冒頭は 目を見張るカネキ そしてそれに吐ケツしつついだかれる有馬のところから

カネキ「ーなにやってん…ですかッッ!!」

 

有馬「…ー」

「…ずっと待っていた」

 

カネキ「有馬さ…」

有馬「聞け…カネキケン」

 

 

「ー…俺にはとうに時間は残されていなかった 時期が…早まっただけだ」

 

「俺や…ハイル…そして旧多… “白日庭” から見出された捜査官たちは…」

 

「 “人間(ヒト)ではない” 」

カネキ「!?」

 

「…俺たちは…ちの混ざった出来損ないの “半人間” だ」

「半…人間…?」

 

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カネキ「…それは…」

有馬「俺の右目」

 

「お前は気付いていただろうが…もう殆どなんの像も映していない」

 

「 “緑内障” ありふれた病だ」

 

「…そう… “老人にとっては” 」

 

カネキ「ろう…じん…?」

有馬「庭出身者の俺たちは常人よりも早く朽ちる」

「もう片方の目も機能を失いつつある 俺の寿命はすぐそこまで尽きかけていたんだー」

 

驚きを隠せない様子のカネキに  俺たちは皆 どちらかに “喰種の親” をもつのだと更に続けていく有馬

カネキ「…!」

 

「(…有馬さんは…冗談を言わない…ー)」

 

 

有馬「ーヒトと “喰種” の間に子が産まれるとどうなるか知っているか」

「殆どが命を落とし…」

 

カネキ「ー隻眼の喰種…半喰種になる…?」

有馬「…皆がそうではない」

「隻眼の梟のようなケースは稀だ」

 

「ー産まれてきた子供はほとんど人間と変わらない」

「赫子をもつわけでもない 普通の食事もとれる」

 

「ー違うのは多少身体能力が高い事と “早く◯ぬ” という二点だけだ」

 

かたまるカネキ「な…」

 

「なん…ですかそれ…なんのためにそんな…」

 

有馬「…さあな…わからないが…」

 

「…どうにかして人間になりたかったんじゃないかー」

 

 

「ー和修( “V” )は」

 

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吉時「ー…丸 指揮はどうしたー」

 

 

丸手「ひと段落つきましてね」

吉時「….」

場面は どうやら指揮所にいる様子の吉時らのところへ

無線などの様子からは 丁度 *「現在戦闘中…援護をー」*「こちらQs班…洞窟を発見 これより潜入しー」といった頃の様子

 

背を向けたままの吉時「ー構えている “ソレ” はどういうつもりだ?笑えないぞ」

 

王のビレイグを取り出す丸手「…吉時さん…俺はこんな下らない読み物に翻弄されたわけじゃないです…」

 

「この本がいう “和修家が喰種の協力者” だったって主張…」

「コイツぁー “間違ってる” 」

 

丸手「…俺なりに “和修” を洗わせていただきました 食事やすべての行動 不審な点がないか洗いざらい…」

「怪しい所はひとつもなかった ”ただ一点を除いては” 」 

丸手の部下「…丸手特等…」

まだ気を張った様子で倒れた吉時を見つめる丸手「…」

「…..」

 やや視線をおとし目をつぶる丸手「これが…」

 

 

 

「ただの… “人◯し” であってくれ…ー」

 

 

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吉時「失望したぞ マルー」

 

 

丸手「(ーなんだよチクショウ)」

 

「(ー…嘘だったのかよ…)」

 

「(ぜんぶ…)」

 

 

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「お前の “タレコミ” 通りだったぜ…永近…ー」

間には「ー和修”時”(チカ)だ、よろしく 丸手二等ー」との どうやらかつての二人の様子が

 

 

「(ー.こんなんじゃ◯んでいった連中が浮かばれねえ…ー)」

 

 

カネキ「ー和修家… “CCG” のトップが… “喰種” …?」

場面は 再びカネキらのところへ

そこでカネキは かつて芳村が語った

「 “ある喰種たち” 功善は組織(かれら)と手を組むことにした…」 とのくだりを思い返している様子

 

カネキ「(ー芳村さんが組んだ “喰種” は… “和修家” …?)」

 

「ー有馬さんは…僕になにを望むんですか」

 

有馬「ーお前が俺を◯したことにしてくれ」

「カネキケン」

 

そうして 俺がなにを望んだかは すぐにわかるはずだという

有馬「ー…頼む…」

 

「お前にしかできない事なんだ…」

 

 

カネキ「… … …」

 

「…….わかりました、」

 

「僕があなたを◯した。」

 

有馬「…ありがとう…」

 

「お…俺は…」

 

握った右手をつきだす有馬

 

 

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「ずっと…嫌だった」

 

 

「奪うばかりの人生(じぶん)が…ー」

 

有馬「…やっと…なにかをのこせた気がする…」

 

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カネキ「あ…っ…有馬さんッ…!!」

涙をうかべるカネキ

「(だれよりもシを欲していたのはー)」

 

「(しに神自身だったんだー)」

 

有馬「…ハ…イ…」

 

「……..ー」

こときれる有馬を見つめるカネキ

 

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