rc細胞の取り扱い以外でそれほど大きな差異はなく つまりはRc細胞の動きさえ抑えてしまえば ヒトに対する施術と同じ方法でいいのだ という事が語られていく

カネキ「… “Rc抑制剤” か」

黒髪「…! そういうことです」

 

「ーお話に聞いた “重傷の女性” …人間の医療をもって治療にあたる段階になっています」

「 “赫子による補修” を受け 体内で増殖してしまったRc細胞の動きを “Rc抑制剤” を抑えなければ…」

「ただ “Rc抑制剤” は対策局の専門機関にのみ存在するもので一般ではまず手に入りません…」

 

カネキ「ではラボへ潜入しましょう」

ニシキ「オマエな…お仕事体験じゃねーんだぞ…」 との横では小倉たちもやはりやや驚くような様子

 

カネキ「ー研究室に備蓄されていると博士から聞いた事があります」

月山「…しかしラボに潜入したとして 薬剤の見分けがつくのかい?」

カネキ「ええ」

 

「…何度も嗅いだ」

 

「あの 鼻腔を満たす饐えた香りをー」

 

「…忘れはしません」

月山「…ふむ」

 

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そして カネキ「 “Rc抑制剤” を用意したらまたお声かけしますー」

小倉「え…ええ」

「ご健闘を…」 とのことで大環の二人はその場を後にする

 

ニシキ「ー…まさか小倉ちゃんが出てくるとはな」

 

カネキ「西尾先輩」

「ー “大環アクト” の設立者って…」

 

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ニシキ「ーカネキ」

 

「…まだ部屋 時間余ってんぞ 付き合えよ」

 

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カネキ「ー」

「…..上手くないですよ」

 

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月山「フッ しようのないお二人だ」

 

 

 

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宇井「ー殲滅率1割を越えたところでピエロは撤退しました」

「ヒットアンドアウェイ」

 

「ーコソコソするのが奴らの得意戦法のようですね」

場面は CCG本部特等会議室へ

面子には先日のメンバーからは政の顔がみえない様子

宇井「連日の襲撃に捜査官たちも疲弊しておりますー」



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宇井「…局長代理は?」

田中丸「書類の山と格闘中だよ 各所から抗議や防衛要請などさまざまなお達しが…続々と」

「局長(吉時どの)がいればまだなんとかなったかもしれないが…」

宇井「ーいなくなった人間に頼ってどうするんです 望元さん」

 

「 “場” にいる以上は、カードを切っていかねばなりません」

「…どんなに手札が弱くとも」

 



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手を挙げる旧多「あの…」

宇井「…なんだ旧多一等」

「これ…つくってみたんですけど…」

「回して頂いてよろしいですか?」 と旧多は書類をまわす

 

手に取る什造「??…」

黒磐「逆だ」

 

目を通す宇井「(ー…へえ)」

旧多「ーピエロの出現地点の分析です」

 

「次の出現予測がつけばと思いまして…」

「一見ランダムに見えるピエロの襲撃に すこしでも規則性がないか検討してみました」

「彼らは我々 “CCG” が対処しにくいように2隊に分かれ、23各区を “対極” に襲撃します」

 

旧多「ーこの分断された2隊を仮にAグループ・Bグループとしましょう」

「AとBは連携をとりあい 同時に襲撃を行います」

「そして戦闘を終えると逃げすがら数班に分かれ、更に襲撃を繰り返します」

「そして以前襲った区は “CCG” の防衛強化を警戒してか いまのところ再襲撃していません」

 

旧多「ー① “23各区を対極に襲う” 」

「② “再襲撃はいまのところなし” 」

 

「データは多くありませんが…現状だとこの2点が分析できます」

 

宇井「(ー “資料をまとめるのが上手い” …と キジマ准特から聞いてはいたが…成る程な 統計も正確だ)」

田中丸「…となると」

「ー次は9区と18区等のラインをA、Bが襲う…という事だね?旧多ボーイ」

 

旧多「いえ」

 

「次は “C” が本局を狙ってきます」

 

「ー!?」

宇井「(はぁッ…?)」

特に驚くような宇井や田中丸

 

宇井「ー… “C” とは?」

旧多「A、Bの “喰種” が減ったときの補充部隊…本隊とも呼べる存在ですー」

 

旧多「過去にピエロが現れた時期の資料を漁ってみましたが…」

「彼らは “戦力を散らしてから” ”突然中央を叩く” 」

 

「…現在 “CCG” は各地区の防衛に力を割き、どこに奴らが現れても対処できる布陣になっていますが…、」

「僕はこれが “もっとも危険な状態” だと考えます」

 

宇井「… “薄く延ばした盾” か」

旧多「はい」

宇井「”守備範囲を守るつもりが” ”どこを刺されても貫通してしまう” 」

 

田中丸「ふむ…では本局に守りを集中させ…」

旧多「あっ それはそれで奴らの思う壺で」

宇井「うん それではもう一周 各区の奇襲が始まるだけだ」

鼻息を荒くする田中丸「…ではどうしろというのだね!」

 

旧多「ー…かつて和修吉時局長の時代に “CCG” はピエロ相手に同じ状況に陥ったことがあります」

「そのときの “対処法” 」

「黒磐・田中丸両特等はよくご存知かと…」

 

黒磐「…うむ」

田中丸「 」ハッ

 

旧多「ー和修局長は各区の守りはそのままに 本局を “最強の捜査官” に守らせたんです」

宇井「…」

 

旧多「ーすなわち有馬貴将。」

 

宇井「…有馬貴将は◯んだ」

旧多「ーええ、ですから “誰かが有馬貴将になればいい” 」

「それにふさわしい人物がいます」

 

旧多「ー鈴屋特等」

什造「はい」

 

旧多「ー貴方が新たな有馬貴将になるんです」

 

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什造「…」

田中丸「本局を鈴屋班に任せ、各区をそれぞれが守る…ということか」

宇井「…」

「(たしかにそれなら防御が成り立つ…)」

 

宇井「鈴屋くん」

 

什造「ー命令なら いくらでもききますよ」

 

 

田中丸「…ではさっそく話を代理に通し…」

宇井「いや」

 

「ーこれは特等会議 ここでの決定は作戦の決行を意味する…」

「局長代理は “欠席しているだけ” だ」

 

田中丸「宇井ボーイ…それは…」

宇井「ーいまは非常事態 ”無駄なセクション” を挟む必要はありません…ー」

 

「ー旧多の案で行きましょう 全責任は私が負います」

 

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と そうして会議はまとまったような様子

 

廊下をゆく宇井「(ーさっき一瞬…)」

「(旧多が吉時さんとダブって見えた…)」

「(それだけで “懸けてみたい” と思うなんてヤキ回ってるな私…)」

 

「ー! 黒磐くん」

足をとめる武臣「ー宇井特等」

「会議ですか」

 

宇井「ああ ちょうど終わった所だ」

「黒磐特等がいて下さって非常に助かっている」

「会議メンバーから退陣していたのにお呼び立てしてしまって申し訳ない…」

武臣「いえ 父も久々に張合いのある責務だと申していました」

 

「…次は本局の守りですか?」

宇井「…!」

 

「…鋭いな さすが それとも盗み聞き?」

が 武臣は瓜江が”本局を次に狙うだろう”との予測をしていたのだと語る

宇井「ー!(瓜江…)」

「…そうか」

「(政の犬か…もったいない あちらは袋小路だというのに…)」

 

「(アイツは優秀だが人を見る目は最悪だな)」

 

武臣「…これから食事なのですが良ければご一緒にいかがですか」

宇井「(…珍しいね)いいよ」

 

 

宇井「(ー…って米林と一緒か…言っとけよなー)」

才子「(なぜオカッパー特等が…)」

宇井「(パン屋だし…)」

 

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店内には明るい様子の顔の依子が

依子「いらっしゃいませ」

「あっ 黒磐くんこんにちわ」

才子「依子じゃん やほ」

依子「才子さんもいらっしゃい」

 

席につく宇井たち「ー知り合いですか?」

楽しそうにみえる才子「そやでえ」ぶはは

 

「ブジン ここのパン屋に足しげく通っておるんや」

宇井「ふーん」「なんでタメ口?」

 

新聞をひろげている店長「ー…また “喰種” か…」

「どうなっちまうんだろうな この先…」

依子「店長…不安なのはみんな一緒ですから」

笑顔で店長へと声をかけるも やはりややなにか想うような表情へ

「…」

 

武臣「小坂」

依子「何?」

武臣「結婚しないか」

 

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宇井・才子「 」

次回、東京喰種:re トーキョーグール 104 へ

 


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