株ログ速報

株・FXの投資系からゴシップ情報2ch系まとめ

    BLEACH

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    ボロボロの倉庫のような建物…

    そこにはオレンジ色の髪の男の子

    ひよ里「コラア!!そこで何してんねんクソガキイ!!どっから入ってきよってん…」

    しかしもうその子の姿は無い

    ひよ里「!? …何や 逃げ足の速いやっちゃな…」

     

    場面はソウルソサエティ

    急いでどこかへ向かっている白哉

    隊員「ユーハバッハの力の残滓と思われる霊圧反応の所在は西五十五区!十三番隊舎に隣接する最終復興区画です!」

    そこに砕蜂もやってくる「朽木!十三番隊長の方は式の後すぐに発った様だからお前に遣いをやったが…」

    白哉「構わぬ、ルキア達は久方振りの休暇だ 連絡の必要は無い、私が処理する」

    向かった先にはマユリが立っている

    マユリ「…オヤ?妙だネ 君らに情報を渡したつもりは無かったが」

    砕蜂「隠密機動の情報網を舐めるなよ」

    白哉「兄が居ると言う事は情報は正しかったと言う事だ」

    マユリ「ヤレヤレ 正しいも何も…直ぐにその眼で確認できるヨ」

    黒いものが現れる

     

    場面は現世

    クロサキ医院の前にはルキアと恋次

    インターホンを押すルキア

     

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    出てくる一護「おう」

     

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    ルキア「おう!相変わらず流行っておらぬな!!ガラガラではないか!」

    一護「病院がガラガラなのはいいことだろが ゴチャゴチャ言ってねーでさっさと入れ ちょうどみんな揃ったとこだ」

    浅野「あ!ルキアちゃんだ!いらっしゃいルキアちゃーん!!」

    浅野を殴るたつき「あんたン家みたいに言うんじゃないの!」

    水色「久しぶりルキアちゃん 髪のびたね、似合ってるよ」

     

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    遊子「どいてどいておにいちゃん!」

    夏梨「ポップコーンとコーラが通るよー!!」

    遊子「あ!ルキアちゃんだ!ひさしぶり!」

    ルキア「久しいな2人とも!大きくなったな!」

    夏梨「ホラ始まるよ!一兄座ってこっち!」

    浅野「おー!映ったぞ!!」

    テレビ「ワイハンスプレゼンツ!WBO世界ヘビー級タイトルマッチ!ここで挑戦者・茶渡泰虎のこれまでの戦いを振り返っておきましょう!」

     

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    浅野「イヤーしかしチャドすげーよな!結局俺達ン中で1番有名になっちゃったもんな!」

    *「俺達ってキミ入ってんの?」

    浅野「 “俺” の部分に入ってますけど!?」

    石田もその放送を病院の屋上でスマホで見ている

    看護師達「石田先生は?」

    「屋上で昼休憩延長中 なんかね、休みがどうしても合わなかったから ホントはみんなと観る筈だった番組を今どうしても観たいんだって」

    「何そのかわいい理由」

     

    一護「始まるぞ織姫ー」

     

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    織姫「はーい」

    一護「かずいは?」

    織姫「んーと今は上だね 椿鬼くん達の報告だとさっきまではひよ里ちゃん達のとこに行ってたみたいなんだけど」

    遊子「おにいちゃんの部屋じゃない?かずくんあそこ好きだから」

    一護「今はお前の部屋だろ、いいのかよ?」

    遊子「いーよ!かずくんならいつ入っても!」

    夏梨「一兄にソックリだもんなーかずい」

    夏梨のほっぺをつねる遊子「夏梨ちゃん」

    一護「あれ そういやお前ら今回子供連れてくるって言ってなかったか?」

    ルキア「そうだ!漸く護廷隊見習になれたのでな!盆の時期だけの通行許可が下りたのだ!ほれ入ってこい!」

    しかし子供は来ない…

    後ろを覗くルキア「うむ!どうやらいなくなったな!」

    一護「なんでだよ!?」

    ルキア「案ずるな!しに神だぞ!人間相手にケガなどさせぬ!さー観るぞー」

    一護「人間相手にケンカ売るような奴なのかよ!?捜しに行け!!」

    部屋にいるかずい…

     

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    そこに丸い穴が現れる…

     

    ユーハバッハの力の残滓が動き出す

    砕蜂「来るぞッ、退がれ!」

     

    かずいは穴に手を突っ込む…すると…

     

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    マユリ「…何だ…!?ユーハバッハの力の残滓が…」

    白哉「消えた…!?」

     

    大人しく捕えられている藍染「…ユーハバッハの最後の力が…漸く消えたか…」

     

    ユーハバッハを倒した時の事

    ユーハバッハ「道は閉ざされたぞ 一護 恐怖無き世界への道が

    現世も ソウルソサエティも 虚圏も 一つになるべきだ

    生と◯は混じり合い 一つになるべきだったのだ

    だが それも最早叶わぬ お前のお陰でな 一護

     

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    無念だ お前のお陰で 生と◯は形を失わず 命ある全てのものはこれから先も◯の恐怖に怯え続けるのだ

    永遠に」

     

    藍染「…ユーハバッハ 貴方の望んだその世界には 確かに恐怖は無いだろう

    だが◯の恐怖の無い世界では人は それを退けて希望を探す事をしないだろう

    人はただ生きるだけでも歩み続けるが それは恐怖を退けて歩み続ける事とはまるで違う

    だから人はその歩みに特別な名前をつけるのだ

     

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    “勇気” と」

     

    かずいの後ろにまた丸い穴…

    かずい「だれ?」

    そこから出てきたのは…

     

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    「阿散井苺花!しに神見習よ!あんたは?」

    かずい「ぼくは…黒崎一勇

     

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    ぼくもしに神だよ」

    苺花「はあ!?」

    BLEACH 686. Death & Strawberry

     

    終わり 

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    第685話 無欠の果て

     

    墓のような石の前で、お猪口1杯の酒を呑みながら話しかけている京楽

    京楽「…漸く 片付けが終わりそうだよ あと一区画ほどに石畳を貼り終えれば一先ず完了らしい

     

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    …十年か 時間はかかったけど あの滅茶苦茶な状態からでも何とかなるもんだねェ」

    そこに七緒が呼びにくる

     

    七緒「総隊長ーっ!もう時間ありませんよ!早くして下さい!」

    京楽「…やれやれ 総隊長の忙し無さには慣れないね 山じいの凄さを思い知るよ

     

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    それじゃまた来るよ 浮竹」

    七緒「総隊長ー!!」

    京楽「はァい 今行くよォ」

     

    ゴボッ…

     

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    地面から黒い物が…?

     

    場面は十二番隊

    マユリ「…フン やっと西五十五区が完成するかネ 全くモタモタと待たせてくれる…これで漸く瀞霊廷全域に秘裏条網を拡げられるヨ

    サテ…そうとなれば現地調査に向かうとするヨ ついて来い!眠八號」

     

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    眠八號「はいっ!マユリ様!」

    マユリ「…声が大き過ぎるヨ…全くお前は…どうしてこうなってしまったのかネ…」

    眠八號「はいっ!すみませんマユリ様!」

     

    剣八を先頭に歩いている一角、弓親

    頭を深く下げる隊員達「お疲れ様です更木隊長!!」「お疲れ様です!」「お疲れ様です!!」

    剣八「やかましいぞ!!昼間ッからそんな疲れるか!!」

     

    ビビる隊員達「ヒイッ!?」「そりゃそうっスよね!スンマセンしたァ!!」

    「ご機嫌うるわしゅう更木隊長!」「ご機嫌うるわしゅう!」「うるわしゅう!」

    一角「…そりゃそうと隊長…今日って一番隊舎っスよね?こっちでいいんスか?」

    剣八「あ?何言ってんだ 十三番隊仕切りなんだから十三番隊舎だろ」

    一角「…一番隊舎だよな?」

    弓親「僕知らないよ、三席だもん キミがしっかりしてよ」

    剣八「…いいか一角…そもそも俺が道によく迷ってたのはやちるのせいだ!やちるの居ねェ今…俺が道に迷う訳が無ェ!」

    少しの沈黙の後、見合う一角と弓親

    一角「…」

    弓親「えっ、僕!?僕は隊長の言う通りだと思うなあ〜!」

    走り出す剣八「わかったらさっさと行くぞ!チンタラしてんなよ!」

    一角「あっ、待って下さいよ隊長ー!!」

     

    平子「ん?十一番隊やんけ なんで明後日のほう行ってんねん」

    雛森「道に…迷ってるんですかね…?」

    平子「道に迷てる奴のスピードちゃうやろ」

    雛森「あたし呼び止めてきます!」

    平子「ウソやんやめとき!俺らまで巻きぞえ食って遅刻したらどないすんの!」

    雛森「でも…」

    平子「デモもプリプロもない!ええ大人なんやから放っとき!隊長命令や!」

    雛森「…平子隊長って…どうでもいい時だけ隊長命令使いますね…」

    平子「ははーん価値観の違いやな!どうでもええ時には使てへんで!使いたい時に使てんねん!」

     

    高い所から飛び降りる射場「うおおおおおおッしゃアい!!」

    隊員「お…俺ら無理ですよ隊長ォ〜」

    射場「気にすな!おどれらは後から来い!!」

    日番谷「鍛錬場から出勤か 毎日精が出るな、射場隊長」

    射場「日番谷隊長!いや…まだまだ儂は隊長の器じゃないですけん この鍛錬を欠かしたら…隊長じゃ居れんような気がするんですわ」

    日番谷「…そうか… 立派な心意気だ…隊長になるにはそういうものが必要なんだろうな…誰かに聞かせてやりたいぜ…」

    乱菊「わー!誰だろ!修兵ですかね!?」

    拳西「そうだな よく聞いとけ修兵」

    檜佐木「聞きずてならないっスね乱菊さん!」

    乱菊「言っとくけど今のあんたの隊長の発言こっち派だからね」

    檜佐木「俺こそ言っときますけどね!俺もうとっくに卍解修得してんですからね!」

    乱菊「あたし結局それ見てないもーん」

    日番谷「俺も見てねえ」

    乱菊「卍解するするサギじゃないのー?」

    拳西「俺も見てねえな」

    檜佐木「うそだあ!隊長は見てるじゃないですか!!しょっ…しょうがないじゃないスか!あれからずっと使う機会なかったんだからー!」

    乱菊「言い訳じゃん」

    拳西「言い訳だな」

    檜佐木「そっちにつくのやめて下さいよ隊長!!」

    日番谷「…まあ 十年使う機会が無かったってのは良い事なんじゃねえか 十年、平和が保たれたって事なんだからな

    その十年の締め括りに…今日の式は相応しいと俺は思うぜ」

     

    場面は一番隊舎へ

    砕蜂「遅い!何をしていた!」

    平然と立っている剣八と息を切らしている一角と弓親

    剣八「あァ?瀞霊廷一周してきたんだ 逆に早えェぐらいだろ」

    砕蜂「何故この大事な日に瀞霊廷一周してきたのかと問うているのだが?」

    勇音「と、とっ…とりあえずお二方とも中へ入りましょ!ねっ、ハイ!どうぞ!」

    清音「姉さんも同じ隊長なんだからあんなヘコヘコしなくていーのよ!」

    勇音「無理言わないでよォ〜…」

    七緒「それでは此より護廷十三隊、新隊長着任の儀を執り行います!新隊長は中へ!」

    恋次「…なんつーカオしてんだよ 心配すんな、緊張して足ヒネッたら肩車してやるからよ!」

    ルキア「う…っ、うるさい…!」

    深呼吸するルキア

    七緒「十三番隊隊長、朽木ルキア!」

     

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    ルキア「はい!」

     

    場面は変わって…

    阿近「あれ?隊長どこいった?…っと、そうか 今日は例の新隊長のアレか」

    鵯州「いや、なんか復興地区の調査に行ったぜ」

    阿近「何でだよ!?」

    鵯州「副隊長のオメーが知らねえのに俺が知るかよ」

    阿近「参ったな…しょうがねえ、呼んでくるか…」

    鵯州「なんかあったのか?」

    阿近「いや…計器に妙な反応があるんだよ…十年前の…ユーハバッハの霊圧によく似てる…」

    次回、BLEACH ブリーチ 686 へ!! 

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    【ネタバレ】BLEACH ブリーチ 684 感想【注意】

    第684話 The Blade

     

    bl684-1

    倒れるユーハバッハ

    藍染「…まずまずだ よく私の鏡花水月に瞬時に対応できたな」

    一護「…こっち(ソウルソサエティ)に来る途中から違和感を感じてた あんたがみんなを鏡花水月にかけた時の感覚だ」

    藍染「…そうだ 私は君達が “ここ” へ着く前に鏡花水月を解放し…

    そして奴の “全知全能(ジ・オールマイティ)” の未来視に鏡花水月で干渉できる事を確信した

     

    bl684-2

    あとは鏡花水月の通用しない君だ 君に鏡花水月の解放を見せぬままでいた事がこんな形で役に立つとはな…黒崎一護」

    その時、黒い物に攻撃される藍染

    一護「! 藍染!!」

     

    bl684-3

    立ち上がるユーハバッハ「…鏡花水月が解けたな 慢心か限界か… …なあ一護、あんなもので私に◯を与えられたと思ったか?

    私の力は未来を改変する 私が◯した未来さえ書き変えてやろう!!」

    急いでユーハバッハに向かっていく一護

    ユーハバッハ「無駄だ!!」

    一護の剣は弾かれ、ヒビが入る

    剣を取りに行こうとするが、黒い物に襲われる一護「がはッ」

     

    bl684-4

    黒が全てを覆おうとしている…

    ユーハバッハ「終わりだ 現世も ソウルソサエティも 我が力の前に形を失い一つになる!!」

    その時、ユーハバッハを貫く1本の矢

    ユーハバッハ「…何だこれは」

    一護「石田…!?」

     

    宗弦から聞いた話…

    聖別により現れる銀は “静止の銀” と呼ばれ

    聖別を発動させた者のちと混ぜることで

     

    bl684-5

    その者の能力の全てを ほんの一瞬 無にできる

     

    石田「今だ黒崎!!」

    剣を取ってユーハバッハに突っ込んでいく一護

    ユーハバッハ「一瞬…私の力を止めたから何だ!!」

    石田「(駄目だ 間に合わない…)」

    一護の剣を手で受け止めるユーハバッハ

    剣は砕けていくが…中からは斬月が…

     

    bl684-6

    ユーハバッハ「(斬月…そうか あの時見たものは私の眼で視た未来だったのか お前が見せた夢だと思っていたよ ハッシュヴァルト…)」

    ユーハバッハを斬る一護

    次回、BLEACH ブリーチ 685 へ!!

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    【ネタバレ】BLEACH ブリーチ 684 感想【注意】

    第684話 The Blade

     

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    倒れるユーハバッハ

    藍染「…まずまずだ よく私の鏡花水月に瞬時に対応できたな」

    一護「…こっち(ソウルソサエティ)に来る途中から違和感を感じてた あんたがみんなを鏡花水月にかけた時の感覚だ」

    藍染「…そうだ 私は君達が “ここ” へ着く前に鏡花水月を解放し…

    そして奴の “全知全能(ジ・オールマイティ)” の未来視に鏡花水月で干渉できる事を確信した

     

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    あとは鏡花水月の通用しない君だ 君に鏡花水月の解放を見せぬままでいた事がこんな形で役に立つとはな…黒崎一護」

    その時、黒い物に攻撃される藍染

    一護「! 藍染!!」

     

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    立ち上がるユーハバッハ「…鏡花水月が解けたな 慢心か限界か… …なあ一護、あんなもので私に◯を与えられたと思ったか?

    私の力は未来を改変する 私が◯した未来さえ書き変えてやろう!!」

    急いでユーハバッハに向かっていく一護

    ユーハバッハ「無駄だ!!」

    一護の剣は弾かれ、ヒビが入る

    剣を取りに行こうとするが、黒い物に襲われる一護「がはッ」

     

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    黒が全てを覆おうとしている…

    ユーハバッハ「終わりだ 現世も ソウルソサエティも 我が力の前に形を失い一つになる!!」

    その時、ユーハバッハを貫く1本の矢

    ユーハバッハ「…何だこれは」

    一護「石田…!?」

     

    宗弦から聞いた話…

    聖別により現れる銀は “静止の銀” と呼ばれ

    聖別を発動させた者のちと混ぜることで

     

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    その者の能力の全てを ほんの一瞬 無にできる

     

    石田「今だ黒崎!!」

    剣を取ってユーハバッハに突っ込んでいく一護

    ユーハバッハ「一瞬…私の力を止めたから何だ!!」

    石田「(駄目だ 間に合わない…)」

    一護の剣を手で受け止めるユーハバッハ

    剣は砕けていくが…中からは斬月が…

     

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    ユーハバッハ「(斬月…そうか あの時見たものは私の眼で視た未来だったのか お前が見せた夢だと思っていたよ ハッシュヴァルト…)」

    ユーハバッハを斬る一護

    次回、BLEACH ブリーチ 685 へ!!

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    ブリーチ(Bleach)最新684話のネタバレ+感想まとめです。

    ブリーチ ネタバレ 最新684話 (3)



    一護が斬月を振りぬく。


    ■この一振りに全てを──!!


    一護と向き合うユーハバッハの体がドシャっと崩れ落ちていく。
    だが体を覆う黒いスライムは残り、霊王の目が浮かんでいる。



    「──まずまずだ」

    背後から声をかける藍染。

    藍染「よく私の鏡花水月に瞬時に対応できたな」


    一護「……尸魂界(こっち)に来る途中から違和感を感じてた」

    「あんたがみんなを鏡花水月にかけた時の感覚だ」

    背景にはルキア奪還時の藍染の姿。


    藍染「……そうだ」

    「私は君達が”ここ”へ着く前に鏡花水月を解放し──そして」

    「奴の『全知全能(ジ・オールマイティ)』の未来視に鏡花水月で干渉できる事を確信した」


    『随分と早い到着だ』
    『綺麗に折ったつもりだったのだがな』
    というユーハの勘違いは藍染の仕業だった様子。


    藍染「あとは 鏡花水月の通用しない君だ」

    「君に鏡花水月の解放を見せぬままでいた事が こんな形で役に立つとはな」

    「───…黒崎一護」


    と言いかけたところで背後から藍染を包み込む陛下の巨大な影。

    ブリーチ ネタバレ 最新684話



    一護「!」

    「藍染!!」


    周囲の空間をユーハバッハの影が飲み込んでいく。


    ユーハ「………鏡花水月が解けたな」

    「慢心か限界か……」

    「…………なあ 一護」

    「あんなもので 私に死を与えられると思ったか?」


    ブリーチ ネタバレ 最新684話 (2)


    全身を影に包まれて立ち上がるユーハバッハ。

    驚き目を見開く一護。


    ユーハ「私の力は 未来を改変する」

    「私が死した未来さえ 書き変えてやろう!!!」


    さらに巨大化していくユーハバッハに斬りかかる一護。


    ユーハ「無駄だ!!」


    その叫びとともに、またしてもボロボロに折られた斬月を弾かれてしまう。

    慌てて取りにいく一護が影に呑まれていく。

    全身を影に囚われ、苦しむ一護「がはッ」

    「はッ」


    さらに影は瀞霊廷全体にまで広がり、遮魂膜を覆っていく。


    ユーハ「終わりだ」

    「現世も 尸魂界も」


    影が瀞霊廷の地面のあちこちから噴き出していく。

    ユーハ「我が力の前に形を失い 一つになる!!」


    とそのとき、ユーハをあの鏃のついた矢が貫く。


    ユーハ「──何だ これは」


    そこにいたのは石田。


    一護「石田………!?」


    『宗弦から聞いた話だ』
    『聖別(アウスヴェーレン)により現れる銀は “静止の銀”と呼ばれ』
    『聖別を発動させた者の血と混ぜることで その者の能力の全てを』
    『ほんの一瞬 無にできる』


    胸を貫いた矢を中心に影が解かれ、ユーハの本体が露わになっていく。


    石田「今だ 黒崎!!」


    すぐに反応する一護。


    ユーハ「一瞬………」

    「私の力を 止めたから何だ!!!」

    またすぐに能力が戻り、ユーハの体を影が包み始める。


    石田(駄目だ)

    (間に合わない───)


    諦めかけ、悔しさに目を伏せると同時に一護がボロボロの斬月でユーハに斬りかかる。

    それを素手で受け止めるユーハバッハ。
    斬月が砕け散っていくが…まるで殻をむいたようにボロボロの斬月の外側が剥がれ、中から出てきたのは旧斬月。


    ブリーチ ネタバレ 最新684話 (4)



    目を見開くユーハ(斬月───……)


    (そうか)

    (あの時見たものは)

    (私の眼で視た未来だったのか)

    ブリーチ ネタバレ 最新684話 (5)


    (お前が見せた夢だと思っていたよ)

    (ハッシュヴァルト───…)


    斬月がユーハを一刀両断に。


    ブリーチ ネタバレ 最新684話 (6)


    ■斬月とともに断つ───!!


    ブリーチ巻末予告:
    記念の15周年(イチゴイヤー)突破&伝説超最高潮(クライマックス)Cカラー
    時は今!!すべての物語はいまこの瞬間に…!!


    ブリーチ(Bleach) ネタバレ 685話 へ続く!!

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    【ネタバレ】BLEACH ブリーチ 683 感想【注意】

    第683話 The Dark Side of Two World Ends

     

    ユーハバッハの手により沈みゆく瀞霊廷…

    ユーハバッハ「瀕◯だな一護、見るに耐えん 何故、井上織姫に傷を治させてから来なかった?

    奴自身も瀕◯だったからか?それとも治してから追ったのでは間に合わぬと思ったか?お前が来たところで変えられるものなど何一つ無いと言うのに」

     


    蛇尾丸を向ける恋次

    ユーハバッハ「お前もだ 阿散井恋次!」

     

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    恋次「卍解 “双王蛇尾丸” !!」

    しかしその左腕はいとも簡単に斬り落とされる…

    恋次「ぐ…クソ…ッ」

    ユーハバッハ「まだ理解できんか 卍解など役には立たん 全ての卍解は未来に於いて既に砕かれている

    私に立ち向かうお前達は お前達自身が理解できるよう 私のこの手で砕くがな!」

    そこに斬り掛かっていく藍染

    かわすユーハバッハ「藍染!お前が阿散井恋次を庇うか!面白い!共通の敵を前に団結するのはお前の忌み嫌う敗者の習性だろう!」

    藍染「破道の九十九 “五龍転滅” 」

     

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    地中から龍が出てきて足場がバラバラに崩れる

    その足場を移動してユーハバッハに突っ込んでいく藍染

    ユーハバッハ「そして気付いているか藍染惣右介

     

    bl683-3

    お前の鏡花水月も “既に折れているぞ” !」

    藍染の剣にもヒビが入っている

    左手で吹き飛ばされる藍染

    ユーハバッハ「…無駄だ それも視えているぞ、一護」

    剣を振りかぶっている一護、その左腕は斬られている

    素手で剣を止めるユーハバッハ「…残念だったな 戦況を見て瞬時に藍染惣右介との共闘に転じた事は上出来だ

    だが鏡花水月も我が力には及ばぬ 初撃で我が力に吹き飛ばされたのが阿散井恋次 次に私に腕を捥がれたのは貴様だ、一護

    全て 視えている」

    砕ける一護の剣

    ユーハバッハ「終わりだ、一護」

     

    bl683-4

    一護の体に風穴を空けるユーハバッハ

    吐けつする一護

    ユーハバッハ「…さらばだ一護 お前の抵抗は心地良かった せめてソウルソサエティと共に滅べ」

    口を開いた一護「…そうか」

    しかしそれは…

     

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    藍染「黒崎一護に視えているか」

     

    bl683-6

    次の瞬間、ユーハバッハを後ろから貫く一本の剣

    一護「月牙天衝!!」

    次回、BLEACH ブリーチ 684 へ!!

     


    ※以下感想です※

    前回は…石田の父・竜弦が石田に銀の鏃を渡しました

    それは…聖別にかけられた滅却師は心臓に銀のけっ栓ができて絶命する…その銀を集めて作られた鏃だそうです

    そして門を通ってユーハバッハを追う一護と恋次の友情…が描かれました

    しかしその2人がユーハバッハの元に到着して斬り掛かるも…再び一護の剣が折られている(ヒビが入っている)…というところで終わっての今回ですが…

    急展開…ですね…

    1週読み飛ばした…?って一瞬だけ思ってしまいました笑

    しかしまだ最終回までの話数って発表されてませんよね…?

    もうかなり残り少ないんじゃ…ってくらいのスピードに感じてしまいます

    藍染もいますし…個人的にはここの戦闘はもう少し丁寧に描いてほしかったです…

    しかし藍染がここまで体張るとは…やっぱりもうちょっとじっくり見たかった!!

    そしてユーハバッハに月牙天衝をくらわした一護ですが…とりあえず相手はユーハバッハなので次回を待ちたいと思います…

    しかし「全て視えている」…の後にやられるこのパターン…何度目だって感じですね笑

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    第683話 The Dark Side of Two World Ends

     

    ユーハバッハの手により沈みゆく瀞霊廷…

    ユーハバッハ「瀕◯だな一護、見るに耐えん 何故、井上織姫に傷を治させてから来なかった?

    奴自身も瀕◯だったからか?それとも治してから追ったのでは間に合わぬと思ったか?お前が来たところで変えられるものなど何一つ無いと言うのに」

     


    蛇尾丸を向ける恋次

    ユーハバッハ「お前もだ 阿散井恋次!」

     

    bl683-1

    恋次「卍解 “双王蛇尾丸” !!」

    しかしその左腕はいとも簡単に斬り落とされる…

    恋次「ぐ…クソ…ッ」

    ユーハバッハ「まだ理解できんか 卍解など役には立たん 全ての卍解は未来に於いて既に砕かれている

    私に立ち向かうお前達は お前達自身が理解できるよう 私のこの手で砕くがな!」

    そこに斬り掛かっていく藍染

    かわすユーハバッハ「藍染!お前が阿散井恋次を庇うか!面白い!共通の敵を前に団結するのはお前の忌み嫌う敗者の習性だろう!」

    藍染「破道の九十九 “五龍転滅” 」

     

    bl683-2

    地中から龍が出てきて足場がバラバラに崩れる

    その足場を移動してユーハバッハに突っ込んでいく藍染

    ユーハバッハ「そして気付いているか藍染惣右介

     

    bl683-3

    お前の鏡花水月も “既に折れているぞ” !」

    藍染の剣にもヒビが入っている

    左手で吹き飛ばされる藍染

    ユーハバッハ「…無駄だ それも視えているぞ、一護」

    剣を振りかぶっている一護、その左腕は斬られている

    素手で剣を止めるユーハバッハ「…残念だったな 戦況を見て瞬時に藍染惣右介との共闘に転じた事は上出来だ

    だが鏡花水月も我が力には及ばぬ 初撃で我が力に吹き飛ばされたのが阿散井恋次 次に私に腕を捥がれたのは貴様だ、一護

    全て 視えている」

    砕ける一護の剣

    ユーハバッハ「終わりだ、一護」

     

    bl683-4

    一護の体に風穴を空けるユーハバッハ

    吐けつする一護

    ユーハバッハ「…さらばだ一護 お前の抵抗は心地良かった せめてソウルソサエティと共に滅べ」

    口を開いた一護「…そうか」

    しかしそれは…

     

    bl683-5

    藍染「黒崎一護に視えているか」

     

    bl683-6

    次の瞬間、ユーハバッハを後ろから貫く一本の剣

    一護「月牙天衝!!」

    次回、BLEACH ブリーチ 684 へ!!

     

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    ブリーチ(Bleach) 最新682話のネタバレです。


    ブリーチ ネタバレ 682話



    ■舞台は尸魂界(ソウルソサエティ)、最後の決戦の地へ──!!


    星十字騎士団との戦いでボロボロになった尸魂界にユーハのゲートが現れ、ユーハバッハが出てくる。


    「───意外だな」

    「まさか貴方と 再び尸魂界で会う事になるとは」


    「ようこそ」

    「私の尸魂界へ」


    現れたのは椅子王子。
    シュールなその姿にめっちゃ笑ってるユーハ。


    ブリーチ ネタバレ 682話 (2)



    一方、一護のもとへ向かう石田。


    ■想いを背負いひた走る──ただ他でもない、旧き親友(とも)のために──


    誰かの気配に気づく石田。

    石田「誰だ!」


    叫んだ石田の足元に滅却師の矢が突き刺さる。


    「──持って行け!」

    石田「!」


    見上げるとそこには弓を構えた竜弦と一心の姿。


    石田「竜弦!! と……黒崎のお父さん……」

    「どうしてここに…!?」


    竜弦「その鏃(やじり)を渡しに来た 持って行け!」


    地面に突き刺さった矢をよく見ると、先っぽには特殊な鏃がついていた。


    ブリーチ ネタバレ 682話 (3)



    竜弦「”聖別(アウスヴェーレン)”にかけられた滅却師は全て 心臓に銀の血栓ができて死ぬ」

    「その銀を集めて作った鏃だ!」


    母親の遺体を解剖する竜弦の姿を思い出す石田。


    竜弦「お前が 撃つべき鏃だ」


    石田はその鏃を拾う。



    一方、恋次と二人だけで門の中を進む一護。
    だが疲労が溜まっているのか、倒れこんでしまう。

    恋次「大丈夫か一護!」

    一護「ああ……悪い……大丈夫だ……」


    一護の肩を抱く恋次「オラ! 立て!」

    一護「………恋次……よかったのか…?」

    恋次「あ? 何がだよ」

    一護「そんな傷で……お前もルキアと一緒に……井上のところに残ってよかったんだぞ…」


    一護に頭突きをかます恋次。

    一護「あいっ」



    顔面をぶん殴り、倒れたところにさらに殴りかかっていく。


    慌ててガードする一護「まてコラ 何発殴る気だ!!」


    恋次は一護の襟をグイっと掴む。

    恋次「……今 ここにてめえしか居ねえから言うぜ」

    「──ずっとだ」

    「……もうずっと 何十年も」

    「俺とルキアは すれ違えもしねえぐらい遠く離れちまってた」

    「その距離を 元に戻してくれたのは お前だ」


    「だから俺は決めたんだ」

    「お前が進めなくなった時は 俺が背負ってでも進んでやるってな」

    「今までも」

    「これから先も お前が死ぬまでずっとだ」

    「……わかったら二度と俺に残れなんて言うな」


    「俺も 今のセリフは二度と言わねえからよ」


    いい笑顔を見せる一護。



    そして場面は尸魂界へ。

    ユーハの黒いもやもやが強大な爆発をひき起こす。


    「──意外だな」

    「てっきり 霊王宮(うえ)で勝負をつけるものだと思っていたが──」


    椅子だけを破壊され、自由になった藍染。

    「どうやら予想以上に 黒崎一護に手こずったと見える」

    ユーハ「自分の苦悩を私に投影するのは止せ 黒崎一護に敗北したのはお前だ」


    その言葉に眉をひそめる藍染。
    煽り勝負はユーハに軍配。


    藍染「──いずれにせよ あの忌まわしい椅子を壊してくれたことには礼を言おう」

    「──お陰で」

    手の拘束をも外していく藍染。


    「おうして貴方を 阻止できる」


    ユーハ「私と戦うか 尸魂界の為に?」

    「それでお前に利があるとは思えんな」


    藍染「利では無いよ 私は常に 私を支配しようとする者を打ち砕く為にのみ動く」


    ブリーチ ネタバレ 682話 (5)



    笑うユーハバッハ、そのすぐ背後には斬りかかる一護と恋次の姿が。
    だがユーハの背中にある霊王の眼がしっかりとそれを捉えていた。


    2人の攻撃は難なく防がれてしまう。


    ユーハ「……一護 恋次」

    「随分と早い到着だ」

    「視えていたぞ」

    「お前たちが来る事も その剣が元に戻っている事も」

    「そして」


    「それが再び折れている事も」


    斬月に大きな亀裂が入っている。


    ブリーチ ネタバレ 682話 (4)



    驚く一護「!!!」


    陛下「……綺麗に折ったつもりだったのだがな」

    「──何とも 忌々しい幸運だ」

    「一護」


    ■再び相見える いざ、決戦の時!!



    ブリーチ(Bleach) ネタバレ 最新 683話へ続く!!

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    第681話 THE END TWO WORLD

     

    門に入っていくユーハバッハ

    恋次「ま…待て!てめえ!!」

    一護「(…や…やめろ…恋次…)」

    蛇尾丸をユーハバッハへと向けた恋次だったが…

    蛇尾丸はユーハバッハに届かずバラバラになる

    倒れるハッシュヴァルト

    石田は無言で見つめている

    ハッシュヴァルト「…何だ…その…顔は… …悔しいと思うか…私が…陛下に…力を…奪われて…

    …逆だ 陛下が…お前から…力をお奪いにならなかった事を…誇らしく思う…

    私から…力をお奪いになった事を…誇らしく思う…

    私だけが…陛下のお役に立てるのだから…」

    石田「…そうか…」

    立ち上がってゆっくりと歩き出す石田

    ハッシュヴァルト「…待て…石田…雨竜… …お前の傷を…私に…移して行け…」

    石田「!?」

    ハッシュヴァルト「私は…じきに◯ぬ… 傷があろうと…無かろうと…それは変わらない…」

    石田「何を…言っているんだ…」

    ハッシュヴァルト「…どうした…憐れみか…?先刻まで私を◯すつもりで戦っていた筈だろう…」

    石田「…しかし…!」

    ハッシュヴァルト「…何を…迷う… 全てを…秤にかけろと言った筈だ…

     

    bl681-1

    秤にかける事もできず…迷いに追われて決めた事は…全て後悔になるからだ…

    …ならばそれも…秤にかけろ…石田雨竜…

     

    bl681-2

    お前は…友を助けに行くべきだ…」

     

     

    仰向けに倒れ、1人きりのハッシュヴァルト「(例え結果は変わらずとも 思うままに選択し、思うままに進む事に意味がある 後悔は無い 何一つ)」

     

    bl681-3

    剣を握る手の力も抜けていく…

     

    場面は一護達へ

    ルキア「…何だ…その能力は…未来を…書き換えるだと…?そんなもの…手の打ちようが無いではないか…」

    織姫「…ご…ごめんね…黒崎くん…天鎖斬月…直せなかった…」

    ルキア「ここから先の未来全てで折られたものを… “拒絶” で消す事はできぬという事か…」

    織姫「ごめんね…これじゃもう…戦えないね…」

    一護の腕を掴んで立ち上がらせる恋次「行くぞ」

    ルキア「! 恋次!待て!どうするつもりだ!!」

    恋次「決まってんだろ あいつを追うんだよ」

    ルキア「莫迦な…せめて何か…策を練ってから挑むべきだ!」

    恋次「あんなバケモン相手に策なんか浮かぶのかよ」

    ルキア「そ…それは…」

    一護「…ああ そうだ…もう無理なんだ…」

     

    bl681-4

    その時、後ろから肩を貫かれる一護「!!」

    振り返る一護「…てめえは…

     

    bl681-5

    月島…!! …な…何の真似だ…てめえ…」

    月島「何の真似かって?そんなの僕に訊かれてもね 銀城が君の味方しろって言うから仕方無くしてるだけなのに」

    一護「…味方…だと…?」

    銀城「バカやろ 味方しろとは言ってねえだろ

     

    bl681-6

    俺はお前に義理を返せって言ったんだ」

    月島「織姫 彼の剣にもう1度双天結盾を」

    織姫「!」

    月島「君の力で “拒絶” できない程、強大な力で書き換えられた未来でも ”そうならなかった過去さえあれば” そこまでは “拒絶” できる筈だ

    “挟んでおいたよ”

     

    bl681-7

     “君の剣は” ”折られなかった”

    さて これで義理は返したって事でいいかな?」

     

    bl681-8

    眼から絶望が消えた一護「…あァ!」

    次回、BLEACH ブリーチ 682 へ!!

      

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    第681話 THE END TWO WORLD

     

    門に入っていくユーハバッハ

    恋次「ま…待て!てめえ!!」

    一護「(…や…やめろ…恋次…)」

    蛇尾丸をユーハバッハへと向けた恋次だったが…

    蛇尾丸はユーハバッハに届かずバラバラになる

    倒れるハッシュヴァルト

    石田は無言で見つめている

    ハッシュヴァルト「…何だ…その…顔は… …悔しいと思うか…私が…陛下に…力を…奪われて…

    …逆だ 陛下が…お前から…力をお奪いにならなかった事を…誇らしく思う…

    私から…力をお奪いになった事を…誇らしく思う…

    私だけが…陛下のお役に立てるのだから…」

    石田「…そうか…」

    立ち上がってゆっくりと歩き出す石田

    ハッシュヴァルト「…待て…石田…雨竜… …お前の傷を…私に…移して行け…」

    石田「!?」

    ハッシュヴァルト「私は…じきに◯ぬ… 傷があろうと…無かろうと…それは変わらない…」

    石田「何を…言っているんだ…」

    ハッシュヴァルト「…どうした…憐れみか…?先刻まで私を◯すつもりで戦っていた筈だろう…」

    石田「…しかし…!」

    ハッシュヴァルト「…何を…迷う… 全てを…秤にかけろと言った筈だ…

     

    bl681-1

    秤にかける事もできず…迷いに追われて決めた事は…全て後悔になるからだ…

    …ならばそれも…秤にかけろ…石田雨竜…

     

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    お前は…友を助けに行くべきだ…」

     

     

    仰向けに倒れ、1人きりのハッシュヴァルト「(例え結果は変わらずとも 思うままに選択し、思うままに進む事に意味がある 後悔は無い 何一つ)」

     

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    剣を握る手の力も抜けていく…

     

    場面は一護達へ

    ルキア「…何だ…その能力は…未来を…書き換えるだと…?そんなもの…手の打ちようが無いではないか…」

    織姫「…ご…ごめんね…黒崎くん…天鎖斬月…直せなかった…」

    ルキア「ここから先の未来全てで折られたものを… “拒絶” で消す事はできぬという事か…」

    織姫「ごめんね…これじゃもう…戦えないね…」

    一護の腕を掴んで立ち上がらせる恋次「行くぞ」

    ルキア「! 恋次!待て!どうするつもりだ!!」

    恋次「決まってんだろ あいつを追うんだよ」

    ルキア「莫迦な…せめて何か…策を練ってから挑むべきだ!」

    恋次「あんなバケモン相手に策なんか浮かぶのかよ」

    ルキア「そ…それは…」

    一護「…ああ そうだ…もう無理なんだ…」

     

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    その時、後ろから肩を貫かれる一護「!!」

    振り返る一護「…てめえは…

     

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    月島…!! …な…何の真似だ…てめえ…」

    月島「何の真似かって?そんなの僕に訊かれてもね 銀城が君の味方しろって言うから仕方無くしてるだけなのに」

    一護「…味方…だと…?」

    銀城「バカやろ 味方しろとは言ってねえだろ

     

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    俺はお前に義理を返せって言ったんだ」

    月島「織姫 彼の剣にもう1度双天結盾を」

    織姫「!」

    月島「君の力で “拒絶” できない程、強大な力で書き換えられた未来でも ”そうならなかった過去さえあれば” そこまでは “拒絶” できる筈だ

    “挟んでおいたよ”

     

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     “君の剣は” ”折られなかった”

    さて これで義理は返したって事でいいかな?」

     

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    眼から絶望が消えた一護「…あァ!」

    次回、BLEACH ブリーチ 682 へ!!

      

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