嘔吐すべき : 89

 

タタラ「ーぼ う…?」

ざわつく捜査官達「ーオ オウル…!?」

「なぜタタラに…」

タタラ「タキ ザアアア」

冒頭は 突如現れた滝澤の姿に一時みなが驚きをみせるところから

法寺「ーた..」

アキラ「…きざわ…」

 

振り払うタタラ「ー乗るな!!」

距離をとる滝澤「タタちゃんセンパイ」

 

「ーあん時(20区梟戦)の礼だ」

 

「タンマリ」

「おあがりよ!!ー」

滝澤がやや離れた距離から赫子を放っていく

 

 

バキキキ

防御の体勢で受け止めるタタラ

 

と その時受けきった体勢からタタラが顔をあげた瞬間 滝澤は素早い動きで再びタタラの頭上付近にとりついていく

 

 

バキキ

一撃を見舞おうと振りかぶる滝澤「ー喰らえやクッソタタ!!」

 

 

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ジャワッ

滝澤「ッ!」

「ギャアアアアアアア」

アキラ「!」

滝澤「アぢイイイイ!!」

が 滝澤は逆にタタラの赫子を至近距離にて被弾してしまう

 

地面に転がりバタバタと悶えるような滝澤「ーあつづづつううづつ」

 

「あ」

 

「でもッ…」

「でもでも」

 

「でもでも」

 

 

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「いい火加減」

 

様子を変えた滝澤が 再びタタラに仕掛けるように跳び上がる

滝澤「焼き滝澤になっちゃうよ〜」

 

再び赫子を放つタタラ「」ゴウッ

すんで躱す滝澤「オホォ」

 

 

 

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めしゃんこ!!

滝澤の一撃がタタラの左腕をきりおとす

 

 

滝澤「タタラのタタキの出来上がり」

タタラ「ぐが…」

滝澤「召し上がるぜー」

 

 

「!」

が その時墓盗りが滝澤の側方をつくようにして姿を現す

 

 

滝澤「ー小瓶ちゃん どこにいたのよ」

得物で斬りかかる墓盗り「裏切り者がッ!!」

 

ギィン

「よいしょい」

滝澤は軽々と素手で刃を受け止める

「!!」

 

滝澤「猿真似女の」

 

「子ッ」

 

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墓盗り「が ぎゅ ごぼ うぶ かご ゴボ…」

滝澤「宮〜にパンチキック」

 

激しい連打 そして蹴りをうけ吹き飛ばされる墓盗り

 

「…俺が裏切り者なら お前は役立たずだなー」

 

 

滝澤「ー懐かしい」

「感じだぜ」

そういう滝澤の手元には墓盗の刀が

タタラ「!」

ザン

そして次の瞬間 滝澤の投擲によりタタラの頭部には深々とそれが突き刺さる

 

タタラ「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

 

 

再び仕掛けにいく滝澤「ー落ち武者みてー」

 

「…イヤァ “あんとき” ゃあ痛かったナア…」

 

「そうそう…」

 

 

「この ぐらい」

 

 

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タタラ「が …」

 

 

やがてタタラの口からは炎が消え 体を覆っていた赫子が砕け散っていく

「(ー…王)」

 

 

「 (”望みのもの” は)」

「(手に入ったか)

「…」

 

 

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「(俺は… “どちら” も…)」

 

「…エ ト…」

 

 

 

やり遂げた といった風に臨戦態勢を解く滝澤「…..終わったァ…」ハァハァ

「ー…!」

が CCGの面々は即座に銃口を滝澤に向ける

 

滝澤「ー…どうしたんです?これでアオギリは殆どやったも同然ですよ?」

「一緒に喜びを分かち合いましょうよ…」

身構える捜査官達「…..」

アキラ「」

 

滝澤「ー法寺さん…」

 

「…俺…俺はっー」

 

 

法寺「全 員」

 

「ーSSレート “喰種” “オウル” へ攻撃準備…」

 

滝澤「…..!!」

 

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「ーどしてェ…」

 

 

『どうして どうして』

 

 

 

滝澤「ー…この日を夢見ていた」

「この力でタタラを◯して」

「 “CCG” …お前らを救って」

 

「俺は…」

 

「英雄に…」

 

「本当に助けたかったんだ」

「なのに…」

場面は どうやらあのアキラの首を掴む滝澤 の付近へ

周囲には最早他に立っているものは居ないといった様子

 

滝澤「ー…部下だったのに…」

「俺を◯そうとするなんて」

「許せない」

 

「あの日 法寺さんがいたらこうならなかったかもしれないのに…俺は…」

近くには 法寺の首が転がる

 

滝澤「ーお前を」

「お前にも」

「見て欲しかった」

 

アキラ「馬鹿か」

滝澤「!」

 

アキラ「」ケホ

「ーちゃんと…見ていたさ」

 

「…皆知っている」

 

 

『ーお前は…人◯しの “喰種” だ』

 

「ーここで幕を引こうとしたのは法寺特等の優しさだ…」

「 “サツ処分よりはせめて元上司の手で” というのが何故わからんー」

 

滝澤「…………….つまり、」

「 “大人しく◯ね” か」

「お前も…法寺さんと同じだ」

 

「俺は」

「そんなののぞまねえ」

 

 

グッ

滝澤の指がアキラの首を更に強くとらえていく

アキラ「っぐ…っ…」

「……」

虚ろになっていくようなアキラ「タ…キ、ザワ…」

 

 

滝澤「ー!」

 

「なんだよ」

 

 

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「亜門さん」

 

滝澤の腕を斬りとばしつつ 亜門がその姿をあらわす

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