■ジャイアントキリング 414話 ネタバレです。
■東京ダービー、ついにキックオフ!ピッチに充満する熱気。ここが世界の真ん中だ!
夏木
「おっしゃやってやろうぜ、椿」
椿
「ウスッ(…持田さんの挑発にもビビらずに済んでる自分がいる。大丈夫だ、今日の俺はやれる……!)」
主審の笛が鳴り、試合開始。
羽田
「さあいくぞ、赤黒サポーターの力を見せてやろうぜ!!90分後……東京の天下を獲ってるのは俺達イースト・トーキョー・ユナイテッドだ!!」
ETUサポーターはこの一言に大いに盛り上がる。
山井
「さあーーーて、先に主導権を握るのはどっちの東京だ?」
藤澤
(椿…ウルグアイ戦で日本代表に新しい風を吹かせたものの、その後の持田の大活躍で…椿の話題はあっという間にかき消されてしまった。
でもこの東京ダービー、大いなる壁・持田と視察に来ている代表監督を前にして)
椿
「ヘイ!」
ボールを要求する椿に杉江からボールが渡り、そのまま右サイドのガブにパスを出す。ガブはドリブルで仕掛けずに前の赤崎にワンタッチでボールを出す。
サポーター
「おおっ、タテに入れた!」
ボールを受けた赤崎はマークを背負いながら中央の王子へパス。
王子もボールを持たずに中央から今度は左サイドに大きくボールを上げ、世良がボールを受ける。
サポーター
「いいボール出たーーっ!!いきなりチャンス到来だETUーーー!!!中2枚!!」
夏木
「来い!世良ぁ」
世良からのパスは飛び込んだ夏木の頭には合わずに通り過ぎ、東京V・DFがクリア。
松ちゃん
「だーーーーっ、惜しいーーーっ!」
東京V・GK
「まだあるぞ!」
ゴロー
「椿ーーーーっ!!!」
トラップし、直接シュートを狙ったボールはDFの足に当たり、はね返される。
サポーター
「おっしゃ!三雲、ナイスディフェンス!!」
じーさん達
「くそーーっ、前回の対戦同様、椿がいきなり決めるかと思ったのに…」
「そんなこと言っとる場合じゃないぞ!」
ボールを奪った東京Vは左サイドから中央へパス。
王子は黙ったまま村越に指で指示を出す。
村越
「オッケイ」
しかし持田は素早く城西にパスをだす。
サポーター
「いい展開!!右サイド城西!!」
湯沢
「遅らせろキヨさん!」
清川がコースを塞ぐ前に城西はセンタリングを上げると、ETUゴール前に緊張が走る。
しかし、これを杉江がレオナルドの前に出てボールを頭に当てる。
松ちゃん
「ナイス杉江!湯沢!」
杉江が頭に当てたボールを湯沢がしっかりとキャッチする。
黒田
「よぉーっし!」
この攻防にサポーターは一瞬言葉を失う。
サポーター
「うおおおーーーっ!!開始早々いきなりテンション高えーーーーっ!!」
「やっぱり普通の試合にはならなさそうだな」
「これでこそダービーマッチだ!!」
達海
「はっ、こりゃあ一瞬でも隙を見せた方が一気にやられちまいそうな雰囲気だねぇ」
■勝利のみが最大の任務___。冷静な指揮官達の戦いもヒートアップの予感!
■ジャイアントキリング 最新415話 ネタバレにつづく…