株ログ速報

株・FXの投資系からゴシップ情報2ch系まとめ

    ニセコイ

    5
      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

    【ネタバレ】ニセコイ 最終話 感想【注意】

    最終話 ヤクソク

     

    楽「(オレの名は一条楽

    本年度から凡矢理市役所に勤める事になった どこにでもいる普通の新米公務員だ

    そう ただ一点を除いては…)」

    味見をする楽「…よし メシ出来たぞてめぇら〜」

    竜「あっ!お早うごぜぇやす坊ちゃん!!」

    楽「おいおい一体誰が坊ちゃんだ?」

    竜「あ!いけねぇ!すいませんいつもクセで…二代目…!!」

     

    ni229-1

    楽「(そう なんとオレは継いでしまったのである 家業(ヤクザ)を

    こうなった経緯には色々あるのだが一番大きかったのは、オレがこの家の実態を知った事で 小さい頃からのイメージが変わったからなのかもしれない

    ウチの連中はオレが思ってたほど大した悪さをしてたわけでもなく むしろこの街に余計な悪者が入ってくるのを防ぐ役割を担っていたのだそうで…

    ちょうどオレも役所で治安に関する部署に配属された事もあって 色々都合も良いという事で話が進み

    とても大っぴらには言えないが こうして表と裏からこの街を守っていく事になったのである

    とは言えやりがいのある事ではあるし 何より何だかんだ言ってこいつらはオレの家族なのだ オレが面倒を見てやらなくては…)」

    楽の作ったご飯を食べる組員達「うんんめぇぇー!!さすが坊ちゃんだー!!」「バカ!二代目だろ!!」

    父「よお、お前もその格好が板についてきたじゃねぇか」

    楽「親父はいつまでたってもその格好似合わねぇな」

    アロハシャツを着ている父「はっはっは そう言うねい、ようやく面倒を息子に押し付けて第二の人生を楽しんでんだ」

    楽「その荷物、どっか出かけんのか?」

    父「おう、母ちゃんとこ行ってくる 2度目のハネムーンて奴よ 安心しろぃ、”式” までにゃ戻ってくる 後のこた頼んだぜ」

     

    楽「(親父はだいたいこんな感じ お言葉の通り、気ままな毎日を送っている

    そーいえばビーハイブの方もそうだ オレが二代目を継ぐのに合わせ、千棘の親父さんも現役を退いた

    今は…あのメガネ クロードが跡を継いでいる

    一時は引っ越し騒動なんかもあったが、結局は日本での居場所も見つかったらしく 今もこの街に住みついている

    関係上、顔を合わせる事も増えたが 今では随分まともに話せる間柄になったと思う 小言の多さは相変わらずだが)」

     

    一通の手紙に目を通したクロード「…フン おい!ワインを4000本手配しろ!我らの威信にかけて盛大に盛り上げねばならん…!!」

    部下「了解しやした!!」

     

    楽「(他の皆はと言うと…)」

     

    立ち上がる楽「…さあオレもそろそろ着替えねーと」

    組員「あれ?二代目もおでかけで?」

    竜「アホ、忘れたんか?今日は…」

    組員「あー!!そうだったそうだった!!」

    楽「マルガリータ達の世話頼んだぞ」

     

    私服に着替えて出かける楽

    マルガリータ達が見送りにくる

    楽「おぅ見送りご苦労さん 行ってくる」

     

    電話をかける楽「よぉ集、招待状送ったんだけど届いたか?」

    集「おー楽、今見た所 バッチリ届きましてござりまするよ?と〜ぜん喜んで出席させて頂くぜ つーかオレ幹事だし

    二次会は楽しみにしてろよ〜?今方々と協力してそれはもう盛り上がる計画を…」

    楽「頼むからやりすぎないでくれよ?」

    集「任せとけって!」

    電話を切った集、部屋ではるりがパソコンに向かって作業している

     

    ni229-2

    集「いやぁ〜とうとうあいつら結婚だよ〜 オレ達も結婚しようよるりちゃん〜」

    るり「だったら早く貯金作りなさいよね 教師と翻訳の仕事だけじゃ生活キツイんだから」

    集「へ〜い頑張りや〜す …お、そうだ 教師と言えば…」

    集はキョーコ先生に電話をかける

     

    子供の世話をしているキョーコ先生「…やぁ舞子か 大丈夫、無事届いてるよ わざわざ私にまで声をかけてくれるだなんて光栄だね 喜んで出席させて貰うよ

    子供の顔を見て貰いたいしね」

    集「はい!楽しみにしてます!」

     

    場面は和菓子屋おのでら

    春「…はぁ〜結婚かぁ〜…」

    カメラを持っている風「…何?もしかしてまだ気にしてるの?先輩がお姉さんを選ばなかった事」

    春「違う違う そりゃ初めて聞いた時は戸惑ったけどさ 先輩達にも色々あったみたいだし それに今、先輩達もお姉ちゃんも幸せそうだしね

     

    ni229-3

    問題は…私達の方だよぉ!!一体いつになったら私の王子様は現れるんだろう!!

    お店を継いで以来、忙しくって出会いなんて一つもないし 本当に結婚なんて出来るのかなぁ…」

    風「フフ…ポーラと同じ事言ってる 言ってたよ、研究室にもゼミにもつまんない奴しかいないって」

    春「う〜ん…ホントに意外だったよね ポーラさんが大学院まで行って研究室にまで入っちゃうなんて…」

    風「そうだ 今度私が書くこのお店の取材記事読んでみてよ もしかしたら春の役に立てるかもしれないよ?」

    春「へ?」

    見せてもらう春「えーと… “美人店長が切り盛りする和菓子屋さんが今話題” …ってコレ何!?記事の半分以上が私についてなんだけど!?」

    風「だってほら、これが出会いのきっかけになるかもしれないでしょ? まぁまぁ、もし春が売れ残ったら私が貰ってあげるからさ」

    春「う〜…納得いかない…」

    羽に電話をかける楽

    羽「…あ、もしもし楽ちゃん うん届いたよ届いた〜うんもちろん行くよ〜 首領の仕事なんて元々そんなにないんだから」

    羽は大きくなったお腹を優しくさすっている

    羽「うん、体の方も大丈夫 皆に会うのが楽しみだわ

    次は鶇に電話をする

    メイクされている鶇「…もしもし なんだ一条楽か お嬢ならばとうに日本に着いているハズだぞ?

    本来ならば私も同行するハズだったのだが急なイベントが入ってしまってな お嬢にも頼まれてしまったしどうしても参加せざるをえなくて…

     

    ni229-4

    ハァ…しかしまさか 私がお嬢の専属モデルとして働く日が来るなんてな…人生何が起こるか分からんとは言うが…

    ぬっ…!からかうな貴様…!貴様とてまんまと集英組を継いでいるクセに

    あ、いかん そろそろ出番のようだ お嬢を頼んだぞ」

    鶇はいつものリボンを手に持っている

     

    場面は万里花へ

    本田「…お嬢様 新しいお見合いのリストです 今度は6件です」

    万里花「そこに置いといて 昨日の方は最悪でしたわ 学歴と知性を履き違えておられました、恥ずかしい人ですわ」

    本田「…そういう人間もいます それとこちらを」

     

    ni229-5

    万里花「あら、ようやく決心なされたんですね楽様は めでたい事です 当然出席致しますわ、返信しておいて」

    本田「はい」

    万里花「それと気分が良いので今夜もう一件見合いをしましょう、手配しておいて」

    本田「…あまり無理をなさらないで下さい ここ数日ずっとではありませんか」

    万里花「あら何を言っているんですか!あの方より素敵な男性を見つけようというんです 幾ら時間があっても足りないくらいですよ

    さぁ!今夜のお相手はどんな人でしょうか?えーと…千葉県在住の…曜子、コレなんて読むんですか?」

    本田「これはですね…」

     

    電話に出る小咲「…もしもし うん大丈夫だよ、今休憩中 うん届いたよ招待状、もちろん出席させて貰うわ

    今まさに試作品の製作中だよ 結構良い仕上がりになりそうだからきっと気に入って貰えると思うな〜

    …え?もう何言ってるの やらせて欲しいって言ったのはコッチなんだよ?私が私なりのやり方でお祝いしたかったんだよ

    次そういう事言ったら怒るからね?…ウフフ冗談冗談

    …え?ホント!?わぁすっごく嬉しい!じゃあその時は楽しみにしてるからね…!

    …うん、じゃあ次は式の日にね それじゃ」

     

    ni229-6

    二人の為に大きなウェンディングケーキを作っている小咲「…ふぅ…さぁ、もう一がんばり…!」

     

    天駒高原を歩く楽「(…何年ぶりになるかな あの日来て以来か…)」

    千棘「…遅い!5分遅刻よ!…久しぶり」

    楽「….おう…」

    千棘「前に会ったのって何か月前だっけ?」

    楽「確か半年以上前だな お前が忙し過ぎんだよ」

    千棘「何よ!あんただって試験とか就職とかで相手してくれなかったクセに…!」

    楽「あーあーそれはまぁ…そうだな それにしてもまさかお前が世界で活躍するファッションデザイナーになるとはなぁ」

    千棘「何よ、意外?」

    楽「意外っちゅーかなんちゅーか…確かに昔つぐみ相手に色々やってはいたけど… 少しはゆっくり出来んのか?」

    千棘「あんまり 明後日には戻らないといけないから」

    楽「まるっきり華さんみたいな生活してんな〜」

    千棘「結婚したら一緒に住めるんだからもう少しの我慢よ だからほら、急がないと 例のアレ持ってきた?」

    楽「おう」

     

    ni229-7

    錠と鍵を持つ2人「ザクシャインラブ」

     

    「(今まで持ってたあのペンダントは あの日この場所に埋めた 3人でそう決めた)」

     

    楽「…では改めまして オレと結婚してくれるか?千棘」

    千棘「…はい 喜んで」

    空を見上げる千棘「…長かったね ここまで」

    楽「…色々あったな」

    千棘「うん…本当に色々… …本当に私でいいのね?」

    楽「何を今更 ほれ行くぞ、こっちいる間に挨拶したい人もいるだろ?」

    千棘「あー…ゴホンゴホン ちょっと待ちなさいダーリン あなた何か大切な事を忘れてない?」

    楽「…えー… …本当にやんのかぁ?」

    千棘「何よ、嫌なわけ!?」

    楽「いやそうじゃねぇけどもっとこうムードっつーかさぁ…」

    千棘「何よ女々しいわね 男らしくハッキリしたらどうなの!?」

    楽「…うーんそうだな オレも男だ よし千棘!」

    両肩を掴まれる千棘「! はい!」

    ゆっくりと顔を近づけていく楽

     

    ni229-8

    千棘「あ…やっぱちょっと待って まだ心の準備が…」

    楽「バカ…」

     

    ni229-9

    口づけをかわす2人

     

    千棘「…いったぁ〜い!!歯が当たったぁ!!ちょっと!!もっと上手くやんなさいよ!!」

    楽「なっ…!うっせーな仕方ねぇだろ!初めてなんだから…!!」

     

    ニセコイ 終わり

    5
      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

    ■ニセコイ 214話 ネタバレ 「イドコロ」です。

    ■これから終業式…だが!?

     

    小咲
    「あ…えーと…るるるりちゃん!私ちょっとお手洗い行って来るね!」

    るり
    「…え?でももうすぐ終業式始まるわよ?」

    小咲
    「うんゴメン、すぐ戻るから先に行っててくれる…?」

    小咲がるりにそう告げたすぐ後ろでは楽と集のやり取り。


    「…なぁ集、オレちょっとトイレ行って来るわ。わりーけど先体育館行っててくれ。」


    「え?おー、了解…」

    ニセコイ214ネタバレ

    るり・楽
    「??」

     

    楽と小咲は屋上に上がり、扉を開ける。

    楽・小咲
    「…っハァ~~~キンッチョーーしたぁ~~!!」

    小咲
    「ドキドキしたね~誰かに見つかったらって思うと…私こんな風に授業とか行事サボった事なんてないからまたドキドキしてる」


    「オレだってこんな事ほとんどした事ねぇよ…」

    小咲
    「…後でバレたら怒られちゃうよね」


    「おう、そん時は全力で謝ろう」

    ニセコイ214ネタバレ


    「…なにか理由があるんだろ?でなきゃ小野寺がこんな事言い出すわけねぇから…」

    小咲
    「…うん…そうだね……こうでもしないと一条君と二人きりで話せないような気がしたんだ。終業式の後は皆で相談する事になってたし。

    一条君も最近ずっと暗い顔してたし…ホントはずっとはなしかったの。千棘ちゃんの事」


    (あーうん、だよね。何も期待してないしてないぞーーーっと!!)

    小咲
    「…どうしていなくなっちゃったんだろう。何かの悩み事でもあったのかなぁ…」


    「…さぁな、今の時点じゃわからねぇ事ばっかりだよ…小野寺は千棘と本当に仲良かったもんなぁ」

    小咲
    「うん、千棘ちゃんが日本に来て以来ずっと一緒だし」

    ニセコイ214ネタバレ


    「…それはさすがに考えすぎじゃねぇか?そんな大事な悩みがあるならきっとオレ達の誰かに相談してくれてただろうし…」

    小咲
    「相談出来ないような内容だった…とか?」


    「…それってどんな?オレには見当もつかねぇよ…」

    小咲
    「千棘ちゃんに最後に会ったのって一条君なんだよね?」


    「ああ」

    ニセコイ214ネタバレ


    「あ、そういえばあいつ小野寺のことをいっぱい話してた気がするな」

    小咲
    「…私のこと?」


    「ああ、よく分かんねーけど、急に小野寺のことどう思う?って聞いてきて、本当に素敵な人だよねって…あいつもホント小野寺のこと好きだよな~。小野寺のことずっと褒めてたよ。

    あんな素敵な女の子はそうはいない、泣かせたら許さないわよって…」

    小咲
    「……千棘ちゃんが…そんなこと…(…??泣かせたら許さない…?どうして千棘ちゃんそんな話…)」

    ニセコイ214ネタバレ

    千棘
    「ダーリン!」


    「おう」

     

    小咲
    (まさか、千棘ちゃん。まさか。千棘ちゃんの好きな人って__…やっぱりあの時千棘ちゃんは聞いてた…?だとしたら千棘ちゃんがいなくなったのは___…)

    そのとき、楽の携帯のバイブが鳴る。1人考え込んでいた小咲はその音にビクッとなる。


    「オレのだ、集とかかな…!!千棘の親父さんから…!!」

    ニセコイ214ネタバレ

    千棘・父
    「ただ先に行っておくと、彼女が今君に会いたいと思ってくれるかは保証できない。それでも会いに行くと言うのなら私は止めはしないよ。」


    「………」

    千棘・父
    「彼女が今いるのは…」

     

    ニセコイ214ネタバレ

    千棘
    「はいママ、頼まれてたデータの整理と入力終わったよ」


    「ん、ありがと。そこ置いといて。次はコレお願い。ここの資料を元にサマリーの内容を分類して項目にそって評価しておいて。クライアントの指定の確認もお願いね。」

    千棘
    「りょーかい」

    社員
    「…すげぇ、あれがマダムフラワーの娘さん?」
    「オレ達が三日でやる仕事を半日で…やっぱ華さんの血だな…」

    スーツ姿で廊下を歩く千棘
    「ふぅ…(…今頃皆どうしてるかな。勝手に飛び出して来て、きっと怒ってるだろうな…)」

    ニセコイ214ネタバレ


    「いいのよ気にしなくて。あなたがただ落ち込んで何もしないようだったら追い出してたかもしれないけど、あなたは自分がここにいられる分はしっかり働いてるし、何より私もあなたに会えて嬉しいしね。

    それで?あなたこの先どうするの?」

    千棘
    「…まだ色々考え中かな、もう少しだけここに居させて欲しいんだけど…」


    「…好きなだけ悩むといいわ、恋は女の子の一生の悩みだもの。それにあなた将来やってみたい事も見つけたんでしょ?一昨日あなたに会わせた人を覚えてる?

    あなたの事を筋が良いって褒めてたわ、自分の所で見てあげてもいいって。」

    ニセコイ214ネタバレ

    千棘
    「…ありがとう、ママ。」

    (…元居た所へ戻るか、新しい道へ進むのか……戻れないよ、いっぱい考えたけど…楽と小咲ちゃんが両想いだって分かった以上邪魔なんて出来ない。2人を祝福したいけど、それも…出来そうにない。

    だって…やっぱり楽が好きだから。でも小咲ちゃんのことも好き…2人が恋人になった後、何食わぬ顔で同じように学校に通う…?そんなこと…私には…

    万里花は知ってたのかな、2人が両想いなこと。…なんとなく知ってた気がする。全部知った上でそれでも諦めずに楽に向かって行ってたんじゃないかな……ゴメン万里花、私そんなに強くなれないよ)

    ニセコイ214ネタバレ

    (鍵…約束の鍵……もし私が楽の約束の女の子だったら、少しは私のこと気にしてくれたりするのかな___…)

    そのとき、会社の受付で話をしている楽と小咲の姿に気づく千棘。

    ニセコイ214ネタバレ

     

    ■ニセコイ 最新215話 ネタバレにつづく…

    5
      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

    ■ニセコイ 213話 ネタバレ 「ツヅキガ」です。

     


    「一条 楽~~~~~!!!」


    「…つぐみ?どうしたんだ朝っぱらから」


    「貴様お嬢を見ていないか!?」

    ニセコイ213ネタバレ

    ■失踪した千棘…!!

     

    学校の廊下でいつものメンバーで集まり事情を話す鶫。


    「調べてみると身の回りの物と旅行かばんが無くなっていました。誰も連絡が取れないし、行方もわからない。昨日までどこもおかしな様子はなかったように思うのですが…」

    るり
    「…荷造りをしている以上、誰かに攫われたってわけじゃなさそうよね」


    「ボスは何かを知っている風だったのですが、皆には心配いらないとだけ…ですがこんなことは初めてなんです…!何か心当たりはありませんか…!?」


    「心当たりねぇ…」

    小咲
    「私昨日普通に話してたけどとてもそんな風には…」

    るり
    「同じく…」


    「貴様はどうだ、一条楽!?何か変わった様子などは…」

    ニセコイ213ネタバレ


    「…羽姉?おいおい羽先生、学校じゃ楽ちゃんじゃ…」


    「そそそそれ所じゃなくって…!!これ…!」

    羽は休学届を見せる。


    「…休学届?これがどう…」

    小咲
    「…あ!!名前が…桐さ…ええ!!?」


    「羽姉これ…」


    「今朝学校のポストに入ってて…当人に連絡しても繋がらないし、おじ様に連絡しても何も教えてくれなくて…もちろんこんな状態じゃ受理もできないし、楽ちゃん何か聞いてる…?」

    ニセコイ213ネタバレ


    「…ええい、こうしてはおれん!!私はお嬢を捜索に行く!!」

    鶫は窓を開けて飛び出そうとしている。


    「つぐみ!?待て待て、捜索ったってお前学校はどうすんだよ」


    「そんな物、お嬢の安否に比べればどうでも良いわ!!私は今からお嬢の行き先として思い付く場所を片っ端からあたってみる。連絡は常に取れるようにしておくからお嬢の事で分ったことがあれば逐一教えてくれ…!

    それでは首領羽!申し訳ありませんがしばらく学校は休みます!」


    「え?あ…うん気をつけてね~」

    小咲
    「…どうしよう、私達も千棘ちゃんを見てないか周りに聞いてみようか」

    るり
    「そうね」


    「なんだか万里花ちゃんがいなくなった時を彷彿とさせるね~。」

    ニセコイ213ネタバレ


    (どうしたんだよお前、休学なんて…どうして何も言わずに…一体…何が…)

     

    学校帰りに楽は千棘の家に向かう。

    ビーハイブファミリー
    「おじょ~~~、どこですかおじょ~~~」
    「…ん!?あ!お前!集英組の坊主…!てめー、お嬢はどこに行ったんだよ~!!てめーお嬢の彼氏なんだろ!?何か聞いてねぇのかよオラオラオラァ…!!」


    「あばばばばば…!!いやオレも何がなんだか…」

    千棘・父(ボス)
    「おや、楽君じゃないか。来てくれたのかい?」

    ニセコイ213ネタバレ

    千棘・父
    「彼女にも色々あるようだからね。なーに、近日中に居場所も分かると思うよ。そしたら君にも教えてあげよう」


    「……色々…ですか……まぁでもそれだけ聞けてよかったです。とりあえず無事なんですよね?だったら後は当人に聞けば…」

    千棘・父
    「…ああ無事なのは間違いないよ、ただ…あの子はもうこの街に戻ってこないかもしれないね」


    「え…」

    ニセコイ213ネタバレ

    ナレーション:
    千棘が仲良くしていたクラスメイトに居場所を聞いて周り、千棘の行きそうな場所、かつて一緒に言った場所を歩いて回った。でも、手がかりは何もつかめないまま時間だけが過ぎていく__…

     

    楽はもう一度千棘の家に向かい、中に入れてもらう。

    ビーハイブ構成員
    「…いいか?ぜってークロード様にバレんじゃねぇぞ?いくらお前が恋人でも勝手にお嬢の部屋に入れたとあっちゃどうなるか…」


    「…ウス、あざっス!」

    ニセコイ213ネタバレ


    (…初めてこの部屋に入ったのは記憶を失ってる時だっけか。記憶を取り戻した時なぜかここにいて、その後すぐ千棘に追い出されて…

    何か手がかりがねぇかと思って無理言って入れて貰ったけど、そういうのはつぐみがもう調べ尽くしちまってるハズだよなぁ。とはいえもう他に当てがねぇし…

    …どこ行っちまったんだよお前。つぐみにも小野寺達にも何も言わねぇで…戻って来ねぇなんてウソだよな。またちゃんと戻って来て皆と一緒に…)

    ニセコイ213ネタバレ

    楽・回想
    (だから手伝ってやってもいいぜ、そのノート作るの)


    (…うお~懐かし~!あいつコレまだ持ってたんだ、友達ノート。クラスに十分なじんでからはとっくに捨ててるんだと思ってた。

    へぇ~なんかちょっとずつ書き足されてんな。人のノート勝手に見んのはどうかと思うけど、もしかしたら何か手がかりがあるかもしれねーし…)

    「そういやあいつオレについては悪口ばっか書いてたんだよな、思い出した。ったく一年の頃のあいつときたらこっちは色々と親切で…」

    楽はノートをパラパラとめくる。

    ニセコイ213ネタバレ

    (……まだ続きがある…)

     

    ノートの続きには千棘の変化が次々と書かれている。

    「…今日は驚いた!!まさかつぐみが転校してくるだなんて…!あいつもやっぱりつぐみを男の子だと思ったみたい。ホントバカなんだから。でも…少しは男らしい所もあるらしい」

    「林間学校へ行って下の名前で呼び合うことを決めた。まだ呼び慣れてないけど悪くないと思う。」

    「今日は誕生日であいつからもプレゼントを貰った。なかなかかわいいと思う。一応大切にしてやらねば」

    「そんな事より鍵…!!もしあれが開いてたらどーなってたか…あまり考えたくない…」

    「大ニュース!!あいつには婚約者がいたらしい…!!もやしったら会った先からデレデレしちゃって…あームカツク」

    「昨日は皆で海に行ってた。でもサイアクだ、なんで私あんな事いっちゃったんだろ…もうどんな顔で会えばいいのかも分からない…もう寝る」

    「今日は文化祭の日だった。まさか私がジュリエット役をやることになるなんて…色々と書きたい事はあるけれど、とりあえずあいつと仲直りできて良かった。明日からはまた楽しい日々が始まりそうな予感」

    ニセコイ213ネタバレ


    「…楽しかったのはお互い様だ…お前、今どこにいるんだよ。皆心配してんだぞ、なんで誰にも何も言わずに消えちまったんだよ…なんでオレに何も言ってくれなかったんだ

    帰って来いよ、ゴリラ女…」

     

    【終業式】
    ニセコイ213ネタバレ


    「なのにまぁ淋しくなっちゃったもんだねぇ…万里花ちゃんがいない、誠士郎ちゃんがいない、桐崎さんがいない

    考えてみたら皆が転校してくる前に戻っちゃっただけなんだけど、どうにも寂寥の念を禁じえないものがあるねぇ」

    るり
    「終業式が終わったらまた皆で相談しましょ、夏休みに入れば私達も自由に動けるし、千棘ちゃんを探す計画も立てないと…」


    「りょ~か~い」

    みんなが盛り上がっている最中も楽は机にうつ伏せになっている。

    小咲
    (……一条くん…)

    小咲は楽にこっそりと話かける。

    「…ねぇ一条君、ちょっといい?」

    ニセコイ213ネタバレ


    「…………え…?」

     

    ■ワル寺さん…!?

    ■ニセコイ 最新214話 ネタバレにつづく…

    このページのトップヘ